暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

鮭、花野菜、ジャガイモ

2019年04月10日 23時39分51秒 | 喰う

 

癌が再発してから喰い物の種類が変わってきた。 好みは変わらないものの胃が受け入れるかどうかが喰いものを決める基準となっている。 

それまで白米、パスタの類が主食だったものが胃に重すぎて屡々受け入れられないからパン、ジャガイモにシフトしている。 パンやジャガイモは胃に優しく20%しかない胃には当然多くはないもののすんなりと入る。 毎日3回タンパク質とカロリーのサプリメントを摂り、できるだけタンパク質、高カロリーの材料を献立にとの工夫を何時も家人は頭において調理してくれている。 それらは牛肉、魚、高たんぱくの野菜などを摂り入れての献立となる。 幸いなことに毎食牛肉でも構わない嗜好となった今ではステーキが屡々食卓に上り、ローストビーフは毎日朝食のトーストの上に乗る。 ステーキが屡々食卓に上がると書くと贅沢に響くが、肉屋で買う上質のステーキ肉でも我が家で3人分、400gほどが1500円ほどだから日本のスーパーのものより数段安いはずだ。 だから日本に行く観光客がスーパーで価格表を見ると肉や果物の値段に眼を剥くのは常に言われることだ。  

そして今日の献立は鮭をシェリー酒と醤油、セージにディルといった香草でマリネにしてオーブンで焼き上げたものにカリフラワー・花野菜をゆでたもの、タルタルソースにディルを混ぜたソース、ジャガイモを茹でたものという簡単なメニューだ。 ただ、魚や鶏肉は微妙なもので柔らかくなければ胃は受け付けない。 特に鶏肉はそうするのが難しいから今はもうほとんど食卓に上げない。 魚にしても焼きすぎるとパサパサになって胃が受け付けない。 だから今回もオーブンで表面が焼けて中に火が通ったところで取り出して、ほぼ生に近い感触でなければ喰えない。 写真は自分の適量でこれは通常人の約半分の量だと思う。

ステーキでも同じことだ。 厚い肉を買ってきて手早く両面を焼き、肉汁を閉じ込めオーブンで肉の内部温度が55℃まで上がるまで待って取り出す。 レアに近いミディアムにして、余ったらローストビーフ風に喰えるようなものがいい。

 



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