ボクシング デイ

2008-12-31 | Weblog
クリスマスの翌日は目が覚めるとあたり一面真っ白、雪が降り始めていた。
夕方まで降り続けた雪は五センチ以上は積もりヴェスパーの格好の遊び場と化す。
Jam様が風邪を引き始める、フルージャブを受けたというのに何の役にもたたないものだ、その数日後には僕に廻ってきた。
サンフランシスコ行きまでには退治しなくてはならない。
前日に降ったは雪は翌日には跡形もなくなっていた”根雪”などという言葉は存在しないに違いない。

クリスマス

2008-12-31 | Weblog
クリスマスの四日ほど前までは日中庭で食事ができるほどの暖かな気候を楽しめたものだったがそんな天気がいつまでも続くはずはなくクリスマスイヴから空は厚い雲に覆われ強風が吹き荒れ始めた。
トウールーズまでクリスマスショッピングにでかける。今年のクリスマスも去年と同じくガチョウのローストとなる。
ユーロからポンドに換算するたびにすべてのものが高く感じられるがこれも今まで長いことポンドが恩恵を受けて来た見返りとあきらめるよりしかたのないことだろう。
街の中心あたりでは物乞いが多くなってきているのもなんとも寂しい年末の風景だ。
いつもでかけるトウールーズ南郊外にあるスーパーマーケットが工事途中ながらどでかいショッピングモールに様変わりしてきた。
クリスマスのガチョウ料理はガーデイアン紙のレシピを参照する,付け合わせにはカボチャと栗のローストシナモン風味、サヤインゲンと椎茸の炒め物,カリンのソース。
クリスマスデイナーに欠かせないクリスマスプデイングはヘヴィーなデイナーのあとは一口食べるだけで十分なものだが今年のDuchy Originals のものは甘さも脂肪分も控えめで虜になりそう。


12月23日

2008-12-31 | Weblog
早めのクリスマスプレゼントにJam様からiphoneをもらうことになった,携帯電話などというものはほとんど使わないがほかにもいろいろな機能が付いているということでこの最新鋭が手もとにやってきた。
インターネットアクセスからナヴィゲイション、ipod、カメラ、ほかにもいろいろ機能はあるのだが僕にはあまり必要はなさそう。
向こう十二ヶ月フリーインターネットアクセスという謡文句はイギリス国内だけに限られていることを知ったのは"pay & go"に入れた二十五ポンドが二日ほどで消えていってしまったことからだ。
さらにフランス国内にいながらフランスの家へ電話をするのにはフランスの国際電話番号を押さなければかからないというのも何か腑に落ちない,無用な長物となりそうだ。


12月20日

2008-12-31 | Weblog
心配していた犬のヴェスパーとのフランス縦断ドライヴはいったんキャンヴァス製のケイジにはいるとおとなしく寝ているようなので運転するには何も支障のないドライヴだったが
パリ周辺でまたしても道を間違え三時間ほどの時間ロスとなりやむなくリモージュで一泊することになる。
翌朝は陽が昇り始める朝8時頃まで暗闇のなかを運転、残り300キロ程の道のりをほどなくこなし午前中には冷えきった家に到着。
四ヶ月ほど家を留守にすると思い出しやすい場所に隠しておいたはずの鍵のありかさえも忘れてしまうほどだが記憶をたぐり寄せようやくベッドルームとガーデンの鍵を探し当てる。
冬の寒い時期はほとんどの時間はキッチンで過ごすことが多いがその燃料になる薪を夏の休暇の最後に割って置かなかったため暖をとるのは薪割りのあとになりそうだ。


完成

2008-12-15 | Weblog
最後のチュチュの飾りはサンフランシスコへの発送日前に終わることができた。
とはいえこの飾りの生地がとても厄介なものだった、
3ミリほどのスパンコールがびっしり付いた生地をモチーフにカットして端をジグザグミシン始末する過程で
スパンコールがミシンのドラムにたまって動かなくなったり針は20本以上は折れ飛び散るなど、
まさに決死の形相でミシンに向かっていたに違いない。
あとは現地でのアッサンブレー工程に入るのみだがフィットすることを祈って新年明けまではクリスマスホリデーをエンジョイすることにする。

それにしてもポンドは日ごとに価値がなくなっていくようだがどこまで落ちていくのだろう、
フランスでのホリデーは今まで以上に切り詰めなければならないのか。