うちの外構のレンガの塀と歩道のアスファルトの境目のあたりがどんどんにぎやかになってきています。
あんなに細い隙間なのに、種が流れ着いていろんな葉っぱがでてきて、そのままにしていると花が咲いたりして。
そのなかに、葉っぱが葡萄みたいなのがいつからか混ざっていて、これは野葡萄かなと思っていました。 野葡萄は私の好きな安野光雅さんの絵本『野の花と小人たち』にもでてきて、
たまによその庭や公園でみかけたりして憧れていました。 秋が深まると実が紫やブルーやエメラルドグリーンになって、つい立ち止まってしまう美しさです。
そんな野葡萄が勝手に生えてくるなんて、ほんとうかなあ、これは葉っぱのよく似た別の植物かもしれないと、期待しないようにしていました。
きのう、植物に詳しいご近所のHさんが通りかかり、「あれ、野葡萄ね。 ここのは小さくてかわいいね。 うちのはもう少し大きいけど・・・ きっと鳥が運んできたんやわ」と声をかけてくださり、やっぱりあれは野葡萄だったということがわかりました。 いまはちいさいきみどりの実がぽつぽつとできています。
水遣りが楽しみになりました。 大切に育てていこう。
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