観測にまつわる問題

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日米同盟の圧倒的優位を再確認してまずは冷静に見守るべき

2010-01-13 23:53:40 | 護憲勢力と仲間達
非常に残念なことですが、普天間問題などでこれまで見てきたように、民主党政権はあまりにも馬鹿げたというか日本国民の利益にならない行為をとってきたので、あえて率直に書いておきます。

MSN産経ニュース(中国、米に「報復措置」も 台湾武器売却で評論家・石平氏)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100113/chn1001132345005-n1.htm

>米国が台湾向けにPAC3の売却を進めているのに対し、中国がかつてない強い姿勢で反発している

これまでも行われてきたアメリカの台湾への武器売却ですが、ここにきて中国が猛反発しているようです。しかしながら、ミサイルを撃つ意志がなければ、MDに反発する理由もありません。やはり、中国は台湾を武力併呑する意志がある(中国の言い分は賊軍鎮圧と解するしかないと思います)ということであり、台湾・アメリカのみならず周辺国の緊張を高めるより強い手段に訴える可能性が高いのだろうと思います。私は台湾にも生存権はあるはずだと思います。(租借という形を含んだ香港・マカオは別問題として)何十年も事実上2国存在してきたのに、未だに武力による解決も辞さない中国の頑迷横暴なこれまでの姿勢に懸念をもっています。

>中央指導部での軍強硬派の発言力が増し、この問題で柔軟な対応ができなくなった

中国軍強硬派の勢力が強まることは、日本の安全にも決定的な影響を及ぼしかねません。この問題に無関心であってはならないのは明らかです。

>昨年11月のオバマ米大統領訪中の際、「G2」時代の到来と騒がれたが、私は日本の雑誌で、「米中蜜月もそろそろ終焉する」と予測した。それは早くも眼前の現実となりつつある。

>これを機に、日米同盟の強化を図ることこそが日本の国益にかなう賢明な戦略だ。だが、今の日本政府にそれができるかどうかははなはだ疑問なのである。

核を持たないなど単独で自衛が出来ない日本の安全を守るには日米同盟以外ありません。日米同盟という圧倒的優位を揺るがして、どっちつかずの対応で交渉できると思うのは、極めて愚かな火遊びだということは明白です。命を賭ける時に旗幟を鮮明にできない不気味で弱いものは、何をどうしてもダメだということを知ることになる以外の結末はないでしょう。軍事問題がこのような性質を持つ以上、日本外交の第一のプライオリティは日米基軸しか有り得ません。そこが分かってない愚かな連中が対米追従批判などやって、国益すなわち日本の安全にダメージを与えてきたわけです。当に民主党政権の危険はそこにあります。民主党は政権をとるため無用に日本人のプライドをくすぐったがゆえに、専門的見地を無視して、日本に危機をもたらす決断をしかねないということです。

この問題で日本が第一にやるべきことは、アメリカの様子を見るということです。そして、日米同盟を基軸にシッカリ対応するしかありません。民主党の軽率なポピュリズム(=アメリカ相手にモノが言える俺達カッコいい~)と社会主義陣営だったものとの(深めの)付き合いは不安定要素以外の何ものでもありません。でしゃばらないでください。外務省・防衛省など専門家の意見を良く聞き、冷静に日本政府は対応するべきなのです。