ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

私の花 その1

2007-03-17 | flower/green

今週はパソコンを思うように使えませんでした。前にも書きましたが、子供の部屋にあるパソコンを使用しているので、彼女がPCを急ぎの仕事の為に使う時は、なかなか順番が回ってこないのです。こんな時はブログもお休みして、ゆっくり部屋の片付けとか読書などをしよう、と思ったのですが、思ったようには行きませんでした。雑用はきりなくあり、夜はさっさと更けていっちゃうんですもの。

居間にある古いIBMは動きますが時間がかかりすぎる!
でもこのIBM、父が、「子供にパソコンぐらい買ってあげろよ。これからの時代になくてはならないものだ。どんどん使わせなきゃな。」と言って買ってくれたものなんです。父はその昔、ワープロが出た時もいち早く買いました。私はそれを貸してもらい、ちょうど小学校のPTAで役員をしていた時だったので、《運営委員会便り》を中味はともかく、12回分、ワープロで作成しました。それまでは手書きだったのです。目的があるっていうことは、早く覚えるいいチャンス。それ以降、そのワープロは娘が使い、我が家にチャッカリと居座ってしまいました~とさ。
息子は我慢して古いIBMを使っていましたが、先週末に、自分用にと、突然ノートパソコンを買ってきちゃいました。お金がないはずなのに。転職するっていってるのに!VISTA搭載なんですよ。も~~っ!Core2Duoとか言っちゃって!これで存分にゲームをする気でしょうか? 宝の持ち腐れだわ! キミィ、ネ、それを居間におきましょうよ、ね。
という事で、私のパソコンライフ、ちょっと惨めな状態です。さっさと買い換えればいいのに?そうなんですよね。でも娘も「仕事でも使うのでママと共同で使いたくない。近々自分用のノート、買うからね。(ヘタにいじられたり変な事をされて調子わるくなったら困る!)」ですって。となると、このDellが余ることになるでしょう。で、ジッとしているより他ないんです。

出だしから、又、長ったらしく書いてしまいました。
え~と、カテゴリーは「パソコン」ではなく
「flower・green」。

3月13日火曜日の最終日、

勅使河原茜展「私の花」に、仕事を早く済ませて?行ってきました。
「私の花」という優しいサブタイトルと、いただいたチケットの色に引き付けられてしまったんです。
2001年の草月流第四代家元継承後、初めての個展とのことでした。

 webよりの画像

・・・・・「はじまりの波」6万枚の経木の波・・・・・
経木(きょうぎ)だけで覆われたトンネルをくぐる時から、
この先何が現れるかにワクワク。アッ、見えてきました!
絢爛豪華な花の乱舞!!

・・・・・「色彩のかたち」草月コレクション・名品にいける・・・・・



 
                

いまどきの華道家元の展覧会って、やたら大きな木や枝やら流木などを使い、
ライティング効果を組み入れたりオブジェを使ったり、と、アーティストのイメージが強く、
それを各流派が競っている風にさえ感じられます。時にはうんざりするほどで、
なんだなんだ!これが華道かぁ、と思ってしまいますが、時の流れなんでしょうね。

とは言いながらも、今回の勅使河原茜展は楽しめる要素や驚きがいっぱいあり、
彼女の、家元としてよりも、芸術家としてのセンスを垣間見ることができた気がします。
それもそのはず、父であり、第三代家元である勅使河原宏氏も、
カンヌ映画祭特別賞を受賞した「砂の女」では映画監督を務め、
オペラの舞台美術や陶芸なども手がけた多才な方。
茜さん自身もいけばなの他、各展示会の企画・プロデュースや、
能舞台などの舞台美術に加え、ジュエリーデザインを発表したりと
親譲りの多才さを色々な分野で発揮しているんですね。
知らなかった!

日本語では勅使河原茜展「私の花」なのですが、英語でこう書かれていました。

* * * 
Akane
Teshigahara 
Solo Exhibition 
“Ikebana Through My Eye”  
* * * 

・・・・・「カレイドスコープ」【万華鏡】・・・・・
このセクションでは周囲の壁面の色が次第に変わっていきます。
周囲の色の変化によって、同じ筈の花も見え方が変わってくる、
そんな楽しみのできる仕掛けですね。まるで人間のよう!
シンプルな活け方が冴え、珍しい花々と花器が、目を楽しませてくれました。

 

 

そして次の間へ・・・


・・・・・「闇の花」漆黒に浮かびあがる花たち・自作花器にいける・・・・・

   

また、次の間へ・・・と、続きます。