ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

居合わせた人

2011-03-01 | news


 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、2月中旬ごろ目にした、某旅行社の新聞広告です。

2月22日に起きたニュージーランド南部の地震発生から一週間が経ちました。何十人もの日本人の語学研修生が一瞬の内にがれきの下となり、救助された人もいれば依然行方不明となっている人の数も多く、助かった人の中には、サバイバーズ・ギルトと呼ばれる症状を起こしている人も多く見られるとのこと。
カフェテリアで一緒に昼食をとっていた仲間の、生死を分けた理由とは、いったい何だったのか。足を切断して救助されるしか方法のなかった、もとサッカー部キャプテンの奥田さんのことも、かなりショックだったし、依然行方不明の方々のことを思うと辛い気持ちになります。海外旅行中に事故に遭ったことのある息子や、海外在住中の娘や従弟のことをつい思い浮かべては皆の強運を願わずにはいられなくなります。そして下の句を見つけたとき、もはや祈りの境地になりました。


居合はせし居合はせざりしことつひに天運にして居合はせし人よ

              
 

 

 

 


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2月24日の天声人語です。阪神大震災を詠んだ竹山広さんは長崎での被爆体験者だったのですね。そのときそこに居合わせるという運命は誰にも起こり得ることですが、天災は誰に訴えていいのやら。


新聞整理のときに読んだ「特派員メモ」。天災の悲劇と一緒にするのはどうか、と思いましたが、これも一種の「居合わせた人 」のメモと言えるでしょうか。
 

 


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