時事川柳・読売新聞

12/30
「音たててトヨタ神話が崩れ出す(1月・中山喜博)」
「目覚ましが夜中の二時になる五輪(2月・絹川明男)」
「密約をつついて大蛇でませんか(3月・田中良典)」
「宇宙からママの素敵なメッセージ(4月・生田頼夫)」
「友愛もトラストミーも期限切れ(5月・大高正和)」
「月の石よりカプセルに世界の目(6月・福田操)」
「悔しさとすがすがしさのＷ杯(7月・永渕順一)」
「ヒロシマに世界が集う原爆忌(8月・大城好男)」
「検察に脚本家まで居るらしい(9月・和田静)」
「生還へ歓声が地球を覆う(10月・呉民義)」
「もう一度1から目指す69(11月・宮井智)」
「法相はマニュアル二つあれば済む(11月・森脇基)」
「開門へ農水省はカヤの外(12月・大黒貴)」

万葉集#8.1653

12/29
「今のごと心を常に思へらばまづ咲く花の土に落ちめやも
(縣犬養娘子アガタノイヌカイノイラツメが、梅に依ヨせて思ひを発ノぶる歌一首 #8.1653)」

「今のように平常心を保つならまず咲く花がどうして落ちるか()」