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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

葛原-2

2021年12月11日 | 三十一文字
2021/12/11
「宇宙塵かすかに巻きて立つ霧かけものは尻尾シリヲかくろひねむる[橙黄-11/σ][短歌]」
「宇宙塵微かに巻き上げ立つ霧か獣は尻尾隠して眠る[][]」
「沢の辺をかすかにゆける足音アノトあり青雪しづむ月の明りに[橙黄-12/σ][短歌]」
「沢の辺を微かに聴こゆ足音は青雪沈む月の明かりに
 [白い雪を青いと言うはこれいかに][]」
「原始をとめ火を焚くことを知りし日のかの恍惚か背を走るもの[橙黄-13/σ][短歌]」
「乙女火を原初に焚くを知った日の背を走るものあの恍惚か[][]」
「あらそひたまへあらそひたまへとわが呟くいのちのきはも争ひたまへ
 [橙黄-14/σ][短歌]」
「『あらそいなさいあらそいなさい』と吾の呟くいのちの際も争いなさい[][]」
「わが山家朴の粗アラ葉を打ち据うるはげしき雨のなかに目覚めぬ[橙黄-15/σ][短歌]」
「わが山家の朴の粗アラ葉に打ち付ける激しい雨のなかに目覚める[][]」
「水かぎろひしづかに立てば依らむものこの世にひとつなしと知るべし[橙黄-16/σ][短歌]」
「わからなきゃ『水かぎろひ』は水煙のようなものかな穏やかならず[][]」
「さらさらと指間に落つる限りなき土を弄アソびぬこころゆくまで[橙黄-17/σ][短歌]」
「長閑なる畑で土をいじりたり心ゆくまで指間をこぼし[][]」
「たちつくす真昼真日中いづこにか大き隕石落ちたるけはひ[橙黄-18/σ][短歌]」
「大いなる幻影なるか真日中に静かに隕石落ちたるけはい[][]」
「青ぶだう唇クチにふれつつ思ふことおほかたは世に秘すべくあるらし[橙黄-19/σ][短歌]」
「青ぶだう唇にふれ恥ずかしき内緒のことを思いつきたり[][]」
「竹似草しらしら白き陽を翻カヘす異変といふはかくしづけきか[橙黄-20/σ][短歌]」
「異変とは大きな音と衝撃を持つと思えどさにはあらずと[][]」
「竹煮草竹と一緒に煮たならば竹は柔らかくなる由来らし[][]」

 

レシピ-1_味覚に訴えてみよう

2021年12月11日 | 三十一文字
2021/12/11
「五感でも味覚はつとに具体的わかりやすさの王道である[][]」
「愛国心具体的にはどう言えば納得させることが可能か[][]」
「Q1-1:答えるね黄味と白身が分離したスクランブルエッグミニトマト添え
 [ミニトマト添えが付け足しにになっているので][]」
「A1-1:答えるね黄味と白身が分離したスクランブルエッグいまの僕たち[][]」
「Q1-2:君と飲むトムヤンクンの辛さにも想いの痛みを重ねてみたり
 [下の句が直接的、つきすぎ][]」
「A1-2:君と飲むトムヤンクンがいつもより辛い夕暮れ、週末の恋[][]」