きのう、車に乗ったとき、童謡が流れました。 このあいだのツアーの帰りに聴いていたCDをそのままにしていたのです。
ちょうどそのとき「ペチカ」が流れていて、いっしょに乗っていた息子は「ペチカってなに?」というのです。
「え? ペチカ知らんの? 暖炉というか、私も実際に燃えているところを見たことはないけど」(以前働いていた住宅展示場のリビングにはあった)
「へぇ。 人名と思ってきいてたら、燃やしてるし、変やと思った」
「あはは」
しばし、耳を傾けていました。
♪ 雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ
火の粉ぱちぱち はねろよ ペチカ ♪
終わる。
「で、結局、火を見てるだけの歌??」
「うん。 ペチカの火が燃えるのを見て楽しいなぁっていう歌でしょ」
「心が豊かすぎ」
「ふふふ。まぁねぇ。 北原白秋だからねぇ。 お母様と馬車で行くんだから。(「この道」歌詞より) 」
白秋の人生はかなり波乱万丈だったけれど、子供のころの環境というのか記憶はずっと白秋の中にあったのだなぁとしみじみとしました。
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