「慰安婦」謀略戦に立ち向かえ!(明成社)を一部読みました。
まずはマイケル・ヨン氏ですが、非常に興味深いですね。マイケル・ヨン氏は日本語ブログも開設していますが、筆者は現時点では読んでいません。やっぱりアメリカの人なんで、筆者には内容が良く分からないところがあったんですよね。たまに妙なことを仰いますし。
この本を読むと、発信力のある方だと分かります。フェイスブックで60万人、ツイッターで3万人のフォロワーがいらっしゃるようで、イラクやアフガニスタンなどの戦場で取材報告をしてきたんだそうです。慰安婦問題に関しては謀略性を見抜いた方からの依頼で調査し始めたようですが、20万人の女性を戦時中に拉致するということがいかに非現実的か、すぐに頭にひらめいたとのことです。
気になるのは日本がベンガル人に嫌われているとの指摘です。イギリスがミャンマーを統治する際に、ベンガル人を大量に連れてきて、戦時中イギリスの味方をして、日本と戦ったのだそうです。だから日本のことが嫌いだということで、それは分かるのですが、ミャンマーにベンガル人が住んでいるとは外務省ページやウィキペディアを見たり検索しても(少なくとも上位には)書かれていない訳です。検索して分かるのは、ミャンマーがロヒンギャをベンガル人と呼んでいることだけです。でもロヒンギャ語をウィキペディアで確認すると、ベンガル語と相互理解は難しいと書いています。イギリス統治は1824年から始まりましたから、200年の間に相互理解ができなくなったのでしょうか?参考までにスペイン語とポルトガル語はある程度まで相互理解できるようです。ロヒンギャはバングラディシュ国境に住んでいますから、自然にベンガル人から分かれたようにも思えます。イギリスが連れてきたベンガル人がロヒンギャなら、もっと全国に散らばっているとか、同化しているとかありそうなものですが、良く分かりません。バングラディシュ国境に住まわせて、徴兵したり募兵したりして使役したんでしょうか?複雑な歴史があるんでしょうが、どうも日本語の環境では腑に落ちないところが残ります。なお、ベンガル人の国はバングラディシュですが、親日国だとされます。
映画・本共にベストセラーになったアンブロークンの指摘も面白いですね。作者ローラ・ヒレンブランド女史のテニアン島で5000人の韓国人が日本人によって虐殺されたとの主張ですが、調査の結果そのようなことは無かったと確信したそうです。小さな島で5000人もの虐殺があれば、確たる証拠が残っているはずですが、証明できたら賞金を出すと広告を打ったところ、誰も申し出ていないようです。この広告に多くのアメリカ人は怒ったようです。日本のウィキペディアを参照しましたが、テニアン島の「1944年(昭和19年)6月時点での人口は、日本人15,700名(軍人を除く)、朝鮮人2,700名、チャモロ人26名であった」とのことです。こうした誤解がアメリカやその他世界で広まることは決して日本のためにはなりません。慰安婦問題もそうですが、日本は国連を舞台に何故か人権とか歴史で追及されています。やってもないことの罪を何時まで追及されなければならないんでしょうか?「燃え広がる前に鎮火しないと延焼する」が、日本が学んだ慰安婦問題での手痛い教訓でしょう。
中国が南京虐殺記念館で繰り返し反日を刷り込んでいるという指摘も既知のものですが重要ですね。その影響がどうでるか計り知れないところがあると思います。
ソウル大使館前の慰安婦像前にキャンプがあるそうで、雨の日も風の日も持久戦のようにキャンプを続けているんだそうです。政府が撤去することを怖れている「市民団体」なんでしょうが(文政権も信用されていないんでしょうか?)、韓国の慰安婦像に対する執着は気味悪いものがありますね。明らかに事実じゃないことが多く含まれている訳ですが、これはカルトそのものでしょう。日本に対する憎しみを再生産するカルト以外の何ものでもありません。日本人に対するテロも有り得るのではないかというヨン氏の指摘を笑って聞き流すことは出来ないと思います。カトリックも関与しているとのことです。
