暇つぶし日記

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ソーセージ、赤キャベツの煮もの、そしてジャガイモのピューレ

2019年03月21日 23時49分28秒 | 喰う

 

昼に友人と市役所の下にあるレストランでトリュフのリゾットをシシリアの白ウィンで喰ったから夕飯には何がいいと家人に聞かれてジャガイモのピューレーが喰いたいと言ったら出てきたのがこれだった。

肉屋の自家製のソーセージ、八百屋で買った赤キャベツを刻んで初めバターで炒めそこに煮物用の林檎と干しブドウ、シナモンを加えポートワインで煮込んだものにレモン汁を落とす。 それにジャガイモを茹で、それを潰して塩コショウ、バターにクリームを混ぜ、スイスのグリュエールチーズをおろしたものを加え捏ねて香りづけにチャイブを刻んだものを振りかけ混ぜたものが本日のピューレだ。

昼のリゾットは半人前を頼んだのに20%しかない胃には重かった。 グラスワインも空のグラスをもらって初めに友人に自分のグラスの7割を注ぎ助けてもらった。 それでもすこし酔った。 だから今の自分にはパンやこのようなジャガイモを潰したものが胃にすんなり入り、自分の食生活の嗜好がらっと変わったことを実感する。 それまでは百姓腹で白米、饂飩やラーメン、パスタがパン、ジャガイモ以上に好みだったものが今では胃に重すぎこのようなものになる。 胃の状態が嗜好を決定するのだ。 けれど美味くなければ喰えないのだからこんな胃になってパンやジャガイモの美味さを発見した気分にもなっている。 赤キャベツの煮ものがピューレとソーセージの味を引き立て昔ながらのオランダ料理が伝統となった訳が分かる献立だった。 自分の胃が100%だったらこれをオランダの百姓腹でビールと共に少なくともこの量の3倍は喰っていた筈だ。 

 



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