ガスコーニュの田舎めぐり

2010-07-31 | フランス田舎三昧

              






             






今まで一度散策しただけのトウールーズ西に位置するガスコーニュ地方へ行ってみた。
ヴェスパーをつれて歩くとあまり遠出はできないので片道2時間程度がせいいいっぱい。
Condom  という名前の町まで高速で2時間ほど北西に走りあとは田舎道を南下しながら小さな村々を訪れるという計画にした。
Condom と近くにある Agen 一帯はプルーンとフォアグラの産地で名を知られているがフォアグラはフランス全国どこでも見かける代物だ。
コンドム、正確にはどう発音するのか知らないが英語発音ではないことは確かだ。
この町には中規模の大聖堂がある程度で見るべきものはあまり無かったがこの近くにある La Romieu という村はコンポステッラへの巡礼の中継地として栄えたそうだ。
修道院のクロイスターは日本の寺院の石庭と相似する静寂さがありコーラスグループのマタイ受難曲の練習中に遭遇する恩恵があった。
そして村の家々の窓辺にはこの辺りに伝説的な猫がいたのだろうか石で掘られた猫の姿が見られる。
綺麗な村を訪れるたびに移り住みたくなるがあと幾つほど素晴らしい村々は存在するのだろう。

最近のgooブログは写真の載せ方がとても簡単になったのである限り載せておきます,同じような写真で順序不同ですがお楽しみください。

明日から2週間ほどロンドンに戻って残された仕事を終わらせてきます。






             






             













             





             













             




















             






             






             













             






             






             







             







             






             






             




















             






              







今週の野草

2010-07-29 | Weblog














今日ブログにログインしたらこのgooブログを開設してから921日目と出ていた。
文章は下手くそ、情報や概念が無く、写真もろくなものを載せられないブログをいつか機会があったらストップしようと思いながらもこれほどの年月が経ってしまっていささか驚きだ。
うまい文章を書く努力もせず,といってもこればかりは才能の有無とも言えるだろうし、いまさらうまくなるはずはないのであきらめるとする。
とは言うものの一度始めたものを中途半端でやめる事もできない性格である事からこのブログはさしあたり発信されていくに違いない。







             

本の村

2010-07-29 | Weblog












好きな村の一つ 本の村 Montoliue にでかけてみた。
ピレネーとは逆方向に Cabardes というワイン産地の山の中に二つの川に挟まれた住人800人ほどの村だ。
8月に入ろうとしているというのにまるでシーズンオフのような人出に人ごみ嫌いな僕たちにはちょうどいいデイアウトだ。
村には十数軒の家が古本屋として店を開いている,フランス語の本がほとんどだが数軒は英語のセクションもあり
イギリス人の本好きにはこの上ない場所。
相棒はここで売れようが売れまいが古本屋の店主をしながらのんびり過ごしたいという、悪くはないアイデアだ。
そんな村の小道で老婦人に「犬が水を飲みたそうだから家にいらっしゃい」といわれ最初は戸惑ったが見知らぬ老婦人のあとにつき彼女の家にお邪魔するはめになった。
居間には先立たれたご主人らしい写真や死んでしまったのだろう犬の写真が所狭しと飾られていた。
独り住まいで誰かと話しをしたかったのかそれとも犬好きだったのか思いがけない出来事に心温まる思いだった。
ますます好きになった村だ。















             






             





             






             




















             




















             




















ミルポワの時代祭り

2010-07-28 | Weblog













この辺りではそれともフランス中では大きめの村や町ごとに夏の風物詩の時代祭りが週末開かれることがある。
ゴッドサン家族と共にミルポワのお祭りに行ってきた。
日本の夏祭りに比べると規模はさほどのものではないし金儲けの屋台もない。
すべては村の自治体が主催し住人がボランティアでコステュームプレイを楽しんでいるのだろう。
特等席のカフェも特別料金などとらずコーヒーやビール一杯でいつまででも席を占領できるというのも和やかな雰囲気だ。
それにひきかえフランス式というのだろうか祭りの計画が順調に進まないのだろうか待つ事小一時間。
石器時代から1900年代初頭のモダンな服までそれなりに皆似合っているのが微笑ましい。。