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いつでも君のこと好きだったよ

野葡萄の生きざま

2021-12-14 12:00:32 | 日記

 きょうはお休み。ひさしぶりに予定なし。午後からは月詠草を作る。

 

 午前は洗濯をしながら植物の整理をした。もう綿も抜いた。これからふわふわの綿にはならないだろう。中途半端なまま見守っていた鉢を2つ整理。野葡萄もだんだん葉っぱが枯れてきて、アスファルトに落ちた葉や枝を掃いたりする。枯れている蔓、まだかろうじて蔓にある枝。

 

 そういえばこのあいだ、雀が5羽くらい来て、野葡萄の蔓に止まっていた。だから先のほうにしか実がないのだろう。

 

 枯れているような枝にふれると、簡単にぽきんと折れる。え、まだ先のほうに葉っぱがたくさんあるけど、いいの? というくらい、ふっさりとした枝が外れるのだ。

 

 この、「いいんですよ、思い切って引き抜いちゃってください」というような野葡萄の潔さにどきっとして、憧憬の思いがわく。毎年のことだけれど。

 

 かっこいい。おおもとの幹だけあればいいんですよ、また春になったら新しい蔓を伸ばすから。といったふうで、毎年、生まれ変わる。そして少しずつ大きくなっていく。

 

 いままでのものは冬になったらすべて捨て去る。

 

 葉っぱについて実も落ちた。落ちた実まで美しい。

 

 私も野葡萄を見習って、いらないものはいさぎよく捨て、新しい春のために準備したいと思う。

 

 

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