引っ越しで終わる 2016年

2016-12-30 | フランス田舎三昧

 

 手入れをしていなかった古い家の花が勢いよく育ち

壁に沿って植えたピエール ド ロンサールも枝がよく育っていました

 

2016年は何と言っても引越しの年でした
クリスマスが無事に終わり
またしても最後の大きな引越しをしました

半年程前に売りに出していた家の買い手が決まり
大きな家具の移動です
ヴァンを二日借り
筋肉を二人雇い
一日二往復

どうにか二軒分の家具を家のいたるところに置くことができ
ちょっとしたブロカント状態です

フランスの田舎の村に移り住み
ゆっくり落ち着いた生活ができると思っていたのに反し
ロンドンに住んでいた時より
多くの客人がきたりこちらから出かけたり
何かと忙しい日々が続いています

2016年のブログは
一足お先に本年のブログは終了でございます
皆様どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

 

 

 

 

 

 


クリスマス前は

2016-12-23 | フランス田舎三昧

 近所とはいえ1キロメートルの距離以内に4軒の家族が住んでいるだけです

そのうち1軒だけがフランス人家族で後の2軒はイギリス人家族という
どちらかというと言語的には安心できるご近所さん達

クリスマス前のアペリティフに招きました

 何度か作り上手くできるようになったケークサレ

 

 定番の紫のラディキオの上に乗せた押し寿し

 

 ゴートチーズと柿をセラノハムで巻いたもの

 

ブリニの上にライムジュースとゼストでマリネしたスモークサーモン

その上にマヨネーズとワサビを混ぜ

白ごまをパラパラと

これが一番うけがよかった

 

これでようやくはじめて御近所さんを招いて改めての自己紹介でした。

 

 


庭のあちこちで

2016-12-19 | 田舎のガーデン

今現在オリーヴ畑であるところはその昔ブドウ畑だったそうだ

畑の隅には掘りおこされた何十年物かのブドウの根っこが積み重ねられ

乾いたこの根っこはタキギに最適だそうだ

今年の冬は重宝しそうです。

 

 

今年の夏全く花を付けなかったサルスベリの木は三分の一程までに切られ来年に期待です。

 

 

庭のあちこちに昔切られたであろう木の幹や枝が散らばっている中こんなものを見つけた

見ようによってはそれらしく見える鹿の角の様な木の枝

磨いて固定すればもっとそれらしくなるかもしれません。

 

 

 


歓迎パーティー

2016-12-16 | フランス田舎三昧

 モミの木があまり良いシェイプではなかったけれど

今年は久しぶりに本物の木にしてみました。

 

先日は村の役場で今年参入してきた住人の歓迎パーティーに行ってきました

せいぜい十人ほどだろうと思っていたところなんと四十五人もの人たちが新規にこの村に住むこととなったそうです

ほとんどはフランス人で子供から大人まで様々な年齢層です

そんな中ぼくたちより一月程遅くにやってきたイギリス人と香港チャイニーズのカップルに出会いました

彼らも新天地で第二の人生を送る計画だそうで

これから何かと親しくできそうです。

 

 

第二弾目のリースも同じ構成で作ってみました。

 

 


バレエ中継

2016-12-10 | バレエ

今夕の夕焼け

 

パリはバスティーユからの中継でバレエ 白鳥の湖 をシネマで見ました
ヌレエフ版は抜粋で見たことはあるが全幕は初めてでした。
本人がまだ踊っていた80年代頃作られたものなのでプリンスは最初から最後まで出ずっぱりです。
カメラワークが入ることもあり白鳥の群舞の構成がよりよくとらえられて見応えはありました。

主役のオデット オディールは アマンディーヌ アルビッソン
ぼくの好きな繊細な白鳥ではなかったです
こうした大画面で大写しになると表情の作り方も
考えなくてはならなくダンサーにとってはさらに試練があるのでしょう。

プリンスは美貌のバレエ両親のもとに生まれた美貌の持ち主マチュー ガニオ
彼も期待はずれでした
立ち姿も何もかも美しいのだが踊りの締めが決まらない
という致命的とでも言える弱さがありました。

そんな中でも特に光っていたのは二人のオリエンタル勢でした
一人はニュージーランドと日本人ハーフのハナ オニール
彼女はスターオーラが燦々と輝きエトワールも夢ではないでしょう。

もう一人は韓国人のサエ ウン パク
彼女の表情はハナさんより控えめかもしれないけれど
スワンやチャルダッシュ、彼女もほとんど出ずっぱりで
淡々と群舞を引っ張っていく姿には
目を見張るものがありました。

ピレネーの麓のラヴラネという町ではこんなバレエやオペラの中継が毎月一回ほどあるのです、
次回のバレエはやはりパリからバランシンの真夏の夜の夢です。

80年代にガルニエでエトワールとして踊っていたマリー クロード ピエトロガラ が
ここにやってきます
色々調べてみるともう古典は踊っていなくぼくの好きではないモダンダンスに傾倒しているようで残念ながら行くことはないでしょう。

Lavelanet のシネマ から出て車の温度計は0度C 家に帰り着く頃には10、5度C

やはり ピレネーの麓は寒いのです。