名園めぐり

2013-09-30 | National Trust








スコットニー キャッスルを訪れた後まだ日が暮れるまでには時間があったため近くの
”Sissinghurst Castle Garden” まで足を伸ばしてみました。
ここも同じくナショナル トラストのもと管理されています。
1930年代にヴィータとハロルドという夫婦によってとてもイギリスらしい庭園が築き上げられたことで有名な場所です。
庭園はいくつかの小さなセクションに区切られそれぞれフォーマルなレイアウトだったりワイルドな花木が密に植えられ、いったん入り込むと次の部屋、次の部屋へと香りとともに引き込まれていく魅力のある庭園です。
5月から6月にかけてがもっとも美しいということですが9月の終わり頃でさえ十分見ごたえのある庭です。






敷地内にあるとんがり屋根の”Oast House”はビールの原料になるホップを乾かすために使われていました。
あるところでは円形のキッチンになったり、円形のベッドルームになってそれぞれ違った用途で残されています。






三角屋根のなかは今ではきれいに石灰壁でぬられ、






歩きこなされた樫の木の床は鉄板で修復されツルツル。






 サフランの咲くリンゴ園













秋のバラの可憐さに匂いをかぐのを忘れてしまいました。













店頭に並ぶ見慣れた梨も木になっているとなにか不思議なさまです。






風の強い日も高い垣根に囲まれ庭歩きもいつもとかわらなくできるかも。






庭の中にある離れ家。



















秋らしくひな菊系の花が多いのか、なぜかこころ引かれる花です。







このカップルは庭作りに情熱を傾けていたと同時にそれぞれ情熱的なホモセクシャルなラヴアフェアにも精を出していたという。

秘密の花園とでも言えるようなケントの一角にある庭園でした。




























城めぐり

2013-09-29 | National Trust



先週の天気の良い日にケントにある"Scotney Castle"というナショナル トラストが管理する屋敷見物にいってきました。

低地に見える建物は中世に建てられた堀に囲まれた今では廃墟の城。
少し高い場所には19世紀に建てられた屋敷。








玄関を入ると大きなホールウエイ。







数年前未亡人が亡くなった後ナショナル トラストが管理し始め婦人が住んでいたそのままを残しているのです。
それほど古い調度品がおいてあるわけでなくキッチンやバスルームなどは70年代の様相が外観とミスマッチしていたりベッドルームなどは婦人が今しがた去って行ったかのように化粧台周りにはグルーミング用品が整然と並んでいたり。










これから枯れ花色になっていくアジサイガきれい。






屋敷の周りには羊や牛の農場がありその中を歩いて散策できます。
二キロくらいある周遊コースは糞だらけで犬を連れての散歩は大失敗。
まだ青々と繁っている木々の葉の紅葉には今しばらくかかりそうです。



















楽しめるバレエ

2013-09-27 | バレエ




ドン キホーテのリハーサルは一週間前にはどうなるだろうかと思えた
バレエが見違えるほど良くなってきた。
主役によってだいぶ印象が変わってくるところがバレエの面白いところ、
今日は一番若いバジリオとキトリ組の最終リハーサルを観にいってきます。













霧の朝

2013-09-24 | Weblog





ここ数日暖かな日が続き助かります、霧がかかった今朝でさえうっすら汗ばむほどの暖かさ。
公園の一角にある二年目になるワイルドフラワーガーデンでは花も根付いて種が無数につき始めました。
公園の花々は品質が良いからこの種から育てればそれなりにいいものができるはずです、
そんな気力もなくまたもや来年に見送り。







バレエクラス

2013-09-20 | バレエ





究極のエクササイズはやはりバレエクラス。
あれよあれよと言う間にバレエクラスを受けることになってしまった、それも週に二回も。

ロイヤルバレエの現役ダンサーと元ダンサーの三人が幾つかクラスを
持ってオペラハウスのスタッフにストレッチや初歩のバレエを教えているのです。






二十数年ぶりに履いたバレエシューズ




水曜日の夜はリンバリングクラスと言いストレッチが主なクラス、
ほとんどがシニアで先生は八十代半ばになるロメイン グリゴロヴァ、
彼女は少し前までロイヤルバレエの舞台で歩き役などをしていたのです。
普段歩く姿からは想像できないほどのピリッとした足さばきがバーを握るとうかがえるヴェテランです。
このバーでのエクササイズはかなりきついものです。

そして一日おいて現役ファーストソロイスのベン ガートサイドが少しバレエ的な動きを教えています。
朝八時から始まるということもあり一日の始まりにはぴったりな毎日でもしたくなる爽快なクラスです。



     


昨日からステイジリハーサルが始まったバレエ ドンキホーテの装置はあとかたもなくかたつけられています。