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じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

ミュージカルひめゆり

2010-07-11 20:49:07 | 観劇記
1996年の初演以来、上演のたびに高い評価をいただき、次回の上演で東京6演目を迎えるミュージカル「ひめゆり」。太平洋戦争末期の沖縄で犠牲となったひめゆり学徒隊の悲劇を、全編歌で綴るポップ・オペラ形式のミュージカルとして描き、戦争の悲惨さと命の尊さを力強く歌い上げたミュージカル座の代表作です。再演のたびに脚本と音楽、演出に手が加えられ、堂々としたスケールの大作へと進化して来ました。「レ・ミゼ ラブル」「ミス・サイゴン」等の音楽監督をつとめる山口也と、ミュージカル座代表のハマナカトオルが、使命感を持って創り上げた日本のミュージカルです。迫り来る戦争の恐ろしいリズムと、乙女の美しいアリアが交錯する舞台は、悲劇に向けて一直線に突き進み、奇跡的に生き残った学徒の少女によって、生きている感動のフィナーレへと高鳴って行く。ミュージカルというジャンルだからこそ表現できた音楽と演出の迫力が、実話であるという重みと、実力キャストの圧倒的な歌声と共に胸に迫るミュージカルです。

昭和20年(1945年)、25万人以上の犠牲者を出した沖縄戦から、65年を迎えました。国内唯一の地上戦であった沖縄戦の特徴は、軍隊と一般民衆が、一緒に戦場の中へ巻き込まれた戦争であったことだと言われています。沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高女の女子生徒も、「ひめゆり学徒隊」となって、南風原陸軍病院へ従軍看護婦として動員されました。全部で320人が戦争に直接参加。224人が戦死し、ひめゆりの塔にまつられています。本来は戦争とは無関係であるべき女子高生が、戦争の最前線に巻き込まれてしまった悲劇です。また、戦争を正当化する軍事教育の恐ろしさ、味方の日本兵でさえ住民を虐殺する殺人者に変えてしまう戦争の実相がここにあります。美しい自然にあふれた沖縄で、かつて人類史上稀に見る悲劇が起きたことを心に刻み、二度と再び繰り返さないために、戦争を語り継いで行くことが、今を生きる私たちのつとめです。終戦から65年を経たこの夏、遠くなる記憶のなかで、今一度平和への願いを込めて、このミュージカルを伝えます。(以上、ミュージカル座HPより)

行ってきました~~北千住。ミュージカル座の舞台を初体験 以前から気になる公演がありつつも行ったことはなかったので期待半分、不安半分……というのが、、、結構クセがあるというか好き嫌いが分かれる雰囲気があるかも?という話も聞いていたので う~~ん、後者の“予感”が的中かなぁ~~舞台的には激しく微妙 いろいろと言いたいことがアレコレと

冒頭は映像で当時の時代背景やひめゆり学徒隊の基礎知識を説明。その後はひたすら歌!歌!!歌!!!全編が歌~なんて不自然な書き方(笑)……でした 劇中で歌われる音楽は一昔前のドラマあるいはアニメのサントラみたいな曲調で初めて聴くには“耳当たり”が良いというか……ちょぉ~っと醤油くさい感じはありましたが(爆!)誰だよ、これ作ったのは?と思ったら……あはは~~東宝ミューでおなじみのビリーさんこと山口也さんだったのね~~何げに意外~って感じで やっぱりミュージカルって「舶来物」なんですよね~~音楽的な土壌はもちろんのこと、演じる者&観る者両方の中に蓄積されている文化も含めて。特にちょっと前にミュージカルコンサートで本場の方々の表現を味わっているだけにつくづく感じている今日この頃~だったのですが……ま、同じように戦争を描いたいつぞやの和製ミュージカルのような無理やり感や説教くさい流れ、ザ・演劇ちっくな主張/強調するようなシーンはなかったのは救い あるいは西洋の猿真似としか思えない本格派ミュージカルを日本人でもできます!みたいなイタイところがなかったのは良かったかな~と。でもね~~コレ、自治体が主催するような市民ミュージカルor高校生・大学生の学生演劇なら十分すぎるほどの及第点 もしくは100万歩譲って(爆!)某劇団のファミリーミュージカルなら許せるけど、プロの舞台として観るなら激しく厳しいものがあると思いました。1つ1つの場面としては成り立っていても、作品全体として見ると、メリハリがないから音楽も演技も……って、演技というほど演じていた人は極々限られた人たちだけだったと思うけど とにかくあれもこれも詰め込むから逆に平坦になっちゃって場面が進んでいくにつれて観るのが辛かった 例えば歌のサビの部分のみをひたすら何曲も聞かされた時のいっぱいいっぱい感みたいなのに似ているというか……な~んか前後の場面との関係やバランスを思いっきり無視した流れなんですよね~~前の場面の余韻も味わう暇がなく次に進んで、ま~た仰々しい音楽が始まるという繰り返し。それで結局のところ何が言いたいのか、伝えたいテーマは何だったのか、肝心の部分はバラバラ感いっぱいで意味不明、、、あのぉ~~全体として成り立たなければ1つの作品になり得ないと思うのですが??? 足し算ばかりじゃなくて引き算をもっともっとやった方がいいんじゃないの?と声を大にして叫びたい気分になりました 平和なのか、生きることの大切さなのか、当時の玉砕が当然の風潮の悲劇なのか、ひめゆり学徒隊の年頃の女の子たちと戦争を描きたかったのか、、、何が何やら意味不明~~

