goo blog サービス終了のお知らせ 

そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

能百番〔074 花筐ハナカタミ〕

2008年03月31日 |  / まんが能百番
3/31
「ある時に皇子が急に即位にと都に召され登り行くなり()」
「残された照日姫にはお別れの手紙と花筐とを託し置かれる()」
「継体の天皇となりある秋に紅葉狩りにと出掛けられたり()」
「物狂いなりし照日は都へと上りあいたり御幸の列に()」
「お付きから打たれて落とす花筐何をするかと非を咎めたり
(天皇からもらった花筐だと訴える)」
「天皇は照る日に命ず踊ること自ら調べば花筐なり()」
「謡いには武帝と夫人の相愛の故事披露して照日とわかる()」

能百番〔073 鉢木〕

2008年03月29日 |  / まんが能百番
3/29
「歌にある松はもとより常磐にて薪となるは梅桜()」
「旅の僧佐野の辺りで大雪に遇い一軒の家に宿乞う()」
「留守をする妻は答える主人待て言いつるところ主人が帰宅()」
「いったんは断りたれど妻がいい後を追いかけ呼び戻したり()」
「粟飯でもてなしをして秘蔵なる鉢木をくべて暖とらせたり()」
「名を問えば佐野源左衛門常世だと名のりて覚悟話して聞かす(いざ鎌倉の覚悟)」
「その後に時頼の軍召集のお触れがあって常世も参ず()」
「時頼は常世のことを二階堂某使い探させるなり(僧はその二階堂であった)」
「旧領地戻され鉢木のお礼にと三つの庄も賜れるなり()」

能百番〔072 半蔀〕

2008年03月27日 |  / まんが能百番
3/27
「半蔀は光源氏と夕顔のつかの間の恋語る能なり()」
「夏終わり仏間の花をねぎらえば女現れ白い花供う(雲林院の僧)」
「花の名を問えば答える夕顔と昔五条に住みし亡者と()」
「所のものに聞けば源氏と夕顔の恋物語聞き弔い勧む()」
「やがて僧五条あたりに行ったなら草ぼうぼうの家がありけり()」
「中からは女の声が聞こえたり声をかけると半蔀ひらく()」
「半蔀の中からでたる夕顔はなれそめ語り舞い踊りたり()」
「夕顔は源氏と外で逢いたればもののけが憑き急死をしたり()」
「夕顔は半蔀に消え目覚めたりさっき見たのは夢の出来事()」

能百番〔071 橋弁慶〕

2008年03月26日 |  / まんが能百番
3/26
「この能は子方の舞える牛若のデビューの能の役目をしたり()」
「弁慶が五条天神丑の刻詣らんとすりゃ不穏な噂()」
「人斬りの噂を聞いて一旦はやめんとするが退治にいけり()」
「橋近く化生のものに斬られたと噂広がる牛若丸と()」
「弁慶が橋で女とすれ違い長刀の柄を蹴りあげられる()」
「戦うが牛若丸は身が軽い翻弄されてついに降参()」
「感心し牛若丸の家来にとなってついていく彼の邸へと()」

能百番〔070 羽衣〕

2008年03月24日 |  / まんが能百番
3/24
「三保に住む漁師白龍帰れれば音楽聞こえいい匂いする()」
「見まわせば松の枝には美しい衣がかかるを取りて帰れる()」
「後ろから女が呼びてその衣私の物だ返してくれと()」
「打ち明ける私は天女その衣なくば天にと帰れない()」
「白龍はあまりに哀れ返さんが変わりに天女舞って見せてと()」
「天人は羽衣まとい踊りたり天の様子や三保の景色を()」
「礼をいい駿河舞など舞ながら次第に昇るもときた天に()」