観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「保険」「相続」「医者の給与」「国民年金」を考察する予定。

トヨタ頑張れ

2010-01-30 21:46:08 | 日記
MSN産経ニュース(「対応遅い」「拡大早すぎ」 米紙が相次ぎトヨタ批判)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100130/biz1001301213003-n1.htm

>リコール問題に対するトヨタの対応が「遅すぎ、保守的だ」と厳しく追及した。

えらい叩かれているみたいですね。大企業だから保守的になるという話もあります。車の安全性は命に関わる問題ですから、対応が遅かったとしたら、残念です。私は経団連の前会長がトヨタの奥田さんということで、何となく心情的には味方ですから、頑張ってほしいです。

>ウォールストリート・ジャーナルは「トヨタはあまりに早く大きくなろうとしすぎた」と社説で指摘。急速な事業拡大で無理を重ね、品質問題につながったと強調した。

急速な拡大は良くなかったかもしれません。大体、急拡大している会社は(新規開拓で独占状態でもない限り)、「裏がある」と囁かれるものです。いずれにせよ、こうした批判を真摯に受け止め、早く復活すればいいなと思います。

追加(同日23:20)

MSN産経ニュース(“米企業化”が皮肉な結果に トヨタ改修対象700万台)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100130/biz1001302100008-n1.htm

>米国部品メーカーから調達したアクセルペダルの欠陥を指摘されたトヨタ自動車のリコール(回収・無償修理)問題

>国内系列メーカーと同じ品質管理を現地企業に徹底できなかった理由にも「気の緩み」(アナリスト)が影を落としたとみられる。

だそうです。こっちの記事(経済)は見落としていました。そういや、アメリカ南部あたりにトヨタは進出したんでしたっけ。確かに急拡大と気の緩みは関係あるかもしれません。些か記事内容にブレがあってスミマセン。素人ですから、ただの日記ということでご容赦ください。

アメリカの未来と受注競争

2010-01-30 21:08:12 | 日記
asahi.com 国際 1月30日9時56分 米、高速鉄道建設へ7200億円 日欧受注競争本格化へ
http://www.asahi.com/international/update/0129/TKY201001290511.html?ref=rss

>オバマ大統領は28日、予算配分先のフロリダ州で開いたタウンホールミーティングで、「ここで新規の高速鉄道の建設を始める。未来に向けた建設であり、雇用を増やすものだ」と述べた。

高速鉄道は省エネ効果も高いというメリットもあります。日本でも今リニアを進めているようで、新しい技術は夢があっていい。暗くなりがちな不況ですから、こういうニュースも必要です。気になるのは・・・。

>日本からはJR東日本やJR東海などが受注を目指しており、独、仏、カナダのライバル企業との競争になりそうだ。

東日本だろうが東海だろうが日本受注となれば、目出度い。日本の高速鉄道は技術も高く安全であります。負けてはいられません。

ちょっと河村さん?

2010-01-30 21:07:38 | 護憲勢力と仲間達
asahi.com 政治 1月30日9時17分 河村市長「住基ネット侵入実験したい」 違法の恐れ
http://www.asahi.com/politics/update/0130/NGY201001300001.html?ref=rss

>住基ネットを担当する総務省市町村課は「名古屋市から申し入れは何も無い」とするが、許可無くシステムに侵入しようとすれば、不正アクセス禁止法などに抵触する可能性もある。

>河村市長は実験の詳細については明らかにしていないが、報道陣に対し、「長野でやった実験より、今ならもっと面白い実験ができる」と話している。

ちょっと河村さん?チャレンジャーですね・・・。民主党なのに、政府に喧嘩売っちゃっていいんですか?面白い実験って。そういう反政府的なことは、我々野党サイドの仕事だと思うのですが・・・。反政府的な「市民派」ブレーンでもいるんでしょうか。そんな気もします。政府の人間は特に遵法精神を大切にしましょう!法に従ってもらう方ですからね。

原口って人が何を言うか、興味がなくもない。

他所の国から

2010-01-30 20:02:18 | 政策関連メモ
MSN産経ニュース(【緯度経度】北京・伊藤正 グーグル問題の本質)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100130/chn1001300752000-n1.htm

