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中江滋樹を知ってますか

2012年01月19日 | 歴史

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 どれほど新聞やテレビが、与論操作に力をいれても、

野田佳彦政権の、デタラメさは隠しようがない。

 

 官僚利権政治のムダをはぶいて、財政を健全化する。

 派遣労働を止めさせて、雇用を安定化させる。


 つまり国民の生活が第一と、国民の期待を一身に集めて、政権交代を実現した。それが、三人の民主党首相のやって来たことは、これらの約束をことごとく裏切ることばかり


 冒頭イメージの麻原死刑囚をみて、おいでになった方には申し訳ないです。ある意味期待を裏切っちゃったみたいです。本稿は彼を書かずに、「 兜町の風雲児 」 といわれた中江滋樹氏のことを書きます。ただ何故オウムの教祖を冒頭に出したかというと、似ていませんか。オウムの麻原教祖に。1980年代のバブル期に中江氏は、投資家から預かった数百億円の大金を、着服してしまった。それが今は刑期を終えて、出所しているので彼には 「 氏 」 をつけて、書かせてもらっている。

 

 この頃、左近尉は美術の勉強を、させて貰っていた。


 
森本草介

   しかしなんだか、人々は難しい尺度で、絵とか彫刻その他、道具類をながめているようだった。当時はバブルと言われた次期だった。象徴的なのは、1985年のプラザ合意である。これ以前の日本経済は、円安だったので労働集約的な商品は、アメリカ等にどんどん輸出され外貨を稼いでいた。安いばかりではなく自動車や家電製品は、その耐久性の優秀さ等もあって、「 日本製は高級品 」 との評価も獲得した。なので為替レートが、どのように変化しようが、日本商品のこのような産品は、けっきょくは輸出力が衰えることはなかった。つまり早い話が、日本の工業力が、アメリカや欧州のそれを追い越してしまっていたのだ。為替レートは固着・恒久的な絶対価値の表現ではない。ある時点の相対的な、通貨の交換判断の指標にすぎぬ。なのでどれほど、為替が変動しても、一年以上の長期の貿易の流れをみてみれば、国家経済に打撃を与えることはなかった。

 

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  強い影響が出るのは自国通貨が、あまりにも安くなったときなのだろう。これは貿易商品の、絶対的な劣勢を示している。日本製品は1970年代には、アメリカに追いついていた。貿易の絶対的優位を獲得していた。

中江滋樹 http://ameblo.jp/nakae-shigeki/entry-11582526993.htmlより 中江滋樹

 

 

  なので1980年の始めころでも、美術品などの取り引きは、とても盛んだったのだ。

 この頃は今から、ふり返ればバブル景気の前縁の時季だった。ある青年画商などは、年間に、10億円の美術品を売り上げていた。


 昼食は行きつけの兜町近くの、ビジネスホテルの一階レストランで取ることが多かった。新聞を見ても、ラジオを聞いても、株とか先物商品の話でもちきり。株とかの金融商品と、美術品との違いは、現物としてのリアリティだと思う。金融商品は株券とか、信用の書き付けだけ。ところが絵画などは、買ったならば現物を手にすることが出来る。そのうえ値上がりなんて、実感させられれば、利殖の魅力も加わる。 (ホントかよ。お前さんの語り口は、詐欺師のカタリに似ている。)

 

 中江氏が逮捕されたのが、1985年でプラザ合意の年だった。

  


 人間とは社会そのもの、小生がつよく影響を受けた 『 経哲草稿 』 (ドイッチェ・イデオロギー) には此の様に書いてあった。さまざまな人間の組み合わせ、その諸々の関係総体が人間なのだろう。世の中が代われば人も変わる。その時その時代によって、スポットライトがあたるものが出る。1980年代のバブル期には、「兜町の風雲児」といわれた中江滋樹氏が、ある意味で輝いていた。投資家から数百億円の資金を騙し獲って、1989年には懲役6年の実刑を受けた。

  豆乳の上澄みが凝り固まって、湯葉とか言う高級食材として、ひとびとに珍重される。これと同じように、社会経済の上層に浮き上がった、あぶくが勢いよく踊って世間の耳目を惹きつける。オウム真理教の場合も、マスコミが過激に煽った所為もあり、いろんな人たちが踊らされた。家庭離散どころか人生が途絶、つまり殺された人までいる。


 

 

この記事をご覧の後のほうが、経済初心者には、金融投機の決定的なリスクを理解しやすいかも。
金融商品取引は、詐欺師が強引に引っかけてだます。逃げだそうとすれば、、ヤクザがインネンつけして引き戻す。

 

