暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

Utrechtの南、Woerdenのあたりを20kmほど歩いた

2011年10月02日 00時04分31秒 | 日常


夕食後家人が、明日の土曜日も天気がいいからどこかに歩きにいかない? と言うからこちらも別段用事も無く歩くことには異存が無いからこのあたりでまだ歩いていないところをネットで捜したものの思わしいものがなく、本棚のウォーキングマップの中から選んだのがUtrechtの南、Woerdenの駅から歩き始めて運河、牧草地を抜け小さな村を幾つか通過する20kmほどのコースだった。

今まで昼飯はその土地の村のカフェーでメニューから一つ選びビールかワインでランチにするという楽しみがあったのだが持病の小麦製品と運動の複合急性アレルギー体質だから食事は自分で持っていかねばならず小麦製品をつかっていないものは普通のカフェーやレストランではないから結局は自分で握り飯を作って持っていくぐらいしかないので前夜、キムチの入った握り飯を海苔で巻く、といったことをすることになり今までに比べて準備が面倒なのだがそれでも田舎を歩く楽しみには換えられず結局そういうことをやってどこか途中の草地のベンチでアルコール抜きのおにぎり弁当を開くということが通常になる。 それは2年前のオーストリアアルプスを歩いたときから始まっている。

考えてみるとこの前歩いたのは今年の早春辺りではなかったかと思う。 アムステルダムの縁を東から南側に廻るウオーキングコースだった。

「二、三年ぶりにアムステルダムの東南を18kmほど歩いた」と2月の7日のことを記しているが
http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/61571917.html

しかしそれまでに6月の初めにフリースランドでの小バカンス10kmほど歩いている。
http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/61892212.html

だから今年は今回が3回目で今のところ合計58kmほどにしかなっていない。 夏休みは日本に帰省していつものアルプスや近隣諸国をあるく、ということを夏のバカンスでやっていないからなのだが、家人の方は友人グループと春にフランスのノルマンディー地方の海岸を1週間ほど歩いて120kmほどは歩いているし冷夏には雨の中一人でオランダを何回か歩いて100kmを越しているというから彼女は今年はもう280kmほどになっている。

別段歩いた距離のコレクションをしているわけではないのだがそれだけ日常から離れて自然の中を歩くという経験の蓄積の量がこれで目安になると思う。 けれど自然といっても今回のコースは何百年かのあいだに耕され形作られた古い牧草地をぬって歩くのだから郊外で人がいないというだけの平らなところを歩くコースなのだ。 基本的にはうちの近所を歩くのと変わらない。 ただ通過する村やそのあたりは歩いたことがない、というだけのことだ。

Woerdenという町はこの15年ほど毎年5,6回は出かけているのだがそれは自分の道楽である古式銃射撃の地区大会がその町の射撃クラブであるからで今日の出発地点である駅からはあまり遠くないし、駅から近い城には知人の写真展に出かけたこともありそれは去年の7月に「Ed van der Elsken が日本で撮った写真展に行った」として次のように記している。

http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/60838951.html

だからこの町は自宅からは50kmほど離れているけれど身近な町だ。 だから駅から始めてその北の郊外をぐるっと時計回りに廻ってくるのも面白いだろうということと朝10時に歩き始めて3時ごろ町の中心地に戻ってくれば土曜の青空マーケットをぶらぶらできる楽しみもあるとの計算も働いていた。

オランダの内陸部ではこの日9月1日としては史上最高の25度を記録したとニュースで報道されていたが快晴の下、心地よい一日を過ごすことが出来た。





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