日々のblog  牛込伸幸FP事務所

群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナーの暮らしとお金のblog

分譲住宅、どの区画を選ぶ?

2006-12-31 | Weblog
今朝、近所を散歩しているとダイワハウスの分譲を見つけました。買うわけじゃないんですけど、どの区画がいいか思いを巡らしてしまいました。ある意味、至福のときだったりします。

基本は東南の角地ですが、田んぼ跡のミニ開発ですから、そう単純じゃありません。道路に接した区画、道路から2mの私道を奥に入った区画(敷地延長、敷延ってよばれます)。周辺建物の関係から、日当りも単純に東南角地がいいというわけではありません。価格表があればもっと盛り上がるんですが。

個人的には、日当り重視なので南道路(土地の南側が道路)、土地の形は長方形(南道路に接した部分が長い)がいいと思います。特に、うちは将来的には売却も考えているので、万人受けしやすい土地がいいなあと。

でも、土地が100坪以上あるようなら北道路もいいなあと。南道路は庭にプライバシーがないんですが、北道路は玄関を北にして、建物の南に道路の接していない庭をつくることができます。土地が広ければ、日当りも確保できますから。

今朝みた土地には、残念ながらピンとくるものはありませんでした。道路を挟んで公園があったり、静かなところで周辺環境はバッチリ。でも、日当りと、車の入れにくさが気になりました。

同じ土地は一つとないですから、土地を買う決断は難しいですね。

「子育てハッピーアドバイス」

2006-12-29 | Weblog
シリーズ100万部も売れているそうです(明橋大二著・1万年堂出版)。そうそう!へえ、そうなんだあ!の連続です。例えば・・・

「抱っこしないことが続くと、赤ちゃんは、あるときから泣かなくなる。手がかからないよい子ではないのです。心のトラブルの始まりです。そうか、ぼくは甘えさせてもらえる価値がないんだ・・・と」

うちの次女2ヶ月はいつもご機嫌に見えるんです。2人目で親に余裕があるから泣かないんだろうと勝手に思っているんですが、心配になって、一応、ちょくちょく抱っこしてます。

「がんばれと言われて、がんばろうと思えるときもありますが、よけいつらくなるときもありますので、気をつけねばなりません。それは、これ以上がんばれないくらいがんばっているのに、さらにがんばれと言われたときです。これ以上、じゃあどうすればいいのという気持ちになってしまいます」

部活をやっている頃から、この「がんばれ」ということばは要注意だと思ってました。安易に言うもんじゃありません。(言っている人に悪気はないんでしょうが)ある程度、いい結果が出て、次に向けて意欲が沸いているとき以外は使ってはいけないと思います。そのくらい難しいことばなので、私は使わないことにしています。「がんばっているね」「今日はどうだったの?」あたりがベストでしょうか。

4冊あるので年末年始の時間つぶしに楽しめそうです。

アメリカの公的医療保健制度メディケア

2006-12-27 | Weblog
アメリカに誰もが入れる健康保険制度が「ほぼ」ないことはよく知られています。日本なら自己負担3割で医療を受けられますが、アメリカでは自分で健康保険に高額の保険料を払って加入するか、加入しないでその都度、高額の医療費を払うか(日本で言う10割負担)という選択になります。どっちにしても高いんです。

ただ、アメリカにも日本的発想の健康保険制度(メディケアという)があります。高齢者限定です。この制度の保険適用範囲を薬代にまで広げた結果、財政状況が急速に悪化したそうです。

一部にはあと10年で破綻するという予測も出て、じゃあ適用範囲から薬代を除け!という有権者(高齢者を除く)の声が強いということです。赤字は税金で補てんすることになるので。このあたり、健全ですよね。

話は少し変わりますが・・・

アメリカやヨーロッパもそうみたいですが、かぜをひいたくらいでは病院に行きません。私が海外旅行をしたときに、かぜをひいたので、試しに病院へ行ってみたことがあります。

受付で「予約がないと無理」とか「2、3時間待てば診られるかも」(かもってなんじゃい?)と数件の病院(診療所)でいわれました。もちろん急患でないことは確認されてのことですが。

