うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 後期高齢者の日めくり その七十七

2009-12-29 07:44:11 | 日記

暮れの二十八日<o:p></o:p>

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わが家では昔から二十八日に年内の雑事を、そういっていいか分かりませんが、すべて完了する慣わしになっています。もちろん昔といっても親父のころからですが、これは多分にお袋の実家の習慣を引き継いでいるように思われます。<o:p></o:p>

そんなわけでして昨日は朝から結構、一日バタバタしてしまいました。いい具合に二人の孫はそれぞれに学校、勤めと休みでお出かけ、娘も勤めで早い時間帯からかみさんと二人きりです。先ずはと炬燵の下の絨毯のカバー、そしてかけ布団のカバーを取替え、かみさん洗濯機を廻します。<o:p></o:p>

昨日は朝から天気はどんよりと雲が一面に切れ目がなく、予報はどうやら外れ、一向に日差しが見られもせん。それより今にも降りそうな気配さえ見せますので、かみさんカバー二枚を軒下に苦労して干しています。<o:p></o:p>

カレンダーを新年のに、居間と私の部屋のを取替えます。これは毎年苦労するのですが、巻いてあるのをほどいて伸ばすのが一仕事であります。逆に丸めてみたりして掛けるのですが、変にしなって落ち着きません。それで前日から二人して座布団の下にして座っています。<o:p></o:p>

一番いいのは敷布団の下にして寝押しするのが一番なのですが、そこまでは大袈裟と実行はしていません。<o:p></o:p>

二人で買物に出ます。結構スーパーは混み合っています。知人二組と出会いますが、これも暮れの一コマと言えます。皆さん買物を早々と済ましたいのでしょう。それぞれになんとなく幸せを噛みしめているような風情に見えたりします。メモしてきた紙片を見ながら品物を吟味しますが、それぞれメーカーは全国区と土地のメーカーのとに大別され、全国区の有名メーカーのが、幾分高めといったところです。<o:p></o:p>

数の子、伊達巻、栗きんとん、蒲鉾、黒豆、お多福豆、鰊の昆布巻きといったところがわが家のお節の定番であります。今年は孫たちの希望で洋風のお節とやらを、婿殿が買ってくることになっていますので量を控えます。それでも結構な金額になりました。後はパックになったお餅、そして八つ頭を買いますが、これはかみさんの腕の振るいどころで、入念に袋詰めの上から形や、大きさを選んでおります。<o:p></o:p>

そのあと、お飾り、鏡餅。お正月用の仏様のお花は、松と万両が彩りを添えています。それらを精一杯小振りなのを選んで買います。<o:p></o:p>

帰って手早く飾りものを玄関のドアに掛け、仏壇に鏡餅とお花を飾りました。これで新年を迎える準備完了といったところでしょうか。<o:p></o:p>

あとは大晦日に年越しそばを買うだけです。いえ、あたしには一つ仕事が残っていました。それは数の子の塩抜きでして、これは程よい塩味を残すのに苦労します。<o:p></o:p>

人間自分の好物となると骨身を惜しみませんね。といったところで二十八日は暮れていきました。<o:p></o:p>