>グーグルはこれまで「天安門事件」や「法輪功」などの検索を禁じた管理規定に従ってきたが、それに対し米欧からは批判があり、規制解除を中国側に迫ったのが発端だった。

中国には中国の考えがあります。他所の国からゴチャゴチャ言われるのは鬱陶しいでしょう。ですが、中国には言論の自由も宗教結社の自由もないわけで、他国の意見を聞くのも大切です。私も意見を書きます。

民主化への道筋として、共産党を二つに分けてみてはどうか。共産党甲と共産党乙のようなものをつくればいい。暫くの間は他に政党を認めなければ、予想もつかない事態にはなりにくいというわけです。慣れてくれば開放していきます。民主化まで至れば、天安門を検索されたところで、問題はなくなるということで。

>共産党機関紙「人民日報」傘下の「環球時報」ネット版が今月14日に行ったネット投票では、中国政府の審査なしにグーグルの営業を認めるべきかとの質問に、75%が反対、25%が認めるべきだと回答した。グーグルの要求は中国の主権の侵害とした人は67%、「ノー」は24%だった。若年層ほどグーグル支持が多く、撤退を惜しむ声が強い。

若年層の意見も聞いた方がいいです。そうでないと、時間が経つと共に、どんどん状況は悪くなります。いろいろ言いたいことはあるかもしれませんが、グーグル便利ですよ。時には譲歩も必要です。

高速無料化の旗となし崩しの危険性

2010-01-30 18:56:51 | 護憲勢力と仲間達
asahi.com 政治 1月30日3時58分 高速無料化、30路線程度に 6月から沖縄・北海道など
http://www.asahi.com/politics/update/0130/TKY201001290529.html?ref=rss

>前原誠司国土交通相ら国交省政務三役は、全国の高速道路のうち30路線程度を6月から無料化する方針を固めた。沖縄県や北海道など交通量の少ない地方が対象。高速道路総延長(約8500キロ)のほぼ5分の1にあたる1500キロ程度が無料化される見通し。

交通量の少ない地方の割引は私の持論でもありますが、無料はないんじゃないでしょうか。如何せん日本は土地代が高すぎ、山が多すぎ(トンネルを掘るコストがかかる)、地震対策もしなければなりません。だから、欧米先進国に比べ、公共事業費が掛かっているという部分は大きいのではないか、世論の誤解があるのではないか、私はそう思っているわけです。もともと交通量の少ない地方で無料と言っても経済効果は知れています。都会の無料化の参考には大してなりません。そして、既にアップアップの鉄道には影響が大きすぎる懸念もあるでしょう。更に言えば、高速「無料化」は国民の支持も薄いということにも注意する必要があるはずです。

「実験」で済むのならいいのですが、民主党の看板には高速無料化は厳としてあるわけで、なし崩しになるような気もします。料金所の撤去に繋がると不可逆的な失敗ともなりかねません。

マジっすか

2010-01-30 18:35:52 | みんなでやろうぜ
asahi.com 政治 1月30日0時26分 植木品評会「大臣賞」も民主主導 「横暴だ」と自民反発
http://www.asahi.com/politics/update/0129/TKY201001290414.html?ref=rss

>政権交代に伴い、菊花展などの入賞作品の選定についても民主党を通さなければならなくなったとの指摘で、自民党の田野瀬良太郎総務会長は記者会見で、「このままでは箸(はし)の上げ下げまで民主党に管理される」と怒りをあらわにした。

?・・・業界団体の陳情として、幹事長室を通るということでしょうか?もし、そうだとしたら、大臣賞ぐらい大臣が(ゴチャゴチャ言わず)追認すればいいのに、と思います。選挙が第一の幹事長室を通されたら、堪ったものではありません。儀礼を「実務」にされることなきよう。

危なくてしょうがない

2010-01-30 18:02:16 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(【久保田るり子の外交ウオッチ】密約検証が「同盟破壊の爆弾になる」の恐れ…)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100130/plc1001301202006-n2.htm

>専門家は「朝鮮半島有事は即座に日本有事となる可能性もある事態だが、この“密約”を解消し『今後は(有事の事前協議なしの)基地使用は不可とする』となったら、米側から『それでも日米は軍事同盟か』と不信は最高潮になるだろう。実は密約の本質とは同盟の根幹にかかわっている」と指摘する。

