きょうは京都平日歌会。塔事務所へ向かう。
いつものように東福寺で乗り換えようとして、あ、と気が付いた。
東福寺駅も駅周辺も人でいっぱい。行楽シーズンなのだった。東福寺は紅葉でとても有名なお寺。久しぶりに通りのお店も活気づいていた。
泉涌寺、清水寺、祇園、八坂神社、熊野神社と観光名所をつないだような路線で、どこも賑わっている。外国人はやはりまだあまり見かけなかったけれど。
先月は12時40分ごろに事務所についたらもう選者以外は全員きていたので、12時すぎに行くと3番目だった。選者は吉川宏志さんと永田淳さん。おふたりを入れて12名。小さい事務所なので、12名でも結構多い感じ。ここで20名以上でやっていたことが不思議なくらい。
私が出した歌は
金属の味がしたのを覚えているハーモニカ横にすべらせる唇(くち) 藤田千鶴
ノスタルジィの歌は共感を得やすい、唇が覚えているというのがいい、ハーモニカは金属だから金属の味がするのは当然、などいろいろご意見をいただいた。うーん、そこは比喩にしないといけないのかなぁ、楽器なのに金属なんだよね。リコーダーのようには馴染まない、ちょっとした違和。
そういえば、父が若いころハーモニカがとても上手だったことを思い出した。帰りの道で、昔のひとはハーモニカうまかったよね、ギターも弾いていたね、などと話した。
BRUNBRUNでケーキを食べて、歌について話したのち散会。やっぱり歌のこと話せる場っていいな。
来週の火曜日はあなたを読む会。 予習しなくては。