暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

垣根を刈った

2016年09月21日 19時36分41秒 | 日常

 

3か月前に同じ題でここに書いている。

http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/65212062.html

オランダ名が Liguster、英名が Privet, 和名がイボタだというのは3か月前の日記を見て思い出した。 生垣だの垣根だというだけで名前など右から左に忘れてしまうものだがそんな風にして1年に2、3度刈って終わりだから手入れといってもそれだけの簡単なものだ。 本来ならそのままあと2か月放っておいてから小枝だけの丸坊主にするのだが日頃何もすることのない年金生活者になってから細かなことにも目が行っていよいよ定年老人だと自分で思いながらも物置からアルミの脚立と電動ヘッジトリマーを持ち出してきて垣根の散髪をした。

放っておいても垣根は成長する。 この前刈ったのが夏至で今秋分だからこれから日照時間が短くなる。 それにつれてもう植物は成長しないからこの垣根も夏至からこちら3か月で大体20cmほど伸び、中には50cmほど伸びた部分もあるけれど今日刈れば2,3か月後に丸坊主にするときにはよく行って10-20cmだろうと思う。

この生垣の中にブラックベリーの棘のついた蔓が繁殖していて毎回生垣の高さを同じにするのに切るのだがこの繁殖ぶりがすごい。 ヨーロッパのどこにいっても見られるもので道端でもあちこちに繁っていて黒い実を生らせている。 今回のアイルランド・ウオーキング旅行でもあちこちで見られたのだし摘まんで味わってもみたのだがアイルランドではその風土からかどこでも細かい実だったことを思い出す。 イギリスの湖水地方を歩いた時にも同じような気候のはずだから同じような小さい実だったかというとそんなことはなくアイルランドの土地が瘦せているということからなのだろうと思う。 我が家の蔓はこの3か月で2mほども伸びている。 ただ毎回このように切るのでというかこの種類がそうなのか知らないけれど家のものには実が生らない。 一方同種類のフランボアーズ、ラズベリーも庭の一方にあり目覚ましい繁殖ぶりを示し夏の初めから1か月半ぐらいに渡ってほぼ3,4日に一度は夫婦二人のデザートにするぐらいのワインレッドの実が取れる。 だからこのブラックベリーに実が生らなくとも別に惜しいことはない。

玄関の脇に高さ2.5m、長さ3mほどのオランダ名 Zuurbes(酸っぱい実)、 英名 Common Barberry の垣根があるのだがそれは硬いとげが一杯ついているものでこれも成長が著しい。 伸びたままにして置くと玄関までの数メートルのところを通る来客や郵便配達に微かに触れる程度になってこれも刈る必要がある。 家人が折に触れ鋏で切ってその部分は整えているので問題はないのだが上方向には伸び放題になっているので無法図に30cmほど伸びてしまいこれは電動ヘッジトリマーで刈るわけにはいかずここまで脚立を担いできて上に登り鋏で一枝ごと刈らねばならない。 同じ生垣であってもこちらの方はちゃんとした作業用の手袋をして注意しながら一々30-40cmほどの長い棘のついた枝を取り生垣の頭を整えた。 出た園芸廃棄物はコンテナーに放り込みことに棘のついたものが地面に残っていないかよく見ておかないと時間がたち乾くと棘の鋭さが増して何かの具合に誰かを痛める結果にならなくもない。 うちにはまだ孫はいないけれどそのうち孫ができ、夏に裸足でこの辺りを歩き回るとこれが一番の危険なものとなるのは確かでもある。