8/16
お盆には網戸張替え集中し五六ヶ所ほど行えり最初は慣れぬ作業だが三面・四面張るうちに手慣れて金がとれるほど上達してはプロの域あまり張りすぎ網足らず買い足しいよいよわが部屋のボロホロ網戸を修復すさらに障子も雨に濡れ変色しては破れるをこれも直さんこの機会秋にはガラス戸開け放ち月と虫とをたのしまんそういやこの前庭の木をスッキリ散髪したあとの葉っぱを集める熊手なく己の柔手でかき集めこりゃかなわんと熊手買うこと思いだしまかなえりさて今日は送り火で京都じゃ今夜大文字いまだ暑さは引きやらぬ連日連夜三十度越え三・四度体温までは至らぬもそれに近づく温度なりなんとかならんかこの温度早く涼しくなることは世の中皆が望めるもいま少しだが辛抱をせん
八月も今日は迎え火する日なり朝から部屋を片付けて仏壇前にお供えを飾るスペース作りたり普段はなかなか面倒をみることもなく過ごしては線香させる仏具とかろうそく立てもくすみたり真鍮磨く磨き粉を探して磨こう仏具など最近われはゆとりない日々を過ごしてご先祖や仏さんには縁遠い日々を過ごして反省す今年は週末送り火の日まで休みをとっていて悔いないお盆を過ごさんか母が残した禅宗の日常勤行テープありそれを焼きたるDVDわれの代わりにパソコンにセットをしては経読まん
昼からわれは甲子園母校が出場果たしては応援せねばなりませぬ相手は花巻東なり今を話題の二刀流大谷選手輩出の強豪なりし花巻にたぶん負けるがそれはそれ暑さ対策万全に甲子園にと出掛けたり今日はスタンド満員で人の流れで球場に入ればそれはライト側外野席にて観戦も彦根東は三塁の陣地なれども仕方なし後ろの叔父さん拍手せば花巻東の人らしいわれの右横女の子彦根東の応援す帰りの混雑懸念して八・九回を見ないままわれはあとにす甲子園たぶん負けるもビデオにて視点を変えて観てみようそれにつけても応援の赤いTシャツ夏の日に先陣切れず敗退しかれらの夏は終わってしまう
8/11
旧暦が気になり出してしばらくは経っているけどわれはまだ深い理解にいたらないそもそも違いは太陽と月を基準の暦だと言えば簡単しかれども天文的には複雑かそもそも地球は太陽の系に属して太陽を周回したり一年でさらに地球は自転もし昼夜を作るしくみありさらに夜にはお月さん地球を回る衛星で地球を映して満ち欠けす0の状態新月で1の状態満月で010のこの周期約30日がかかりたりすなわちこれが一ヶ月太陽暦では一年の365日に日が足りず余りをいかに処理するか月に凸凹作ったり閏月など考えて太陽暦は出来上がるさて旧暦は月だけで作るにあらず太陽の一年毎の四季などを取り入れつくる太陰と太陽暦の融合をした姿なり日本では微妙な変化を大事にし半サイクルを『節気』としさらに節気を三つにわけ細かすぎるが五日毎変化表す『候』作るかように細かく分けたればピッタシカンカンならずとも大きく見ればずれながら帳尻が合い日本の風情楽しむ気質には合うことならんこの気候古代中国よりきたりただ日本ではアレンジを文化熟れたる江戸の頃季節に合わせ行なえりたとえば今は立秋で蜩ヒグラシ初めて鳴く頃も今年は連日猛暑にて気温の記録塗り替える四万十市等は大騒ぎこんな中だがひっそりと寒蝉なりしヒグラシやツクツクホウシが出番待つ新暦育ちは皆蝉は夏に鳴くのと決めおるが旧暦育ちの古人は秋立つ頃に鳴く蝉をちゃんと分けおり繊細か色々云いしところだが新暦正月何候か答えは冬至の三回目六十六候雪の下麦が芽吹くという頃にわれらは正月祝いたりそれじゃ昔の正月は立春一候東風コチ吹いて氷も解ける頃らしい確かに二月は少しだけ春を感じることもある
8/8
三ノ宮センター街の外壁に時刻と温度の表示ありまだ八月も始まったばかりと言うに毎日が蒸し風呂に入る心地すれビルに入って涼しさに一息つきて出るときはムワーッと熱気が襲い来るこんな季節は今だけと痩せ我慢して過ごせれどあまりの暑さにへたれけり若きはいいが老いたればこの炎天下動く人われとは違うからだ持つ生き物なりと思いたりさて今日からは始まれる甲子園では球児らが暑さの中で頂点をめざし戦う夏祭りいつもは外から眺めるも今年はわれも当事者で母校が初の出場を果たして来たる甲子園三・四年前にも母校は出場す春選抜は推薦の21世紀枠にて出てきたり応援いけばピッチャーが足を痛めて継投がうまくいかずに打たれけるしかしナインは堂々と戦っていたわれらみな誇りに思い感謝するさて念願の夏出場相手は花巻東なりたぶん相手は野球校今は西武で活躍の菊地雄星輩出の賢治さ故郷花巻は3.11被災地の岩手県なりいかにして戦い進むかわからねど是非勝ってほし母校には勝てばその都度応援は万難排し駆けつけんかくたる機会なきと思えば
8/7
8月7日の新聞に派遣法の記事が出ていた。ボヤーッとしかつかんでいなかったが、今までは専門26業務については期間制限がなく、それ以外は最長3年勤務となっていた。それが、専門26業務の垣根をなくし、普通に無期限契約というのができるらしい。また、正社員の雇用に支障が出た場合は、派遣振り切りというのをしていたが、これからは労使相互間で協議の上、打ちきりか最長3年まで務められるというものに変わるらしい。
終身雇用というのと、年功序列というかってのパラダイムはなくなったが、最近の雇用状況はどこか問題があると思う。個人的にかんがえるところは、
(1)会社の経営環境は厳しく、日々変化の中で生き延びていかなくてはいけない(固定費は削減したいという経営課題)
(2)社員は愛社精神を持ち変化に立ち向かう必要がある(基本的には、派遣社員にそれを求めてはいけない)
(3)個人も会社も社会の富に貢献しなくてはいけない(税金・年金を払って、できれば結婚をして子どもをなして未来社会につなげる)
(4)国家間のバランスとかあるのだろうが、このかじ取りは政治なので、中庸の政治をしてほしい。
(5)働かざる人食うべからず、という原理原則は生かしておきたい(働きたい人が働けないという現象はどうも?)
(6)こう考えていくと、人というのはいろいろな考えを持っているので御しがたいものだなあとつくづく思う
(7)そういうところでの教育の重要性というものを改めて思う
(8)仕事が楽しいのに辞めさせられるという不安があるのは、納得できない。やめても、次の再就職ができる環境がぜひ必要
(9)企業は、雇用に対してキチキチデなく少し余裕というかむだな部分も織り込んでほしい
(続く)