2015/05/25
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ファミリー・ヒストリーをまとめようと考えている。きっかけは、孫・慧士朗ができたことにより家系もどきを残したいと、かねがね考えていたことを実行に移すことである。
そのために知りたいことを語れる人が少なくなってきたことも要因のひとつである。90才を越えている綾子・敏子の叔母姉妹が適任だが、あとは始めてみないとわからない。
市役所で戸籍謄本、除籍謄本を順次遡る。ただ、三代遡ると明治を越えて江戸に入ってしまう。役所では明治を越えた除籍謄本は残っていないらしい。あとはお寺の過去帖に頼るしかない。
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2015/05/25
家訓というか、垂訓というか人生の中で生きていくのに役立つ言葉というものを残していきたい。息子や娘はもう成人したので、今さらである。自分の子供を育てる中で、水君を垂れたり、悩んだ時に参考になるようなことを相談されたことも、云ったこともないように思う。そんな私が家訓、水君を垂れていいのだろうか。
子供の方からすると、人間としての親がどんな人物なのかを知りたいと思うような時期が来るかもしれない。親の方は何となく恥ずかしくって、人生訓を説くのはできないものである。そこで、書いたもので残せば後で読んでもらうという形で伝えることができる。
されでは、どんな垂訓を垂れるのか。ヒントになるような家訓の本や経営哲学の本を参考にまとめていこうとするが、本の内容を書き写す方法でいいのだろうか。もちろん否である。やはり、自分で歩んできた人生とその教訓を直接語ってこそ価値がある。ただサラリーマンとして過ごした私は、会社で出世したわけでもなく、大きな事業に携わることなく、また、これといった偉大な人間になったというわけでもないので、重みはない。ただ、そこそこな人生だったと思うので、少しだけものを言っても許されるような気もする。
それでは………
2015/04/29
子規で遊ぼう-------------------2015/01/08
シェイクスピア・メモ-----------2014/12/10
詠いなおそう-------------------2014/11/07
思考のトラップ-----------------2014/10/10
語呂合わせの整理---------------2014/09/19
俳人・諸久について-------------2014/08/29
一青窈の歌の短歌変換-----------2014/07/01
2015/01/08
『笑う子規』正岡子規著、天野祐吉編、南伸坊絵、平成27年1月10日第1刷発行、本体価格700円、を購入。今日は1月8日だから、正式には発売前である。今年から時事川柳に封印をしたので、いい遊び道具と思い買ったのだが、『はじめに』で天野祐吉さんが言っているように、子規は凄まじい痛みにさいなまれながらも『明るい子規さん』『笑う子規さん』だと考えている。24,000程ある子規の俳句のなかでも、特におかしみの強い句、笑える句を選んで、南伸坊さんと一緒に自由に遊ばせてもらったのがこの本であるとのこと。わたしもここに加えさせていただくことにし、『語呂合わせ』のネタにしようと考えている。
天野祐吉さんは先頃亡くなったので新刊ではない。巻末に2011年9月に筑摩書房から刊行されたものを再編集したとあると…。
ボチボチ終わり始めるがページを開く前にすでに表紙・帯に句がある。
「枝豆ヤ 三寸飛ンデ 口ニ入ル()」
「口紅や四十の顔も松の内()」
背景はわからないけれどとりあえずあげておく。
2014/12/10
先日BS世界のドキュメンタリーで『シェイクスピア』を取り上げていた。シェイクスピアの肖像画が真の肖像画でなく、でっち上げだという。確かに、あの肖像画はあまりに貧弱でなにか裏がありそうにも思っていた。一介の毛皮商人が、貴族のような肖像画を描かせていて残っているというのではない。あの肖像画は少しおざなりな感じで、本当に偉大な作家の姿を伝えようとしているのかよくわからない。では、生きたシェイクスピアの足跡はと尋ねてもすんなり正体を現さない。いろんな人が、シェイクスピアの伝記を書こうとして調べていくと、謎が入り込み確定した姿を現さない。結局いろいろな姿が伝記作家により提示され、本当の姿がぼやけるらしい。シェイクスピアの資料に関しては、公的なもの、言い伝え・伝説的なもの、彼に関して他の人が書いているもの、という3種類のほかに、作品が遺書だという人もいる。作品から作者の姿を描こうとする動きもある。
シェイクスピアが生きた時代はスペインと対立しており、ある意味緊張した時代であったらしいが、賢明なエリザベスは柔軟に対応し、内政的にも少し安定した時代のようだ。文化的にも少し遅れたルネッサンスをむかえていたらしい。エリザベスはシェイクスピアの作品が上演されるにあたって寛容であったようだ。現代のようになに不自由なく表現できる環境ではなかったようで、内容によっては命がけのことも逢ったらしい。作者は表には出てこないというのが普通であったらしい。その点、シェイクスピアは実にうまくやっていたらしい。ちまたで言われているような一介の商人(ビジネスマン)ではないという人がいて、その人はエリザベス女王のすぐそばの人だという説もある。
話は変わるが100分で名著で『ハムレット』を取り上げて今放送中である。2014年の今年は、シェイクスピアの生誕だか、没後だかの記念のとしに当たっているらしい。最近気になることとして、ハムレットという発音が、なんか英語の発音からずれていていわくありげに思えてならない。説明できないがなんか変である。
ラム兄弟の『シェイクスピア物語』、岩波ジュニア新書、中野好夫氏の『シェイクスピアの面白さ』、中野氏共著の参考書、文庫の各芝居、『ソネット集』等を紐解こうかなと思うこの頃である。