日々のblog  牛込伸幸FP事務所

群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナーの暮らしとお金のblog

住宅ローン見直し

2009-05-06 | Weblog
FPの牛込伸幸です。おはようございます。

こどもが遊ぶように、GWは庭にテントを張っています。
縄跳び→テント→ボール遊び→テント→砂遊び→テント・・・

まだ5歳と2歳なので、一つのことに熱中するというより、
いろいろな遊びをちょこちょことしています。

テントが気に入って、キャンプに行きたい!と
言い出すといいのですが。

■住宅ローンの見直し

GW中に日経新聞で特集をやっていました。
今回の深刻な不況を背景に、返済が苦しくなったケースも
取り上げられていました。

そろそろボーナスが近づいてきました。
ボーナスは会社の業績の影響を受けるので、
住宅ローンのボーナス払いを利用している方のなかには、
返済が苦しいとご心配の方もいらっしゃると思います。

そんな場合、ウルトラC的な方法はありません。
住宅ローンは一度、組んでしまったら、それを地道に返すしかありません。

やはり、

・家計を見直して返済額を確保する
・ボーナス返済の割合を低くする(毎月返済が高くなる)
が基本になります。

注意が必要なのは、

目先の返済が軽減される、変動や短期の固定金利に借り換えすることです。
返済が苦しい方がこれをやると、目先の返済は軽くなりますが、
もし、金利が上昇したときに、家計が破綻してしまうリスクがあるためです。
(特にボーナス払いの返済額はど~んと上がってしまいます)

変動や短期の固定金利は、金利上昇リスクの取れる、
返済に余裕のある方が選ぶものだと思います。

少し、異例の事態ですが、

もし、本当に返済が大変になってしまったら、
金融機関に相談することをお勧めします。

審査が必要になりますが、
一定期間、返済額を減らしてくれたり、
返済期間を延ばしてくれることもあります。

ただ、もちろん、返済を猶予した分にも
きちんと利息が付くので、返済総額は増えることになります。

少しネガティブな話題になってしまいましたが、
安心して住宅ローンを返していけるよう、
現在の家計の状況をチェックしてみてはいかがでしょうか。

これから借りる方は、
・できるだけボーナス払いに頼らない
・金利は長め(できれば全期間固定)にして、金利上昇リスクを回避
をこんな時代にはお勧めします。