暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

残り物のとりあわせ

2008年09月15日 09時50分25秒 | 喰う
昨日はマーケットで中ぐらいの鯖を二尾買って醤油、砂糖、酒(シェリー)生姜で煮た。 久しぶりに子供のときから親しんだ味で、それに茸、と茄子を別々にソテーにしたものミックスサラダと白米で食事にしたのだが動物性の脂に慣れているのか腹の具合が軽く少々頼りない気もしたのだが、これがこれからの食生活によい事は確かで徐々にこういう食事に移行すべきだとも思う。 菜食とは言わずとも肉食から少しずつシフトを移動することが無駄な肥満を軽減することになるのだろう。 デザートは果肉が薄い黄色のフロリダ産「白」グレープフルーツにした。

日曜日の今日は子供達もおらず昨日と同様夫婦二人だけの夕食だったのだが午後には私はジャズのコンサート、家人はクラブで20kmほど田舎を歩くなど別々に不在だったものだから家人がありあわせの残り物で簡単に間に合わせた。

もともとは北アフリカのタジンの残りを冷凍してあったものに同じく残り物の煮込んであったカレーを冷凍してあったものを加え更にサツマイモ、アプリコットの干物、パプリカにパースニップ(16世紀に南アメリカからジャガイモが渡来するまでにジャガイモ同様に使われていた白い人参、カブのような植物)をこの日はジャガイモの代わりに加え煮込んだから残り物の組み合わせとなったようだ。 カレーにしてもタジンにしても同様の香料を使うから香りは違うけれど全くの違和感はなくアジア、アフリカのあたり中近東でもあるようなものができてそれにイタリアのパンは悪くない組み合わせだった。

サラダはちしゃ菜に小さなトマト、アボガド、今、庭に沢山実ったラズベリー(オランダ名フランボーズ、ラテン名Rubus idaeus)を盛ったものだがトマトとラズベリーの酸味でドレッシングは要らなかった。

白ワインが欲しかったのだが無くなっていたのでフランス南西部ルシヨン(フランス語があやしいので今までRoussillonをルザロンと呼んでいた)の安い赤を開けたのだがタジン=カレーの混ぜ物の羊肉に合った。



ウィキぺディア; パースニップの項
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ラズベリーの項
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