伏見院 2006年12月08日 | 日めくり帖 12/8 「雪もくだり水もこほるやあめ土のさむきをうくる心なるらむ()」 「鎌倉に権力取られ寒き冬ぼやきも出たる伏見院かな()」 「伏見院『玉葉集』を撰集す時代の中で光りを放つ()」 「この頃の歴史背景いかなりし暇を見つけてトライをせんか()」
恋歌#035 河野裕子 2006年12月08日 | / 「恋の歌百首」から 12/8 「たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてくれぬか()」 「NHK短歌の撰者河野さんこのおおざっぱわれは好きなり()」 「立ち読みす宮柊二さん射竦める眼をして彼女眺めていたと (彼女が何かの賞を受賞したとき、バーティーで)」
恋歌#034 谷岡亜紀 2006年12月08日 | / 「恋の歌百首」から 12/8 「文明がひとつ滅びる物語しつつおまえの翅脱がせゆく()」 「文明が滅びる話聞きたけれしかしわたしは服は脱がんぞ()」 「何となく蜻蛉の羽根をむしり取る残酷さあり許されるのか()」 「触れもせで熱き血潮の鉄幹と対極なせりこの色男()」