 さてもう一度、證券などのバブル期の話に、戻ってみる。

 このあと、中曽根康弘首相の税制改革により法人税が42%から30%へ引き下げられた。所得税の最高税率も大幅に引き下げられた。これで国家財政の要、税収は、30%も少なくなった。つまり富裕層に配慮して、減税を行い国家の基礎を掘り崩した。この頃は、『 減税病 』 は初期の発病段階で、病状は顕著にはでていない。

 


 競輪競馬、パチンコ、麻雀にはまった人ならよく解る。

 賭け事なんて馬鹿な事。

                        スーダラ伝説 スーダラ伝説

 でも、ワカッチャいるけど止められぬ。

 そうこうして、5年が経ち、10年がすぎると、病状があらたまる。病膏肓にいる。設備は古くなって、工場は雨漏りがしてくる。熟練の技術者は定年退職で、若い者はパートなどの腰掛けばかりで、新しい製品をつくれる技能などない。
 そこで社長とか役員などの経営陣をみれば、トヨタの財務部門は資金管理を上手にこなして、自分らの給与とか事務所運営コストを稼ぎ出している。なんて神話に夢中になって、金融工学に浮かされていた。それで大馬鹿は、ラスベガスやマカオのカジノに、騙される。財務部門の世間知らずは、うかうかと金融取引の罠に填って、会社に大損をもたらした。
 
 今で言えば、オリンパス の経営陣や、大王製紙の元会長 の状況になる。どんどん深みにはまってゆく。カネは魔物。中井茂樹氏もカネの魔力に負けたのか。株を買わずに、贅沢とか政治家や芸能人との付き合いに、大枚を蕩尽する。


 絶対に儲かるのは、お客を賭け事中毒にして、自分はサヤ稼ぎ。

 ここから前に出てはいけない、やってはならないこと、越えてはならぬ矩が有る。

 しかし、投機したはずの資金まで、懐に入れてしまう。

 これで着服とか詐欺の、刑事罰にふれたこととなる。

 中江滋樹氏は兜町の風雲児から、希代の詐欺師と渾名を変えた。

 

タミフルを飲むように
 タミフルを飲むように  (病院を裏から覗けば)

 

 歴史は繰り返す。それから、20年後にはホリエモンとか、元通産相官僚の金融専門家、村上世彰などと触れこんで、新しい詐欺師が登場した。たちまちにして、亦うたかたの様にはじけて消えた。

 

 是からは国際化の時代とか言うのは、ほんとは嘘だった。

 会社の経営者とかが、金融賭場に通うための言い訳だった。


 オリンパス の一件は、たまたま元社長が白人の外国人だったから、不当な解雇をアタマに来て実態をばらした。これが普通の会社役員とかは、ほとんどが朝鮮キムチ族とかその似たようなもの。鳩山由紀夫・元首相だって、左近尉の見立てでは、キムチ族の範疇なのだ。なので彼らは身内の結束が硬い。処分とか仕返しは、内々で陰湿に済ましてしまう。台湾とか支那も含めて、東洋人の三国人はなあなあで済ましてしまう。なのでオリンパスのような、会社の資産を投機に蕩尽して、大穴を空けた事例は山ほど有っても、表に出ることはない。


 中江滋樹は投資家から預かった、五百何拾億円で株を買わずに、自分の懐に入れてしまった。民主党は国民から預かった 「 期待 」 を果たさずに、裏にまわってせっせとカネ儲けに邁進している。民主党の前幹事長岡田は、経営破綻した日本振興銀行を買い取ったつまり帝国時代の元朝鮮中央銀行を二足三文で買いたたいた、小泉政治とまったく同じことをしているのが、民主党の火事場盗人政治なのだ。銀行を幾つかかませて、借金の貸し借りをデッチあげれば、何億何百あるいは何千億円のカネを印刷したこととなる。

 この巨大な資金にからめて太陽光発電などの、再生可能エネルギーを、その関連法を根拠にして、高値で電力各社に売りつける事が出来る。つまりその濡れ手で粟の、ボロイ商売のケツを拭かされるのが国民なのだ。それで何がナンでも、消費税を倍増して、その盗むべきカネを作らねばならない

 前にも書いたが、泥をかぶるのはドジョウで、美味しいところは岡田屋の倅が、見えないように盗むつもりなのだ。馬鹿野郎の火事場泥棒め!!!

 

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2014-03-02 14:26:59
中江滋樹とある画像はグレート義太夫さんですよw
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Unknown 様へ (管理者)
2014-03-02 21:10:30
画像を直しておきました。
ご指摘、ありがとうございます。
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