思いっきり引き算しているところはありましたけどね~~描かれた時代背景の説明や演出があまりにもなさすぎ 特に気になったのが戦況が悪化して病院となっていたガマ(壕)を捨てて南に向けて逃げていく場面。最初は負傷兵を抱えながら全員で移動していっているのが戦場の混乱の中でバラバラになっていき、先生と一緒に逃げたり、日本軍の兵士たちと一緒にいたり、皆と離れて姉妹・友人同士で逃げていたりするのですが、いきなりこの状況を作っても何も伝わらないと思うんですよね。結果的に激戦地となった沖縄南部に逃げていく中で、ひめゆり学徒隊には解散命令が出る……それは自由の身になることじゃなくて、ガマから追い出されることを意味しているわけで……そういう部分もどこかで描かないと、軍曹が泣き止まない赤ん坊を殺したこと、アメリカ軍に投降するのを許さなかったこと、高い志を持って任務に就いた学徒隊の少女たちのこと等などそれぞれの場面に含まれている「意味」が全く見えなくなってしまっているのよね~~何もかも詰めが甘すぎっ

ストーリーもツッコミどころ満載 やっぱり最後でしょ~~アメリカ軍の再三の投降要求にも関わらず日本軍の兵士たちがそれを許さずアメリカ軍の攻撃を受けて逃げ込んでいた人たちは全滅……と思いきやムクッと起き上がる主人公 ひじょーに不謹慎だとは思うのですが、やっぱり主人公は生き残るのね~と生温かく見守り……さすがに252の映画の時の「ターミネーターかい?」ってツッコミはしなかったけどちょっとね~~あまりにもお約束な展開すぎて しかもその後に亡くなった友人たちの幻影が現れ、、、カフェソングか?看護婦の白い白衣を着た婦長さん→元ファンテだから、、、エピローグのお迎えかいっ 助かった3人の女学生→ほのぼのキャラ担当……何かドラマの「大奥」に出てくるお笑い担当3人組みたい ほっっんと、1つ1つの場面は救いようもないほど悪いわけじゃないからもう少し上手く構成できないものかなぁ~と考え込んでしまいました。

