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いつでも君のこと好きだったよ

第174回神楽岡歌会

2022-06-18 23:27:22 | 日記

 きのうは神楽岡歌会だった。職場の前から出ているバスに乗れば、30分で会場に着く。時間に余裕があるので、バスを降りてからぶらぶら寄り道しながら向かう。

 

 いつもは通り過ぎていた古い宿(一度泊まってみたいような趣のある宿)の前が、すごく華やかで、え、と思ってみたら、いろんな紫陽花が咲いていたのだった。花というのは咲くまであまり意識しないけど、咲いたら急に存在がはっきり見えるものなんだなと思う。

 

 見たこともない種類の紫陽花がいっぱいだったので立ち止まって眺めて、写真も撮らせてもらった。(あとで、歌会に参加していたメンバーからその光景を見ていたと知らされて恥ずかしかった)

 

 今回の参加者は15名。2時間でやるにはちょうどいいくらいの人数。司会も焦ることもなくてやりやすい。

 

 私が出したのは

 

 ・路地裏に小さき水の帯がある道をゆくなり橿原今井町  藤田千鶴

 

 木曜日のスケッチ。詠草まとめ係の月は(隔月で担当している)、ぎりぎりに歌を作って出せるとことがいい。参加者に橿原市在住のひとがいて(私は意識していなかったのだけど)、その人の歌かと勘違いされた人もいた。いただいたコメントは、この土地でなくてもある風景、そんなに知られていない地味な感じがいい。「今井町」に井戸、水のイメージもゆるく感じる。「水の帯」がいい、浅い水が流れているのがわかる、など。

 

 ほかの人の歌に対するコメントのメモ。諧謔性、茶化してる、自己言及、不釣り合い、ふわっとしたまま、流したな、上から目線、メルヘン、リアル病。

 

 途中、げらげら笑うようなコメントもでて、楽しかった。みなさんのリラックスした空気のなかから生まれるコメントだなと思う。なにが嫌だったか、はっきり言ってもらえるとすきっとする。

 

 21時にきっちり終わり、会のあと、メキシコという店で飲み会。私は家が遠いので、10時20分には退席。

 

 充実した夜だった。

 

 

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