冬 間近

2022-11-22 | 田舎のガーデン

 

家の庭で最も綺麗な紅葉樹、

今年のスモークツリーはこれまで一番長い間落ちないで耐えています。

ここ二、三日は日中は十度以下という寒さ、

雨も混じり確実に冬へと向かっています。

 

 

 

ペーパーホワイトという名のスイセンは 

寒さが本格的なクリスマス頃に咲くのだが

今年はだいぶ早いです。

一年しか咲いてくれないけれど花のない時期に

と思い毎年植えています。

 

植えた花や木が突然大きく成長してくれることもないので

この年々加速していくように感じる時の流れは

単なる気の持ちように違いありません。

 

 

 

 


城 と 犬

2022-11-20 | 理想の家

知り合いに招待され近くにある中世のシャトーに行って来た。

シャトーというより小高い山の上にある要塞とでもいうのだろう。

近くを通るたびに中を見てみたいと思っていたことがかなった。

 

ここは一階の石の床、

1977年に買った当時は屋根は朽ち落ちた状態で

大きな柱の色の変わったところまでガレキが積もっていたそうだ。

 

この写真で見られるように外壁の一部は完全に落ち,

左側の出っ張っているものは建てられた当時のトイレです。

 

 

最初に彼らがしたことは朽ち落ちた壁を修復することでした。

色の変わったところが新しく埋め込まれた石で

これだけでも途方のない作業だったのでしょう。

 

 

中はさぞかし暗いだろうと思っていたが上の階に行くほど明るさが増し

素晴らしい空間です。

冬の間はメインのキープには住んではいなく

四隅にある小さめの見張り塔に暖をとって住んでいるそうです。

この日は特別に大きなキープに暖を入れて

ランチを振舞ってくれました。

 

ランチの後は上の階の探訪です、

ここは2階にあるリビングルームと右の方にはダイニングルーム

 

床面積は階ごとに200平米以上あるという。

 

窓は中でも一番古いローマンウインドウ,

城の起源は1300年代初頭、

日本では鎌倉時代から室町時代です。

石造りだったからこそ外壁が残ってくれたのでしょう。

それにしても現在の持ち主のイギリス人カップルの業績は

初めに建てた人と同じくらい賞賛の価値があるというものです。

 

 

最上階には劇場用のパイプオルガンも設置されています。

隣にはシネマもありました。

 

 

この日の一番の目的はこのお城の修復にたずさわった

彼女の亡くなった御主人の遺灰をまくために

やって来たのです。

寂しいイヴェントでしたが

少人数で和気あいあいと個人を忍んでの

会食でした。

 

 

この犬はある日ひょっこり城にやって来て

それ以来住み込んでいるという幸運な犬です。

 


糸杉

2022-11-12 | 田舎のガーデン

さて次の日にはガーデナーがやって来て

掘った穴をもう一回り大きくしてくれました。

そのあとは馬糞と土を混ぜて一つずつ植えていきます。

ちょっと見にくいけれど12本植っています。

常緑だから後ろのハイビスカスの葉が落ちる冬は

見栄えがするでしょう。

春が楽しみです。

 

ほんの少し空いた場所に糸杉を植えました。

 

Cyprès de Frorence Totem という名前です。

こんな風になるのはいつのことやら 。


垣根造り

2022-11-08 | 田舎のガーデン

この夏の暑さで枯れてしまった垣根を掘り起こして新しいものを植えようと思います。

 

 

 

この一帯は前住者が庭作りの際小石、中位の石や瓦を入れたらしく掘れば掘るほどでてきます、

休み休みに12箇所掘るのに3日かかりました。

重労働でしたが達成感は十分あります。

 

 

 

 

 

バラの裸苗の列もいいかなと思っていたのですが結局はPhotinia Red Robin)

日本名カナメモチとなりました。

カナメモチとは

中国、日本原産で、バラ科カナメモチ属の常緑広葉低木。

春先に白い花が咲き、上部の葉が紅葉し、冬は緑色となります。

 

 

 

 

 

 


レストラン

2022-11-01 | フランス田舎三昧

先日新鮮な魚を買いにトゥールーズまで出かけました。

今回もヒラメ、サーモン、サバ,タイ と四種類,

冷凍しても2週間ほどで消費するのでまずまず新鮮です。

そしてイタリアのデリカテッセンからはラビオリ、

スペインの肉屋さんからはポークとイベリコハム。

 

 

 

 

 

ランチに予定していた日本人シェフの

フレンチフュージョンの店はこの日はあいにく臨時休業、

近くの良さそうなフレンチもこれまたななぜか臨時休業、

もう歩き疲れて入った店は失敗だった。

 

 

(アミューズでのセップ茸のリゾット)

 

そんな事もあり後日近くの(と言えども車で20分ほど)のレストランを予約した。

ここは二回目の店で初めての時は他に一組のお客様、

今回は我々一組で心配ではあったがこれだけおいしいものを提供するので繁盛しているのでしょう。

どうやらシェフはフランスの料理コンクールで準優勝をしたことがあるらしい。

場所的に山の中ということでそう気軽に訪れられないこともあるのでしょう。

 

 

(スターターでの海老のマリネ、ムース、キウイ添え)

 

あまりの美味しさにメインコースの鯖 とデザートのリンゴのタルト の写真を撮り忘れてしまった。

 

山の中の細道なので夜は行きたくないけれど繁盛して店じまいしなければいいですね。