ビアンカの  GOING MY WAY ♪

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Jazz meets Classic♪

2014-10-26 | music

 


24日の金曜日の夜、東京芸術劇場に初めて行ってきました。
誕生日はまだだったのですが、一足早い夫へのB-dayプレゼントでした。

Music Weeks in TOKYO
2014 メイン公演
小曽根 真&アルトゥーロ・サンドヴァル
“Jazz meets Classic” with 東京都交響楽団

出演者

ピアノ:小曽根真

トランペット:アルトゥーロ・サンドヴァル(スペシャル・ゲスト)
指揮:ジョシュア・タン
管弦楽:東京都交響楽団

プログラム

《第1部》
バーンスタイン:「キャンディード」序曲
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 op.35
(ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲)
ラヴェル:ボレロ(小曽根スペシャル)

《第2部》
ジャズ・セッション 小曽根 真×アルトゥーロ・サンドヴァル



クラシックの素質ある小曽根 真氏の略歴の一部は・・・
1983年、バークリー音楽大学ジャズ作・編曲科を首席で卒業。同年、米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」で全世界デビュー。近年はクラシックにも取り組み、国内外の主要オーケストラと共演を重ね、高い評価を得ているほか、今年の2月には、ニューヨークフィルのアジアツアーにて、初の日本人ジャズピアニストとしてソリストに抜擢され成功を収めた。1961年神戸生まれ。国立音楽大学教授。

又、スペシャルゲストのトランぺッター、アルトゥール・サンドヴァル。名前はそれまで知りませんでしたが、トランぺッターの大御所ディジー・ガレスピーをはじめ、ミシェル・ルグラン、フランク・シナトラ等と共演し、グラミー賞10回、ビルボード賞6回などを受賞。クラシック演奏家としても知られている、とのこと。
1949年キューバ生まれ。

東京都交響楽団と言えば、東京オリンピックの記念文化事業として東京都が1965年設立。国際的な評価を得ている。来年度は大野和士氏が第5代音楽監督に就任する。とのこと。

ジョシュア・タンは、北京NCPA オーケストラのレジデント・コンダクターを経て、現在、貴陽交響楽団アシスタント・ディレクターとシンガポール交響楽団アソシエート・コンダクターを兼任。
ジュリアード音楽院で学び、同院の学生では初めてのチャールズ・シフ賞を受賞。シンガポール出身。                  
                 (以上パンフレット等より抜粋)

第一部の最後の演奏《ボレロ》が終わると、もう割れんばかりの拍手が鳴りやみませんでした。本当に素晴らしく、この会場に居合わせたことに対する喜びで一杯になりました。テレビで聴いたベルリンフィルの《ボレロ》でも感動しましたが、音響のいいコンサートホールでの臨場感あふれる演奏はワンダフルでした。
第二部は、ピアノとトランペットのジャズセッション。何をやるか、まだ何も決めていない、といいながらのスタートでした。
二人にとって初めてのセッションだそうで、どうなるのかちょっとヒヤヒヤしました。が、時間の経過とともにゲストがどんどん馴染んで熱くなってくるのがわかりました。トランペットどころか、シナトラ風の声でボーカルはやるは、プロ顔負けにピアノ演奏はするは、で、小曽根氏に「フェアじゃないぞ!」と言わしめたほど。(もちろん、英語でですよ。)ステージ上でのサンドヴァルとのやり取りはすべて英語で、観客にはそれを通訳してくれるほど、英語に達者な小曽根氏。どちらもリラックスして心から楽しんでいるのがわかる素敵なコンサートでした。

以下は、サンドヴァル氏のことを調べていて見つけた彼の声です。

「私の哲学は常に、"私は音楽を愛している"ということ。それだけ。私はジャズ・トランペッターとしてでなく、音楽を愛する一人の人間として記憶されたい。なぜなら私はピアノを弾くのが好きだし、作曲も好きだ。私はこれらのことを、トランペットを吹くことと同じくらい好きなんだ」--アルトゥーロ・サンドヴァル(ビルボード誌より)

ホントにその通り、彼の存在自体が音楽そのものに感じました。小曽根氏とサンドヴァル氏には、共にジャズのルーツであるアメリカで腕を磨き、今の地位をその本場で勝ち得たという共通点がありますし、演奏スタイルも自由でのびやか。ジャンルを問わず、どんな領域にも挑戦する姿勢はすごく魅力的です。

第一部はともかく、ジャズセッションはもっとこじんまりとしたクラブのようなところで聴きたかったですね。この日は「満員御礼」と書かれた紙がホール入口のところに張り出されていました。やっぱり。満席でしたものね。私たちの席も、購入時期が遅すぎたため、S席は完売。A席でも好きに選べるような状態ではなく、本当に残席が少なくて、夫の席はこんな場所でした。(私は左隣りなので、彼の撮ったその写真をみてビックリ。代えてあげればよかったけど・・・ちっとも気づきませんでした!)



小曽根真氏のCDを数枚持っている夫も、コンサートホールでの演奏を満喫したようなので、プレゼントとしては成功したといえるでしょう。

クラシックは一曲がとても長いので、あんなに長時間の演奏をよくも間違えなく盛り上げられるなぁ、と、いつも感心してしまいます。都響がとても素晴らしかったので、たまにはクラシックを聴きに行くのもいいなぁ、と思ってしまった程です。帰りは池袋の駅前のイタリアンで遅い夕食を。


この日、デジカメを忘れたのでケータイカメラで数枚撮ったのですが、それが、フォルダ移動したら移動先に見当たらず、どこを探しても見つけられませんでした。消滅しちゃったってことかなぁ??何でかさっぱり分かりません。それで、夫の撮った写真を使わせてもらいました。夫は何のために撮ったんだろう?


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