もうね、危なくてしょうがないわけです。民主党が。「政権交代」の大勝のせいで、革命だかなんだか知りませんが、自分は正義だと錯覚してますから。岡田外相も少なくとも普天間問題が片付くまで、中立ぶったことを言わないよう肝に銘じておくべきです。100%間違いなく同盟の一翼を担うトップリーダーの一人であることを忘れてはなりません。まずは日本政府内、アメリカ政府とよく話し合って、タイミングを見計らって、やってください。「事実を明らかにして話し合いすれば全ては上手くいく」などといった、暴露・話し合い至上主義に陥らないよう、十分気をつけるべきです。

説明しても信じてもらえない理由

2010-01-30 17:24:23 | 政局・政治情勢
MSN産経ニュース(小沢氏は「秘書の結婚式」に出席 「薄汚い金は受け取っていない」)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100130/stt1001301641001-n1.htm

>「薄汚いお金は受け取っていない。新聞は信じてくれないからああやって書くが」

薄汚くお金を増やしてきた男が何かほざいているようです。小沢という人は自分を知らないらしい。

小沢氏、沖縄に土地 辺野古から9キロ投機か 17年購入(産経新聞) - goo ニュース

>土地は普天間飛行場の現行案の移設予定地のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)から直線距離で約9キロの近さだが、移設案の騒音予測地域からは外れている。購入時期が辺野古移設を盛り込んだ在日米軍再編の中間報告に合意した17年10月の直後のため、当初は値上がりを期待した投機目的だった可能性もある。

違法ではなくとも、インサイダーっぽいですね。「沖縄の海を汚すな」とか言いつつ、付近に土地が・・・。「値上がりを期待していたのですか」ということです。騒音予測地域から9キロも離れていたんじゃあ、抵抗運動とかいう言い訳では苦しい。偶然は元より有り得ない。こうやって不可解な動きで自らの資産を増やしてきたのが小沢という人です。小沢って人と信者以外、誰もがそう思っていますし、事実そうだから、いくら説明しても疑惑を払拭できない。

毎日jp(陸山会:小沢氏団体から13億円 04~05年不記載)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100129k0000m040148000c.html?inb=ra

>フォーラムと陸山会の間での資金移動の理由は不明だが、04年11月に紙幣のデザインが変更され、1万円札には角度を変えると画像の色や模様が変化して見えるホログラムが偽造防止用に採用されており、現金で保管していた旧札を新札に切り替えるためだった可能性があるという。

火達磨小沢民主党幹事長ですが、そろそろ引導を渡してやっては。自民党は(頃合を見て)説明不足を理由に座り込みでもやって、断固たる抗議の意志を見せればいいと思います。これだけ疑惑があって居座り続けた政治家もいないのではないでしょうか。冤罪を殊更嫌う私ですが、そう思います。政治権力を利用して、あるいは法の抜け穴を利用して、あるいは行政指導を前提に法をも破って、お金を創り出してきた男、小沢。居直りがすぎるというか、ムカっぱらが立ちます。万歩譲って秘書がやって知らなかったのだとしても、小沢という名前がなければ、出来ることではありません。

(自助による)勢力均衡を支持します

2010-01-30 16:31:21 | 政策関連メモ
MSN産経ニュース(「台湾海峡の安定に役立つ」 米の武器売却、国防部が歓迎)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100130/chn1001301414002-n1.htm

>談話は、米国の「台湾関係法」に基づく防衛的武器の供与が中台間の軍事バランス安定に寄与すると指摘した上で「台湾は中国大陸との関係改善に自信を持って臨める」と強調している。

なるほど。確かに中国軍の一方的な強化(間違いない)は平和のためにはむしろ望ましくありません。何事もバランスです。中国は自らの武力の拡大が脅迫と相まって戦争の危険を招いていると肝に銘じるべきです。

ところで、台湾方面にむけて言いたいことが有ります。中華アイデンティティとやらはどうにかなりませんか。台湾を台湾と言ったところで、もはや北京語が普及している事実を変えられるわけはありません。長期的に見て統一の流れは確かにあるでしょう。しかしながら、ほとんど台湾しか支配していない政府が「中華」では驕慢だとも言えます。大陸中国が中華という概念で異民族を抑圧していることを忘れてはなりません。

