壁塗りと酵母作り

今日はまるでオーヴンの温度メモリを下げてもらったかのような涼しさになりました，それでもショーツで過ごせることはロンドンやパリよりは暖かいのでしょう。
キッチンワークトップにシミがつかないようにするためオイルコーティングをしてからニスのようなものを塗ります。
全部で４コーティングが理想らしく三日ほどかかるためその間の料理はその脇の小さなテイブルで質素に。
そして壁の塗り替えをする時期になりそれも一緒にするため朝はまだ暗い５時頃から起きだし、というよりなぜか
目が覚めてしまい午前中たっぷり働いているのです、お昼寝が日課になりました。
それでもパン用の天然酵母だけは今から作っておこうと思いあり合わせのリンゴに挑戦。
フランスといえどもマーケットやスーパーマーケットで買うパンは良い売り手を探しださないとおいしいパンにはありつけません。粉も手に入れたことだし来週からはフランスパンを焼くことにしましょう。

夏来たり

車の中の温度計が３８．５度cをさしていました，
信じられない思いでサーヴィスエリアに着きドアを開け外に出たとたん　boiling　や　roasting という英語の表現がぴったりの暑さのフランス本土です。
ここのところロンドンに熱波がやって来る頃というのはいつもロンドンを去るようなことが多かったのがヨーロッパ広域に熱波がやってきたようでうらやみの気持ちも半減しました。
日曜日の高速運転はトラックの運行が少なく１０００キロの道のりも混雑がなくスムースに運転することができ１２時間弱で南西フランスに到着したのです。
キッチンの改装はワークトップのオイルコーティング以外は全て完成し生活するには何の支障はないのだが納屋の工事が４週間遅れで新しい寝室とバスルームは待たなくてはなりません。
ヒマワリは肩の高さほどまで成長し村のマルシェにも数週間前からツーリストが増えはじめたらしくまさに夏が始まったといえるでしょう。

circa mid 70s

デヂタルカメラが出回りはじめて以来写真は手軽に撮れて直ちにスクリーンで見ることは出来るもののプリントにすることは全くありません。
撮った写真はコンピュウターの肥になるごとく記号で蓄積されるばかりでほとんど見返すことなどはないのです。
良いできの写真をプリントにしてアルバムに残すのもいいかななどと思ったりしますがなかなか実行できるものでもないですね。
そしてじいさんになっていく過程を写真に残したところで見映えのする綺麗なアルバムにはならないでしょう。
そんなある日屋根裏で段ボール箱におさまっていた一枚のお皿を見つけました、
二度と帰ってくることのない若さを記録に残しておくのもいいものかななどとこのお皿を見ながら思ったものです。

再びパン焼き

週末フランスに行く前に残りの天然酵母を捨てるのももったいないのでまたもやパン焼きに挑戦。
最初の数時間は何の変化もなく失敗かと思っていたところ翌日は二倍に膨らみさらに数時間で三倍に膨らんできました。
クープといって頭にスライスを入れショートニングの脂を入れるのですが自分たちの年齢的なことを考えると余分な脂は必要ないと思いクープだけです。
脂を入れた方が綺麗に開いて見栄えはいいのですがね、それでも開くことは開いてきて問題はないです。
粉は全粒粉と強力粉を半分半分でかなりずっしりとして中はモチモチ少し酸味のあるサワードウブレッドになりました。
酵母の元になるものはどんな果物でもいいらしく考えてみるとお酒を作れる果物だったらよりよい酵母ができそうです。
ブドウ、プルーン、グリーンゲイジなどを庭から採ってきたらこれほど経済的なことはないでしょう。
下のパンは三日前に焼いたもの，それよりさらに味はすぐれています。
パン一つ買うにも車で行かなければならないフランス田舎生活ではますます活用できる重宝な技術になります。

パン作り

一日だけのパン教室ではあったけれどたくさん教わるところがあって今までより少しはましなパンが焼けると思います。
パン　ド　カンパーニュは僕が作ると上に膨らまないというやっかい物でしたが幾つかのコツを教わり次回は進歩するはずです。
イングリッシュ　マフィンは買う物だとばかり思っていたのが始めて作ってみてやはり出来立てにはかないません。
そしてチョコレイトチップスの入ったショコラブレッドはお茶のお伴にうってつけなしっとりとしたパンです。
最後にクレープ包みのオレンジチーズケーキ、クリームチーズや生クリームがたっぷり入っているので少し気をつけないといけないけれど
豆乳クリームで出来ない物か試してみたい物です




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