暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

仙腸関節障害

2013年09月22日 16時24分44秒 | 健康


この2週間ほど悩まされているのが右脚の痛みでそれは仙腸関節障害と言われるのだそうだ。 いまのところ痛みはまだかなり残っているけれど整体士がそろそろ先に明かりが見えてきた、というのでここまでの経緯を記す。

9月8日

ことの起こりはほんの小さなことだった。 目覚めるとタブレットがベッドと壁の間に落ちているのに気付いて寝転んだまま身体を捻じって右手で床に落ちたものを拾おうと足掻いたのが原因のようで、それを除いてそのほかに思い当たることはない。 昼に甥のところに生まれたばかりの男の子を見に家人と二人で自転車で出かけたときには尻の上部の筋肉の深部が痛み始め、座ると痛むので赤ん坊を抱いたまま10分ほど部屋の中を歩いていた。 その後、痛みが増したけれどそのうち何とか引くだろうとタカをくくっていたのだが悪くなる一方だった。

9月12日

坐ると痛み、立って歩くと大分治まるようなのだが痛みは消えず逆に酷くなっていく一方だったので堪らず月曜の夜にいくフィットネスクラブのオーナー・インストラクターであるペーターのところに出かけた。 少しでも歩いてリハビリしようと身支度をして歩き出したけれど痛みが激しくて堪らず予約もとらずセラピストのペーターへの飛込みだったけれど日頃とは違う自分の様子をみてすぐ小部屋に招き入れられて様子を話すと、あちこちを触診してこれは SI-gewricht だ、という。 オランダ語で gewricht というのは「関節」、 SI は sacro (仙骨) と iliacale (腸骨) という二つの骨の継ぎ目、この関節がずれているからそれに神経が触って痛みがでるのらしい。 その骨がどれだか分からない、というとその部分の骸骨の模型をもってきて見せてくれた。 立って腰のあたりを触れ、骨の出具合から右側が少しずれており、治療台に左脇を下に横に脚をねじり後ろから脚というか尻を押され矯正された。 一度では完治せずまたずれるから何度もこれを繰り返さなければならない、長引くかもしれないと言われた。 セッションからもどると痛みが消えたような気がしたが一度坐ると今度立つと痛む。 この頃には夜ベッドに横になるとどのように身体を向けても痛むのでちゃんと寝付けないし朝起きたときには痛みでちゃんと起き上がれない。 痛みに耐えて起き上がり強く鋭い痛みが引いたあとの一瞬の甘い気分はドラッグのハイのようだった。

ネットでウィキペディアなり You Tube に治療の概要があったのだが、日本仙腸関節研究会というグループがあってそこに次の記載を見た。

http://sentyo-kansetsu.com/sentyo.html


9月15日

午後、近所を6.5km歩いた。 この事については日記に書いた。

9月16日

ペーターとの2回目のセッション。 この後坐っていると痛みはないけれど立ち上がると5分もすると痛み出す。 セッションの効果はまだでない。 仕事場の棟を50m、100mと歩くのが辛い。

9月17日 

痛みが酷いので痛み止めを服用しようと家庭医のクリニックで鎮痛剤二種(Ibuprofen 400mg, Paracetamol 500mg)と胃薬(Omeprazol 20mg)の処方を受けた。 しかし痛むときは鎮痛剤二種を併用しても耐え難いほどの痛みがある。 だから効き目があるかどうかは疑問だ。 あるとしたら痛みがその効力をはるかに凌ぐものなのだろう。

9月19日

ペーターとの3回目のセッション。 大分関節が戻っているようだとのこと。 右の尻、腰の関節を押すのだが大分関節のずれが直ってきているようで、あと1回か2回のセッションでずれはなくなるとのこと、けれど痛みが消えるかどうかは不明だ。