かわりに薬局へ行って薬を買えばと、どこでも当たり前のように言われました。試しに薬局へいってみると、その充実振りに驚きました。

日本だとCMをみて「オレは青のベンザかな」なんてお買い物感覚で風邪薬を選ぶことが多いと思いますが、アメリカの薬局は薬剤師(でしょうか)がお客の症状を聞いて、選んでくれます。日本の市販薬は制限が大きいのですが、アメリカの薬局は日本では医師の処方でしか飲めないような薬も売っているそうです。ここが大きいと思います。

これでいいんじゃない?そのとき思いました。市販の薬で治らなければ、そのときはただのかぜじゃないから、病院へいけばいいんだと。日本だと薬局で薬を買っても、病院で診てもらって薬をもらっても費用はそうかわりません。だったら病院でもらえる薬の方がよく効くのでと、つい病院へ行ってしまうんです。

これでは日本の健康保険制度がもつはずありません。病院でも費用はかわらないからといっても、最終的なツケは納税者にまわってきますから、今後はいきつけの薬局をつくってみようかなと思いました。そもそもカゼだったら寝てりゃいいんでしょうけど。

PS.友人の医者がいってました。おれはいざというときに効かなくなるから、風邪薬なんて飲まないと。

久々に練習日誌

2006-12-25 | Weblog
友人と王山運動場で走り納めしてきました。今年もほぼ週1回練習をすることができました。ちょっとした思いつきではじめた合同練習会ですが、体を動かすいい仕組みをつくっておいてよかったなと。

メニュー
・ジョック30分
・ストレッチ
・150m流し×3本
・ダウン

100mのタイムトライアルは危険なので、毎回200mを計って目安にしようかなと思いつきました。

50年後には65歳以上の人が40%になるって・・・

2006-12-21 | Weblog
出生率の下方修正を受けて、厚生労働省から発表された数字です。50年後といったら、私が80歳過ぎ。5人に2人は65歳以上の高齢者とはすごい状況です。

このタイミングでこの数字が出てくるとは意図的ですね。昨年は5年に一度の年金改革の年。甘い出生率をもとに100年安心年金プランを作成しました。ノドもと過ぎればで、今頃現実的な数字を出してきたんでしょうね。100年安心とはタチの悪いジョークです(怒)。

人口構成は政治家や役人に文句をいってもはじまりません。やはり体を鍛えて、生涯現役&シンプルライフで貯蓄ですね。

銀行の政治献金再開で見えるのは・・・

2006-12-19 | Weblog
結局、世論の反発から自民党が辞退したようですが。

公的資金を借りて再建したメガバンクが今や最高益。でも、過去に累積した損があるため、まだ法人税を払っていない。これは制度だから、メガバンクは別に文句をいわれる筋合いはない。

でも、メガバンクが政治献金を再開するというのはどーも納得がいかない。つい、こんなことを連想しちゃいます。

・法人税減税の見返り?

竹中大臣の経済再建は企業が良くなれば景気が良くなるというものでした。その企業の業績が良くなって、いよいよ法人税の税収が上がってきたというタイミングでの法人税減税は何か匂うものがあります。ありありです。

法人税減税をしないで、現行通り法人税をとると、財政再建ができてしまう。そうすると、消費税アップの大義名分がなくなる。これはマズイ!じゃあ法人税減税だ。みたいな。

でも、財政再建できるといっても単年度だけ。累積した国家の借金(国債残高)返済の道のりは遠いわけで。

注意して見てないといけないと思います。我々に残されたチャンスは来夏の参院選の一票だけですから。

低周波マッサージがWで

2006-12-18 | Weblog
大学生の頃からお世話になっていた低周波マッサージ機。ジェル状のパットを2ヶ所貼って電気を流すアレです。今では肩こりとふくらはぎのダルさをとるために使っています。

「これ、2台あったらいいなあ」
左のふくらはぎを終えて、右のふくらはぎに貼りかえるときに思いつきました。大学生のときは思い切って1台買ったんですが、今や小金は持っているサラリーマン。さっそく近所のヤマダ電機で買っちゃいました。機能がいろいろついてないシンプルなもので3,980円でした。

使い心地いいですよ。同時に左右のふくらはぎが・・・。同時に首と肩が・・・。欲を言えば、5台持って、首・肩・腰・ふくらはぎ左&右が同時にできたらと。

保険証券をよーく見ると・・・

2006-12-15 | Weblog
ある定年退職が近い方の保険の設計書をチェックしていました。商品的には70歳満期・300万円の養老保険でした。つまり、満期まで保険料を払えば、満期の時に300万円(+配当金)がもらえるという内容です。