まずはマイケル・ヨン氏ですが、非常に興味深いですね。マイケル・ヨン氏は日本語ブログも開設していますが、筆者は現時点では読んでいません。やっぱりアメリカの人なんで、筆者には内容が良く分からないところがあったんですよね。たまに妙なことを仰いますし。
この本を読むと、発信力のある方だと分かります。フェイスブックで60万人、ツイッターで3万人のフォロワーがいらっしゃるようで、イラクやアフガニスタンなどの戦場で取材報告をしてきたんだそうです。慰安婦問題に関しては謀略性を見抜いた方からの依頼で調査し始めたようですが、20万人の女性を戦時中に拉致するということがいかに非現実的か、すぐに頭にひらめいたとのことです。
気になるのは日本がベンガル人に嫌われているとの指摘です。イギリスがミャンマーを統治する際に、ベンガル人を大量に連れてきて、戦時中イギリスの味方をして、日本と戦ったのだそうです。だから日本のことが嫌いだということで、それは分かるのですが、ミャンマーにベンガル人が住んでいるとは外務省ページやウィキペディアを見たり検索しても(少なくとも上位には)書かれていない訳です。検索して分かるのは、ミャンマーがロヒンギャをベンガル人と呼んでいることだけです。でもロヒンギャ語をウィキペディアで確認すると、ベンガル語と相互理解は難しいと書いています。イギリス統治は1824年から始まりましたから、200年の間に相互理解ができなくなったのでしょうか?参考までにスペイン語とポルトガル語はある程度まで相互理解できるようです。ロヒンギャはバングラディシュ国境に住んでいますから、自然にベンガル人から分かれたようにも思えます。イギリスが連れてきたベンガル人がロヒンギャなら、もっと全国に散らばっているとか、同化しているとかありそうなものですが、良く分かりません。バングラディシュ国境に住まわせて、徴兵したり募兵したりして使役したんでしょうか?複雑な歴史があるんでしょうが、どうも日本語の環境では腑に落ちないところが残ります。なお、ベンガル人の国はバングラディシュですが、親日国だとされます。
映画・本共にベストセラーになったアンブロークンの指摘も面白いですね。作者ローラ・ヒレンブランド女史のテニアン島で5000人の韓国人が日本人によって虐殺されたとの主張ですが、調査の結果そのようなことは無かったと確信したそうです。小さな島で5000人もの虐殺があれば、確たる証拠が残っているはずですが、証明できたら賞金を出すと広告を打ったところ、誰も申し出ていないようです。この広告に多くのアメリカ人は怒ったようです。日本のウィキペディアを参照しましたが、テニアン島の「1944年(昭和19年)6月時点での人口は、日本人15,700名(軍人を除く)、朝鮮人2,700名、チャモロ人26名であった」とのことです。こうした誤解がアメリカやその他世界で広まることは決して日本のためにはなりません。慰安婦問題もそうですが、日本は国連を舞台に何故か人権とか歴史で追及されています。やってもないことの罪を何時まで追及されなければならないんでしょうか?「燃え広がる前に鎮火しないと延焼する」が、日本が学んだ慰安婦問題での手痛い教訓でしょう。
中国が南京虐殺記念館で繰り返し反日を刷り込んでいるという指摘も既知のものですが重要ですね。その影響がどうでるか計り知れないところがあると思います。
ソウル大使館前の慰安婦像前にキャンプがあるそうで、雨の日も風の日も持久戦のようにキャンプを続けているんだそうです。政府が撤去することを怖れている「市民団体」なんでしょうが(文政権も信用されていないんでしょうか?)、韓国の慰安婦像に対する執着は気味悪いものがありますね。明らかに事実じゃないことが多く含まれている訳ですが、これはカルトそのものでしょう。日本に対する憎しみを再生産するカルト以外の何ものでもありません。日本人に対するテロも有り得るのではないかというヨン氏の指摘を笑って聞き流すことは出来ないと思います。カトリックも関与しているとのことです。