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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

能百番〔007 井筒〕

2007年11月12日 |  / まんが能百番
11/12
「井戸端で背比べをした二人だがやがて結ばれ愛を貫く(筒井筒:幼なじみ)」
「井筒では死んでも夫を慕いたる幽霊が舞う『無幻能』にて()」
「旅の僧在原寺に立ち寄って業平と妻供養をしたり()」
「里女花と水持ち墓参り聞けば話せる業平のこと()」
「話し終え実は私は有常の娘だといい姿を消せる()」
「旅の僧その晩寺に野宿する夢に出てくる業平の妻()」
「業平の形見の衣装を身にまとい業平偲び舞をまう()」
「井筒には往時の姿を写し出し懐かしそうにながめいるなり()」
「夜が開けて旅僧の夢も覚めたけど時空を越えた愛はあるらし()」

能百番〔006 一角仙人〕

2007年11月11日 |  / まんが能百番
11/11
「日本か唐のことかは知らないが一角仙人いう人がいた()」
「名のとおりおでこに角が一つあり顔は木の肌凹凸だらけ()」
「雨降らず占いすれば仙人が龍神二匹岩屋に入れる()」
「龍神を助けるために村人は酒と女で仙人酔わす(旃陀夫人の酌で)」
「龍神を封じ込めたる岩屋鳴り龍は出できて仙人倒す()」
「喜びて二匹の龍が天昇りやがて雨降る民等喜ぶ()」

能百番〔005 海人〕

2007年11月10日 |  / まんが能百番
11/10
「ある海女と房前大臣親子なり母の供養をする話なり()」
「志度の浦母が終焉聞きて知り追善のため浦に赴く()」
「海女にあう海松布を取れと命じれば海女は話せる龍宮のこと()」
「この海女は宝の珠を龍宮に奪われたけど取り返すなり
(房前を大臣にする約束をして命と引換に)」
「この海女は母の霊なり弔いの手紙を託し海中に消ゆ()」
「手紙読み供養の法華経唱えれば龍女現れ喜びをいう()」
「法華経の功徳を称え唱明の声で成仏報告をする()」

能百番〔004 敦盛〕

2007年11月09日 |  / まんが能百番
11/9
「源平の一の谷での合戦で命落とせる敦盛のこと()」
「直実は若武者なりし敦盛を打てれば笛が懐にあり
(青葉の笛、敦盛16才のこと)」
「直実は蓮生法師と出家後は名のりて供養敦盛のこと()」
「一の谷蓮生いけば笛の音が何処とはなし聞こえ来るなり()」
「やがてでる亡霊になり敦盛が話す平家の栄枯盛衰()」
「己が身やかっての敵を呪えるもやがて消え去る回向を頼み()」
「この能は世阿弥が書きし可憐なる修羅能といい人気があった()」

能百番〔003 安宅〕

2007年11月08日 |  / まんが能百番
11/8
「頼朝に追われて逃げる北陸の安宅の関で悶着があり()」
「山伏に身をやつしたる義経等主従は旅す勧進のため
(焼き討ちされた東大寺の復興勧進のためが理由)」
「弁慶が富樫に読める勧進帳迫力もありその場を逃る()」
「富樫から慰労のための酒とどき酒宴を開き弁慶舞える()」
「別れ告げ早々にたつ安宅なり陸奥の国へと道を急げり()」