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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

能百番〔079 二人静〕

2008年04月05日 |  / まんが能百番
4/5
「この能の静御前は義経の愛人なりき愛を貫く()」
「吉野なる勝手明神神職は下女を迎えに下人を遣れる()」
「若菜摘む下女のところに現れる一人の女頼み事する()」
「神職に自分の弔い頼みたり疑う場合あなたに憑くと(言って消え失せる)」
「帰った後事の成り行き話すとき疑いたれば静が憑けり()」
「神職が聞けば静と答えたり判官殿に仕えしものと()」
「それと知り供養を約し神職は静に舞を所望をしたり()」
「菜摘女が能装束を身につけて舞えば現る静御前が()」
「二人して寄り添うように舞いながら語る吉野や鎌倉のこと()」

能百番〔078 藤戸〕

2008年04月04日 |  / まんが能百番
4/4
「盛綱は藤戸海峡に浅瀬あり馬で渡って武勲をあげる()」
「恩賞に児島賜り国入りし領民の声聞く場設ける()」
「老婆きて子が殺されたと恨みいうわれは知らぬと盛綱否定()」
「ほんとうは浅瀬のことを教えたる漁師を殺し秘密を守る()」
「泣き叫ぶ老婆を送り反省し漁師の供養す自ら読経()」
「ややあって漁師の霊が現れて恨みの様子を語りて踊る()」
「踊るうち心鎮まりこの度の供養を感謝やがて消えいく()」

能百番〔077 富士太鼓〕

2008年04月03日 |  / まんが能百番
4/3
「富士という太鼓たたきが宮中の管弦会に出演望む()」
「それを知り楽人浅間が富士殺す知り合い来れば我に知らせよ()」
「富士の妻娘と共に訪ねきて事実を知って嘆き悲しむ()」
「形見なる兜と衣を身につけて太鼓が敵と打ち鳴らしたり()」
「娘にも太鼓叩かせ踊るうち霊がついたり狂い舞うなり()」
「狂乱の心もやがて鎮まりて形見を置いて郷に帰れる()」

能百番〔076 百万〕

2008年04月02日 |  / まんが能百番
4/2
「曲舞は能に先立つ踊りなりその名人の百万が主に()」
「里人が捨て子を連れて清涼寺大念仏会にとやって来るなり(吉野の里人)」
「門前の者は百万呼び出して念仏音頭踊らせ見せる()」
「牛車ひく様見せながら仏さまわが子に会わせとお願いをする()」
「つれてきた幼児はいえる物狂いわが母なりと訴えにけり()」
「里人は百万に聞くその理由なんで狂女になりしことかと()」
「落ち込める百万鼓舞し法楽の舞を踊れる語りながらに()」
「本尊の釈迦を讃えて誓いしつ群衆の中わが子探せり()」
「違いなし幼子会わす百万に親子再会二人喜ぶ()」

能百番〔075 班女〕

2008年04月01日 |  / まんが能百番
4/1
「野上宿遊女花子はある時に吉田少将と契ることあり()」
「花子ちゃん追い出されたり宿の長形見の扇持ちて出ていく()」
「その秋の帰途に立ち寄る少将は花子に伝う都に来いと()」
「都では家来に『班女』と揶揄されて舞い狂うよう命じられたり()」
「形見なる扇を使い独り寝の寂しさ思い狂い踊れる()」
「少将は狂女が花子と気付きたり扇を合わせ再会を賀す()」