キャスト陣ですが……ハッキリ言っちゃいますが、岡さん、井料さん、優一君以外はスルーしちゃっていいような……って、それなら別にミュージカル座じゃなくても ですよね~~いや、ホントあまりにも悲惨すぎて 学芸会じゃないんだから。小劇場系のいかにも演劇ですぅ~みたいなわざとらしさはなかったけど、ただ楽譜通りに上手に歌う……はい!拍手 ってのは勘弁してほしかったですね~~同じ学芸会なら、マジに同じ年頃の一般学生にやらせた方がよっぽどか瑞々しい素直な感性に触れられそうで良かった気がします。こんなのはプロの仕事とは言えない。。。プロたるもの、、、やっぱりこのお三方は次元が違ってました。岡さんなんて出てきた瞬間の空気からして観る者の目をひきつけているな~って感じの迫力がありました。歌もちゃんとセリフとして成り立っているし~~珍しく(爆!)ゴージャスな存在感はなくてちゃんと汚い役になってました(フランスの警部さんは違和感があるんだけどサイゴンの軍人さんは結構好きだったのよね~♪)スポットライトの下で軍人としての志や守るべき国や家族のことを歌うソロナンバーがあって、やっぱりスポットライトを背負うのが似合う人ね~と突っ込んだ部分はありましたが←ゴメンナサイ 故郷を、国を守るある意味の優しさや強さを持っていながら、戦争の中で見失い守るべき一般人たちに牙を向けていく……沖縄戦の、いや戦争の一つの本質を表す役柄だと思うのですが、素晴らしかったですね~~井料さんはお久しぶり もしかしてレミゼ以来 その時も苦手という程ではなかったけどビブラートがちょっと効きすぎな感じの歌が何だかな~と思うところがなきにしもあらずだったのですが、今回はとても良かったですね~~“堅固な優しさ”というのかな~~そういう大きな心が溢れた看護婦長さんの存在感と歌に感動 最初に女学生が死ぬ場面で「もう助からないから薬は兵隊さんに上げて」と言う女学生の言葉に、薬がある机に駆け寄ったまま迷っている姿には圧巻でした。その複雑な気持ちが伝わってきて……あと、自身が死ぬ場面で学生たちに生きる大切さを伝えるところもね~~未来の可能性に託す思いにウルッと 優一君は檜山上等兵役で出演。この役のバックグラウンドは分からないんだけど、もしかしてかなり勉強を積んでいる経歴を持つ役どころっぽいような だから冷静に戦況の真相が見えている感じにも見えたんですよね~~それと他の激戦地への出征経験もある……というのはセリフの中で判明。もしかしたら負けるのは心のどこかで分かっていて、でも日本人としてのアイデンティティ?遺伝子??自分の中に存在する細胞が最後まで勝利を信じて諦めない気持ちもあって、でも戦況の悪化で諦めや自暴自棄になっている部分もあって、、、そういう正常と異常の間を行ったり来たりしている重層的な表現力が素晴らしかったですね~~最後は一緒に逃げていたキミを庇って銃撃されてしまうんだけど、その姿は「生きたかった、いや、生きたい」という、時代が許せば前向きになりたかった叫びのように思えてねぇ~~一番印象に残っている場面です。後にも先にもウルッと来たのは井料さんと優一君の二人だけ。あ、、、もう一人のメインキャストがいましたね~~知念ちゃん。当然ながら外見は全く持って申し分なし。いたかもしれないよね~~という顔つきでもあったんだけど……やっぱりじいはこの人苦手 どこまで~~~も知念里奈!なところがちょっと……そんなわけで演技もね~~歌もね~~以下自粛
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こんなはずでは…

2010-07-10 23:52:37 | その他いろいろ
激疲れ~~ 熱中症の3歩手前くらい ヤバかったかも~~ 今日は通常の土曜勤務の後に新しいシステムが入るというので居残り~~一緒の勤務した先輩1名とセッティングに立ち会って使い方等々のレクチャーを業者の人から聞くことになり……せいぜい1時間前後で終わると思っていたら(他の人たちも全員そう思っていた全部が終わって帰ったのが19時前!どーいうことだ??? フルタイムで働くのは別にいいんだけど、9時から10時間休憩なしってのはあり得ないよぉ チャチャッと終わると思っていたセッティングに3時間!もう少し役に立つSEかNEを連れてきなよ~~と内心イラッとしていたところはあるんだけど、それ以外にも問題多発!結局は改めて一度ミーティングをして皆で話し合わないと~ということになったのですが、とりあえず最低限のことは決めないといけなかったので新しく上司になった人とあーでもない、こーでもないと議論して……ま、ちゃんと時給は発生するからいいんだけど、そーいうことじゃなくて 超遅めのお昼ご飯程度?と思っていたので当然ながら朝ごはんを食べたっきりで飲まず食わず……お腹が空くのはいいとしても(これはこれで機嫌 はしてたけど)何も飲まなかったのがまずかった 夕方には頭が朦朧とし始めて異様にハイテンション 更にはずっと立ちっぱだったので足腰がヘロヘロ~~自分では気をつけていたつもりだったのに相当お疲れモードだったみたいで、後から先輩に必要以上に気遣われ……猛省 帰宅途中にスポーツドリンクと乳酸菌飲料を買って帰って、プラスアルファ冷蔵庫に常備している冷たい烏龍茶も飲んで、、、それでも明らかに体に熱を持っているのが分かるくらい燃えてました。いや~~参った参った

今夜は早めに寝なくちゃ~~と思いつつ既にこんな時間でっす。明日は忘れずに選挙に行って、その後は観劇。今年も暑い夏がやってきました……平和を強く思う季節です。
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気になる人

2010-07-08 23:51:27 | その他いろいろ
最近どーにもじいの心を捉えて離さない 人が2人 1人はここ半年くらいかな~~再放送を見ていて気になっていた某ドラマに出演の俳優さん。他の役では全然かっこよく思わなかったのに、このドラマの役限定で妙に素敵に見えてしまうんですよね~~じい、本気で惚れちゃった いえいえ、またもやいつもの浮気……でもないな~~一夜の間違い程度?デス。他の役で見たいと思うほど興味はないし←ココ重要!でも、ちょいと悔しいほどふわ~っとイイ気持ちになっている自分がいたりするのよね~~夏だしイイよね~~ってそういう問題じゃないですよね 浮気に昇格しないように気をつけなくちゃ……って、そういう問題でもない…か

