ビアンカの  GOING MY WAY ♪

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   人生は ・・・ダバダバダ・・・

たまたま“ぐんまフェア”その1

2008-04-24 | visit/drive

ネットで花の名前を検索していた時、偶然、星野富弘さんの詩画展と講演会があることを知りました。第25回全国都市緑化ぐんまフェア「花と緑のシンフォニー」にあわせて開催のようです。講演の方は、まず葉書に参加人数を書いて申し込みをし、抽選後に当選はがきが送られてくるとのことでした。場所は高崎シティギャラリーコアホール。
県内には富弘美術館もあるから、
そこに行ってから講演会場に向かおうかな、と思ったのです。
ま、結果的にはそんな考えは甘かった。ウチから都内をぐるりとJRで回るような訳には行かないんですね

一時間に一本程度
しかないローカル線では、乗り換えの電車も合わせて、複数の時刻表とにらめっこしても講演の時間に高崎に戻れるなんてことは不可能でした。
はい、葉書は見事に当選しましたよ。2名分。
当日は特に予定を組まず自由席で気軽に列車に乗りました。
東京駅で手に入れたパンフレットを
列車の中で見ながら、着いたらすぐに「千本桜」を見に行こう、と決めたのです。高崎から前橋へ向い、そこから上毛
電鉄の中央前橋駅までぶらぶら歩きました。 
         
        

広い道路の両側には沢山の花壇があり、街路樹という街路樹には様々な絵やスポンサー名の描かれた四角い提灯がくくり付けてありました。、夜には灯りがともされ、素敵な光景となるのでしょうね。
折りしもこの市のチューリップ切断の被害の事を事前に知ったばかり。地元の人が、「被害に遭ったのはもっとあっちの方ですが、夜になるとちょっと不安ですね。」と仰っていました。何が目的で夜中にコソコソとチューリップを切り取ったのでしょう。この日のために命を授かったお花が可哀想。犯人だって、自らの行為を生涯背負って生きるようになるんです。悪行は一生、心の中の傷となってうずくものだと思います。
経験者は語る、でもないのですが、なぜあんなことをしたんだろう・・・と思い浮かぶ事、別に犯罪と関係なくても鮮明に覚えていて忘れられない事ってありませんか
。自分のした行為は一生自分自身に付きまとうんだ、と、いい年になってから思い知らされています。

一時間に一本の上毛電鉄に乗り大胡(オオゴ)で下車。そこから更に一時間に一本の
臨時シャトルバスに乗りました。今年初めて運行することになったと聞きしましたが、それは

    赤城高原牧場クローネンベルク大胡ぐりーんふらわー牧場ぐんまフラワーパーク

の3ヶ所を巡回するので、この辺りで一日中遊ぶにはてとても便利。
「千本桜」はクローネンベルクと隣接しているので、そこで下車し、帰りのバスに乗るまでの一時間、桜並木の中で過しました。臨時バスの停車場所は千本桜から少し離れていたので、桜はいったいどこよ・・とキョロキョロしながらこんな中を何分か歩いたんですよ。



突然見えてきた桜並木は、今まで歩いていた道とは雲泥の差。
だって、人の往来が僅かな道から入って来たのですもの。
マイカーで来る人が殆どなので臨時バスでここに下車した方は少なかったです。

千本桜
日本のさくら名所100選」に選ばれた
県内屈指の桜並木。
市道の両側沿いに約2kmにかけて、
樹齢50年あまりのソメイヨシノが
1,000本ほど植えられており、
満開時には美しい桜のトンネルとなる。


白木蓮も満開で、白とピンクの入り混じった桜並木は
青空のもと、この春一番の絶好のお花見日和でしたよ。









すり鉢状になった中央広場はイベント会場になっており、演芸やらトーク、和太鼓演奏など
週末ならではの賑わいでした。威勢の良い姿で写っているのは華八木会の方々。
気持ち良く写真に収まって下さいました。少しお話をしましたが、毎年行われるこのイベントで
予想出来ないのは桜の満開の時期がイベント日時と合うかどうか、そしてその日の天候が
どうなるかだそうです。この日はまさにすべての条件がピッタリと合致する
稀有な一日だ、と喜んでいました。又、芝桜は一ポット100円で購入出来、自分で
芝を敷き詰めるので大勢の方が記念に植えていくようですよ、と言うことも伺いました。

 

 お昼ごはんは時間的に見ても、ここで何か食べるしかないので売店がどこにあるか
探しましたが 見つけたのは桜並木と共に続いていた屋台の列!ウッヒャ~すっげぇ~!
その両サイドにブルーのシートが敷き詰められたら写真にはなりませ~ん。

並木道は、しかしとても長かったので帰りのバスが気になり全長を歩けませんでした。
臨時バスには運転手さんのほかに添乗員さんが乗っていました。帰りのバスの
添乗員の方が面白い人で、7人ほどの乗客との楽しいカンバセーションは
大胡駅に着くまで続きました。ぐりーんふらわー牧場では、客待ちで停車中、
渋滞していた反対車線を走行中の他県のバスからガイドさんが降りてきて、
この先大渋滞だから別のどこそこの道を通って迂回したほうがいいですよ、と
わざわざい言いに来たことで、知らない道なんて一つもない地元の関越
バスに
他県のバスが道を教えてくれた、と愉快がっていました。

バスの窓から見えた絵のような美しい田園光景に
思わずデジカメを取り出し、シャッターを押したピンボケ写真が、これです。

高崎に戻ってからの事は次回に続きます。
   と言っても余りにも日にちが過ぎてしまいましたね。
千本桜のイベントも18日で終わったし、富弘さんの
詩画展も23日で終了してしまったというのに・・・・・
 年中言い訳ばかりですが、PCの不調や私の
いつものPC操作ミスが続いていたんです。