2007/04/09
「人もをし人もうらめしあぢきなく世を思ふゆゑにもの思ふ身は(後鳥羽院)」
「いとおしく又恨めしく人思い味気ない世ともの思うわれ()」
「威勢いい後鳥羽の割に地団駄を踏んでいるらし様子が見える()」
「後鳥羽院『新古今集』の実質の撰者であって優れた歌人()」
「その院の数ある名歌さしおいて『あぢき』の歌はみすぼらしきと()」
「ここに又不信の歌が紛れ込む後鳥羽の歌の目的はなに?()」
【意味】人を愛おしく思ったり、人を恨めしく思ったりして、この世を味気ないと思うのか、色々思い悩んでしまうわたしです。
2014/11/29
「人も愛し人も恨めしあじきなく 世を思ふゆゑにもの思ふ身は(#099 後鳥羽院)」
「【訳】あるときは人も愛しいと思い、あるときは恨めしいと思う。あじきないこの世を思ふために物思いに悩むことが多いわが身です()」
063 「今はただ思ひ絶えなむとばかりを 人づてならでいふよしもがな(063 左京大夫道雅)」
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「平静を装いたれど院怖し 世を思ふゆゑにもの思ふ身は(付句遊戯-#099)」
「後鳥羽院安徳天皇次ぐ人も色々物議もちたる人と(在位が重複しているとか、三種の神器のない天皇とか)」
「院政を三代の間も敷いていて絶対的な権力示す(二十三年)」
「和歌にても三十人に百首づつ千五百番歌合わせする(空前絶後)」
「この歌は33歳院政の真っ只中で悩まれていた(九年後に承九の乱)」
「後鳥羽院藤原定家と分裂は新古今集の方針違い()」
「定家も院の呪いを恐れてかこのかるた歌密かに院に()」
【参考】
「大医術狒々ヒヒの心臓あぢきなく 世を思ふゆゑにもの思ふ身は(安野光雅 #099)」