家にいるようになると、運動不足になりがちなので、友人にすすめられて時間があるときは散歩にでることにしました。
ここのところ、毎日のように市役所や金融機関へ通うのですが、年度初めのせいか、市役所の駐車場がいつも満車で待つことが多く、歩いて行けば駐車場を待つことはないし、一石二鳥です。
出掛ける前に、かばんのなかをチェックします。
ええと。日傘、財布、免許証、銀行カード、通帳、待ち時間に読む本2冊(『北極飛行』『いらっしゃい』)、ペン、付箋(ほそいのと、四角いのと)、スケジュール帳、窓口に提出する書類、ハンカチ、ポケットティッシュ、スマホ。なんだか鞄がぱんぱんです。
そとに出ると、うちのまわりにも春がきていて、「おう、準備万端だぜ」「くすぐったくてちょっとでてきましたわ」というような植物の声がきこえてきそう。とてもにぎやかな感じがします。
いきいきして怖いくらいの紫陽花の葉っぱ。 今年もめざめた野葡萄
もう咲かないのかとあきらめていたら、すましてすうっと立っていたスノーフレークのつぼみ
よそよりちいさめのハナミズキ
そうして、徒歩20分で市役所へ到着。思ったとおり駐車場は列ができていました。きょうは国民保険の加入手続きです。わりとすんなりいったと思ったら、印鑑をわすれてきていて。ああ。こんなにいろんなもの持ってきたのに。 「あとは印鑑を押せばいいようにしておきますから午後からでも持って来てください」
午後から・・・・ あの、あしたではだめでしょうか。そうですか、また午後にきます。はああ。
そして、郵便局へむかっていると、目の前に「ハンコ」の看板が!! え、こんなところにハンコ屋さんなんてあったかな。ちょっと「きつねの窓」みたいじゃないですか。なんども通っている道なのに。なんというタイミング。 300円でハンコを買う。よくある名前でよかった、と思いました。市役所へ戻り、並んでいたら、「え、もう??」とさっき対応してくれたひとが私に気づいてくれて、すぐに書類は完成したのでした。
それから、郵便局へいって。おとといも対応してくれた男性が、きょうはうしろのほうの席に座っていたのでちょっとほっとしました。おとといあれだけ説明したのに、、と思われるし。しかも動きや話しぶりが「おおげさ」ふうで、ちょっと鳩ににているのです。
でも、私の窓口対応にあたったひとは若葉マークを胸につけていて「研修中」と書いてあります。もしかして、うしろから鳩さんが飛んでくるのでは・・・・と思ったいたら。「ちょっとわたしではわかりかねますので、おまちください」といわれて、やはりぽぽーーっと専用窓口へ飛んできたのでした。ああ。やはり。きょうも鳩さんが対応なのね。
今度あらためて、みんなで窓口に相談にきますが、そのときに持参するものがあったら教えてください。と、いったら、「ちょっと教えられませんね」ともったいぶる。(持参するものぐらい教えてくれたったいいじゃないの。)と思いつつ、変更届をだすだけなんですけど・・・・だめなんですね・・・・とあきらめたふうに装ったら(なんで毎回こんな演技をしないといけないのか、めんどうだ)、「いえ、方法がないことはないんです」(だったらはじめから言って)
「じゃあ、僕がいまから、だああああーーーっと調べて、必要なものを全部お伝えできるようにしますから」
大げさだ。だあああああーーーっとなんていわなくても、そこの検索の機械でポンってやればいいんじゃないのだろうか。
まず、変更届の用紙と誓約書ですね。これは局にありますから次回お越しになったときでもかまいません。それから実印と印鑑証明。通帳。ああ、免許証はお持ちでしょうか。ああ、免許証があるなら、実印と印鑑証明は不要です。
ということは。家から持ってくるものは免許証と通帳だけじゃないの。だあああーーーーとか「全部お伝え」というほどのものではない。疲れる。
そうして郵便局をあとにして、また20分のかけて別の道から帰りました。
春の花があちらこちらにさいていて。 もうすぐ家というところの小さな児童公園には白とピンクのミックスの桜と紅色の桜が咲いていました。
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