それだけ書いてあればいいのですが、設計書には満期金700万円と書いてあります???パッと見、300万円という金額より700万円という金額の方が目立って書いてあります。

でも、欄外の小さい字を読むと・・・
「この金額は現在の利回りがそのまま続いくことを前提に計算したものです」つまり、満期金300万円に配当が400万円つくことを前提にしたといいたいのでしょうか。

今ならこんな資料はアウトですが、当時(昭和)はまかり通っていたんでしょうね。この方は自分で気付いたのでよかったのですが、この保険の満期のときにはじめて気付いたら、老後の生活が狂っちゃいますよね。ちなみに60歳時点で配当金は12万円しかついていませんでした。

と、いうことで、対策を立てることに。

この養老保険には700万円の掛け捨ての保険がついていました。こどもも独立して、同居もしていますので、今さらそんな高額な保障は必要ありません。貯金もありますし(ないと老後の生活ができませんよね)。まずはこれをカットすることに。これで70歳まで月3,500円ほどの保険料から解放されます。

続いて医療保険特約。私ははじめて見ました。入院が20日以上継続しないと、保険金が払われないのです。今や日帰り入院からがスタンダードですから驚きました。でも、ものは考えよう。今から医療保険に入り直すと保険料が高いですから、この医療特約は継続することに。20日以内の入院は貯金でいいでしょうと。

そして、あてにしていた70歳時700万円の満期金が300万円であった点。これは別の保険をあてることにしました。1,000万円の終身保険に入っていたので、これを70歳時に年金として受け取る方式に切り替えることに。解約の変形バージョンです。この死亡保障1,000万円はいらないので、老後の生活に使ってしまおうと。

こんな感じに話をしていました。ポイントはもう一度、保険証券や通帳をチェックすること。あてにしていたお金が実は入らないとなったら大変です。

テストを受けてきました。

2006-12-15 | Weblog
昨日は損保の上級資格試験でした。テキストをあちこち探したり(持込可)、電卓をたたいたり・・・何より120分という制限時間がキツかったあ。事前の勉強が不足したのか、時間いっぱいまでしぶとくテキストから必死に答えを探してました。

上級資格まで来ると問題がマニアックになってきます。雑居ビルの火災保険料なんかを出すんです。1階がパチンコ、2階が飲食店、その上がバーやキャバレー、地下がサウナ・・・業種によって保険料が変わってきます。絶対、取り扱うことないよな(笑)と思いながら解いてました。

当日の朝、日経新聞に火災保険の話が出ていました。住宅の火災保険などで本来、割引ができるような建物なのに、割引されていなかったと。これも損保の商品が複雑化してしまった弊害だと思います。

オール電化割引やノンスモーカー割引ならわかりやすいんですが、建築確認をみてものっていないような情報が必要な割引もあります。新聞には保険会社の社員さえ知らない割引があるなんて書いてありますが、自動車保険と同じく商品性に問題ありですね。

どーも損保の世界は「言われたら割引する」「言われたら特約の保険料を払う」みたいなカルチャーがあるように思います。

また話が脱線してしまいました。今日には保険会社のサイトにテストの答えが出るはずです。


乳幼児手当てが1万円に

2006-12-09 | Weblog
やったあ!という話ではありません。

現在の児童手当はこども1人月5,000円。これを3歳未満の乳幼児は1万円にしようという案が出ています(今朝の日経)。

昔から疑問なんですよ。月にこの程度もらったくらいで、こどもを産もうなんて思わないんですよ。でも、これだけのお金を幅広くばらまいたら、相当の財政支出ですよね。だったら待機児童を減らすことにお金を使うとか、別のアイディアはないものかと。

例えば出産費用を完全無料にするなんてどうでしょう。今は出産一時金が35万円でますが、後からもらえるんじゃなくて、最初から無料にしちゃうんです。妊婦健診から何から全部。

産院によっては豪華な施設や食事を売りにしているところもありますが、これは差額ベットのようにして、徴収したらいいと思います。

参院選が近いです。ゴマすりには気をつけましょう。

PS.少子化の問題は根深いですね。やはりこどもを産んだ女性が安心して復職できる。またこどもが小さいうちは職場に融通がきく(こどもはよく熱出しますから)。こんな環境が必要でしょう。それがいやなら少子化を受け入れた社会をつくるしかないですね。