ガスコーニュの田舎めぐり

2010-07-31 | フランス田舎三昧

              






             






今まで一度散策しただけのトウールーズ西に位置するガスコーニュ地方へ行ってみた。
ヴェスパーをつれて歩くとあまり遠出はできないので片道2時間程度がせいいいっぱい。
Condom  という名前の町まで高速で2時間ほど北西に走りあとは田舎道を南下しながら小さな村々を訪れるという計画にした。
Condom と近くにある Agen 一帯はプルーンとフォアグラの産地で名を知られているがフォアグラはフランス全国どこでも見かける代物だ。
コンドム、正確にはどう発音するのか知らないが英語発音ではないことは確かだ。
この町には中規模の大聖堂がある程度で見るべきものはあまり無かったがこの近くにある La Romieu という村はコンポステッラへの巡礼の中継地として栄えたそうだ。
修道院のクロイスターは日本の寺院の石庭と相似する静寂さがありコーラスグループのマタイ受難曲の練習中に遭遇する恩恵があった。
そして村の家々の窓辺にはこの辺りに伝説的な猫がいたのだろうか石で掘られた猫の姿が見られる。
綺麗な村を訪れるたびに移り住みたくなるがあと幾つほど素晴らしい村々は存在するのだろう。

最近のgooブログは写真の載せ方がとても簡単になったのである限り載せておきます,同じような写真で順序不同ですがお楽しみください。

明日から2週間ほどロンドンに戻って残された仕事を終わらせてきます。