谷垣演説から考える

2010-01-30 15:25:53 | みんなでやろうぜ
第77回定期党大会の谷垣演説はとても面白かったです。詳しい内容が分かったので、再度感想を。

(利益誘導政治との決別)
自民党=利益誘導との認識が国民に広がっているのは間違いありません。自民党にも言い分はあるとは思いますが、それにまるで根拠がないとも言えないはずです。民主党のやり口をマニアの目から見ると、衆院選前から支援団体との癒着は深く、それは自然に今の選挙至上のやり方に繋がっています。しかしながら、民主党が政権を担当したことはありませんでした。それゆえ、国民一般には白く見えるわけです。これが政権交代の大きな原動力になりました。

自民党は国民の多くの気持ちを汲み取る国民政党であらねばなりません。全ての国民の意見を聞く事は不可能であるし、また望ましくもない(皆が同じ意見になるよう強制力が働くようになり活力が低下する)はずです。今は小選挙区制で多数の支持を得るということを真剣に考えるべき時ではないでしょうか。

(おおらかな保守主義)
自助を妨げない共助・公助は今の時代に求められているものだと思います。誰の目にも明らかな少子高齢化の急速な進展・日本経済の地盤沈下に正面きって向き合わない政権政党は有り得ないと考えなければなりません。

(自制心のある保守主義)
やや異議があります。

まず、民主党と組合との結びつきは根深いと考えるべきです。そして、自民党は組合との結びつきは薄かったし、経営者サイドとの結びつきはしっかりあったというのが事実です。反省すべきは反省すべきですが、ここを全否定してはなりません。経営者なき経済はありえません。国民一般にとっても、経営者の視点は必要なものであることは明らかです。自民党は経験なき民主党政権の暴走に歯止めをかける存在でなければなりません。そうでなければ、民主党は必ず日本を奈落の底に突き落とすでしょう。イメージの払拭などと言って旗をガンガン振りかざして、イメージ至上主義に陥ってはなりません。経営者の意見を適切に汲み取り、社会に反映するのが自民党だと考えます。対して、労組としっかり癒着しながら、一方で経営者サイドにも手を出すことでも分かるように、節操がないのが民主党。それは厳然たる事実です。そして思惑通りになれば、日本政治は全体主義に陥り終わってしまうでしょう。戦前のように(一度している大失敗は肝に銘じなくては)(大政翼賛会が全体主義でないとしたら、何が全体主義だというのか)。自制心のある保守主義は重要ではあります。しかしながら・・・

ここで、経営者というのはどういった人たちであるのかということを考えてみます。不確実な未来と向き合い判断し前向きに進んでいく、そういう人達ではないでしょうか。誰も未来を知っている人はいません。これは先進国に既になった日本の政治家に強く求められていることでもあります。それに対して、労働者はマニュアル的なものがより求められているのは間違いありません。あくまで程度問題ですが。

何が言いたいか。自民党は経営者サイドに立つことを柱のひとつにすべきだし、その過程でアニマルスピリット的な部分への理解は必ず必要になるはずです。既に確立した自民党=企業=汚職的なイメージと無理やり戦って暴れるのは、まるで望ましくないことで、(リベラルというだけでなく、ある種放漫的な)自由の旗もキープするべきなのです。世襲で安定した方々が多い自民党に届くか些か心配ではありますが、ここは強調しておきます。私が気ままな人間だから、言っているわけでは全くありません。自民党の生死=日本政治の経験の生死に関わると思うから言っています。

自制心は常に大切です。ですが、小泉政治の時代のアニマルスピリットの部分を懲罰しておさらばという流れを心配しているのです。杞憂ではないと思います。自民党はそこもしっかり保守するべきです。規律を重んじる軍事・警察の国家基本機能の部分、官の比重が高い地方の部分と矛盾するようではありますが、経済が上手くいかなければ、北朝鮮のようになることを心すべきで、両立は必ず必要です。※少なくとも、民主党が経営者的な自由を前面に出すことは出来ない(労組+経営者とか悪い冗談!)と言い切っていいと思います。一党独裁国家に繋がる極悪ではないか。

(小沢独裁と戦う)
本当に戦えるのは自民党だけです。応援しています。他は内部には入っている(民主党内保守・国民新)から本当には戦えないか、左派だから本当には戦えない(共産)、力がないといった感じです。自己拡大する権力と戦うことは容易ではありません。