万葉集#8.1556

10/19
「秋田刈る借廬カリホもいまだ壊コボたねば雁が音寒し霜も置きぬがに(忌部首黒麻呂が歌一首 #8.1556)」
「秋の田の借廬カリホもいまだに壊さずに雁の音寒い霜も降りそうだ()」

四コマ短歌

10/19
こんなことを考えた。名付けて四コマ短歌と言うものである。新聞で四コマ漫画が連載されているが、それと同じようなもので言いたいことを四つの短歌でまとめる、と言うものである。
このアイデアが実を結ぶか結ばないかはわからないが、小川洋子さんのことを考えていてスーッとでてきたものである。いま<原稿零枚日記>なるものを読んでいるが、その日記は自らを<あらすじ作家>と称する人の日記である。そのなかで妄想を思いっきり広げていき、最後に<原稿零枚>と締め括るのである。その妄想が味わい深く、この妄想の真似事をして面白いものができないかと考えたのである。