そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

レシピ11.リフレインを使ってみる

2021年12月26日 | 三十一文字
2021/12/26
「ペタンクのあとに行きたる成文社休みを忘れ無駄足となる[][]」
「先生に指摘されたる訂正をすべて解決これで行きたい[][]」
「慧ちゃんに合格祝いとお年玉送るに合わせ吾も贈らん[鼠の草紙、歌集、ドリームストーン][]」
「リフレイン 効果と字数相対す使うからには有効であれ[][]」
「実例:ああ皐月仏蘭西の野は火の色す君も雛罌粟われも雛罌粟[][]」
「Q11-1:秋になりかけた日の午後 延々と続くあっちむいてほいが好き
 [『延々と続く』が説明的][]」
「A11-1-1:秋になりかけた日の午後 あっちむいてほいあっちむいてほいが聞こえてくるよ[][]」
「A11-1-2:秋になりかけた日の午後 あっちむいてほいが続くよこっちむいてよ[][]」
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レシピ10.メールを相聞のツールに

2021年12月25日 | 三十一文字
2021/12/25
「年賀状マックスバリューで投函し水汲みおやつ買って帰れり[][]」
「一月分短歌原稿送りたる水越さんはなにされたるや[][]」
「相聞は『好き』ということ短歌にてやりとりをする口説きの歌か[][]」
「恋愛の有り様むかしと変わりたり変わったところ歌にしていけ[][]」
「Q10-1:メールなき一日の終わりため息とやっと届いた『おやすみ』抱く[][]」
「A10-1:メール待つだけで終わってゆく一日やっと届いた『おやすみ』抱く[][]」
「Q10-2:引くことを進むことをも迷ひいて空を見てよとメールを送る[][]」
「A10-2:伝えたい思いは形にならなくて空を見てよとメールを送る[][]」
「Q10-3:眠れぬ夜指先ともすほのあかり迷う親指想い果てなく[][]」
「A10-3:眠れぬ夜指先ともすほのあかり心とともに迷う親指[][]」
「Q10-4:もう二度とかかってこぬと知りながらいつまで消さぬあなたのメモリー[][]」
「A10-4:もう二度とかかってこぬと知りながら 消さないでおく君のメモリー[][]」
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レシピ9.序詞を使ってみる

2021年12月24日 | 三十一文字
2021/12/24
「年賀状約40枚をうちだして明日の朝には投函しよう
 [郵便局は休みだが][]」
「重なれる仕事があって各々を平行にやり二つを終える
 [年賀状、一月分送信用短歌][]」
「序詞はイントロになる言葉にてサビの言葉を導く役を[][]」
「通常は五文字以上で作られる作者の創意試されるとき[][]」
「序詞は高度な比喩の表現と思えばいいか実例を見よ[][]」
「実例た:泣くおまえ抱イダけば髪に降る雪のコンコンとわが腕に眠れ
 [上の句が序詞になっている。佐佐木幸綱][]」
「古典和歌音のつながる序詞も現代にてはイメージによる効果を狙う[][]」
「Q9-1:一滴の淡いしずくが落ちた瞬間トキ波紋がごとく始まりし恋
 [序詞で表せ][]」
「A9-1:一滴の淡いしずくが水面に落ちて広がる恋の始まり[][]」
「Q9-2:偽りの愛を囁く唇はカー・エアコンの薄っぺらな風[][]」
「A9-2:エアコンの風のぺらぺらの唇が嘘ばっかりの愛を囁く[][]」
「Q9-3:出しすぎたハンドクリームと恋心元に戻らないのはさぁどっち?[][]」
「A9-3:出しすぎたハンドクリームもう元に戻らない恋すすむしかない[][]」

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レシピ7.枕詞を使ってみる

2021年12月23日 | 三十一文字
2021/12/23
「短詩型余計な字数費やせる枕詞は使うが難し[][]」
「短くて昔ながらの味添える枕詞もときに有効[][]」
「好例:なめらかな肌だったっけ若草の妻ときめてたかもしれぬ掌は[佐佐木幸綱][]」
「Q7-1:君の声聞こえぬ時の寂しさは漆黒の闇に勝るものなり[ぬばたま/闇、若草/妻、たらちね/母、あしびき/山][]」
「A7-1:君の声聞こえぬ時の寂しさはぬばたまの闇に勝るものなり[][]」
「Q7-2:君編みし白きセーター着ています雪の降る日に富良野にて[ちょっと平坦][]」
「A7-2:しろたえの手編みのセーター着ています雪降る富良野に君はいないが[][]」
「Q7-3:雨の中を濡れて歩くはつこひの終はりてけふは穏やかな風[][]」
「A7-3:ひさかたの雨に濡れをりはつこひの終はりてけふは穏やかな風[][]」
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レシピ8.同じ言葉、表現はさける

2021年12月23日 | 三十一文字
2021/12/23
「散文も同じ言葉や表現の重複するは単調になる
 [繰返しがリズム、こだわりを除いては避ける][]」
「Q8-1:シリアスになれば重荷になりそうで好きというなら明るく軽く
 [『なれば』『なりそう』が重複][]」
「A8-1:シリアスな言葉は重荷になりそうで好きというなら明るく軽く[][]」
「Q8-2-1:幸せな毎日だったと言えるのは『恋』と思える恋をしたから[][]」
「A8-2-1:幸せな毎日だったなぜならば『恋』と思える恋をしたから
 [上の句を直す][]」
「A8-2-2:幸せな毎日だったと言えるのは『恋』という名の恋をしたから
 [下の句を直す][]」
「Q8-3-1:ため息を残し去り行く君の背で置き去りの私と冷めたコーヒー[][]」
「A8-3-1:ため息を残し去り行く君の背に見えぬ私と冷めたコーヒー[][]」
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