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「八月には六条院ができ上がり皆で移れる各々町へ()」
「各々の館にありし池や山好みを聞きて造りかえたり()」
「五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香りぞする(古今集)」
「彼岸ころ花散里と紫がまずは移れる混まないうちに()」
「五、六日あとに動ける中宮は質素といえどたいそう立派に()」
「九月になりて中宮紫に紅葉送れる箱蓋に乗せ()」
「心から春待つ園はわがやどのもみぢを風のつてにだに見よ(#163)」
「風に散る紅葉はかろし春の色をいはねの松にかけてこそ見め(#164)」
「常磐なる松の緑も春くれば今ひとしほの色まさりけり(古今集)」
「プレゼント紅葉の消息憎らしく春になったら花で答えを()」
「十月に明石の君を移らせりいろんな作法丁重にして()」
「八月には六条院ができ上がり皆で移れる各々町へ()」
「各々の館にありし池や山好みを聞きて造りかえたり()」
「五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香りぞする(古今集)」
「彼岸ころ花散里と紫がまずは移れる混まないうちに()」
「五、六日あとに動ける中宮は質素といえどたいそう立派に()」
「九月になりて中宮紫に紅葉送れる箱蓋に乗せ()」
「心から春待つ園はわがやどのもみぢを風のつてにだに見よ(#163)」
「風に散る紅葉はかろし春の色をいはねの松にかけてこそ見め(#164)」
「常磐なる松の緑も春くれば今ひとしほの色まさりけり(古今集)」
「プレゼント紅葉の消息憎らしく春になったら花で答えを()」
「十月に明石の君を移らせりいろんな作法丁重にして()」