暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

古い町並み

2011年05月15日 04時05分41秒 | 日常

九州にはまだ足を踏み入れたことがない。 肉眼で見たことはある。 学生時代に写真部の合宿で佐多岬半島突端の漁港で何日か滞在したときに夜に先まで歩いていってそこから赤い灯が向こうに見え、それが九州の火力発電所の灯だ、と言われたから、それが肉眼でみたことのある自分の九州だった。

九州と今住むオランダに関係したことで言えば、親や知人たちは長崎にあるハウステンボスというテーマ・パークに行ったことがあるけれど自分は行ったことがない。だからそれが日本の中のオランダだといわれてもそこはどんなものかは想像は出来るけれど実際は分からない。 もう大分前にオランダに一夏滞在していた母親からその違いを聞かされてそんなもんだろうな、と思ったことがある。 長崎のハウステンボスにはオランダの町並みはあるけれど人がそこに住んでいる、という感じがしない、と言う。 当然のことであるしテーマ・パークというのであるから趣向の違ったディズニー・ランドなのだろう。 つまり実際と同じものをもってきても実際とは違うということだ。 ハウステンボスはディズニーランドと違い小さな子供達に夢を売るようなところではなく、ディズニーランドと同じように人に物産を買え買え、というところだそうだ。 実際のオランダのほうが雑然としているけれどゆったりとしていて町の中には看板や広告があまりないからオランダの方が落ち着くというのを聞いた。

殆ど毎日通る裏通りの水路のそばのうちはもう250年ほど前の外観をそのまま残してありほとんど人通りがないのだがたまに人が通るとこんな天気のいい日にはカメラを向けて写真を撮る人がいるのだからそこはオランダの中でもまだ昔の情緒があるのだろう。