もう1人は“火曜日のオンナ”、、、毎週火曜日は掃除当番なので1本早い電車に乗るのですが、そこで必ず一緒になる若い女性です。20歳そこそこだと思うのですが、その女性を見る度に巫女がおる!←お気に入りの猫ブログで頻出の言い回しを拝借 茶髪のロングストレートに白いレースっぽいリボンをハチマキみたいに頭に巻くスタイル。雑誌とかではよく見る今年流行のファッションだと思うんだけど、まさか普通に巷で見るとは しかも足元は思いっきりブーツだから暑くないのかしら~足は蒸れないのかしら~と勝手に心配しちゃったよ まぁね~~渋谷みたいな都会ならともかく、下り電車で田舎方面に向かっているんだし~と突っ込みたくなるのですが、この巫女……あるいは妖精か? いつもこのスタイルなんですよね~~いや、別にいいんですよ いいんだけど、、、おでこの方とか煩わしくないのかな~とか髪に跡がついてペッタンコにならないのかな~とか、おバカな心配が頭を過ぎってしまいます

それにしても、、、最近のファッション誌 読むところが少なくなって無駄に凝った付録が付いてくるようになりましたね~~何だか本を買っているのか付録を買っているのか分かんなくなりそうな感じです。ま、そもそもファッション誌なんてものは半分は広告みたいなものだから記事の分量的には変わっていないと思うんだけど……この付録、、、話題のブランドとコラボしたり流行アイテムを作ったり、あの手この手を駆使しているけど、実際に使うとなると恥ずかしいところがあるんですよね~~特に表立って持ち歩くようなカバンは同じのを持っている人を見かけると気まずいというか……所詮は付録 というか、粗品を嬉しげに持ち歩いて、しかも他の人と被っているのでどうよ?!と思ってしまうんですよね~~
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七夕の幸せ

2010-07-07 23:52:52 | 内野聖陽さん
今日は七夕で~す……と、書いている本人はすっかり忘れていました バイト先でそういう話が出て初めて気づき……その日に欠かせない季節の食べ物があれば絶対に忘れないと思うんだけど~と思うじい、思いっきり食意地がはっとりますぅ~~

そしてそして、、、魔女たちの彦星サマから素敵なメッセが届いています 会員の皆様はすぐに流サイトへ~~(既にしてますよね)限定なので内容の詳細はゴメンナサイ お仕事が一区切りした後には必ず……ですよね こうして内野さんの言葉に触れる機会があって、その度に幸せな気持ちにさせていただけるわけですが、今回も元気を貰える素敵な言葉の数々 もちろん一貫した言葉で、断片的にはインタ等々で触れた内容に近い ところもありましたが、こんな風にご自身の筆で!となるとますます心が伝わってくるんですよね~~倉石さんのような全く疲れる生き方……そんな姿勢で役者道を突き進む内野さん どこまでも、どこまで~~も応援しちゃいますよ~~ 思わず突っ込んだり吹き出しそうになるところもあったり???コーチな言葉は反則~~じい、反応せずにはいられませんわ~~なぜか無意識に胸キュンになっちゃう~ ちなみに、、、正確には(笑)ドラマが始まるのは末日だけどいちおう8月でっす イリアスは……もうぅ~じいもわけわからんです 予習を挫折したままでどうしましょ~って感じなのですがあと2ヶ月……をきってるのよね 愛の力で頑張らなくては

忌憚なき感想、競演、、、じいの中にある内野愛を確かめる言葉、“闘う”ことを大切にしたいじいの思いに響く言葉。内野さんから投げかけられた全てを受容するのではない、真剣に向き合いたいし、肯定もすれば否定もする……好きだからこそ 愛で盲目的にはなりたくないから。でもそのためには自分を豊かにしないと、自分の頭や心にいっぱいいっぱい蓄積しないと……ね
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キャンディード

2010-07-07 01:55:06 | 観劇記
6月20日マチネの観劇記です。

【物語】
純真で心優しい青年キャンディードは、城の哲学教師パングロスから「この世に起こることは、全て最善に仕組まれている」と教えられて幸せな生活を送っている。男爵令嬢クネゴンデと恋仲になるが彼女の両親の大反対にあい、城を追い出され放浪の旅に出ることに。行く先々で悲惨な目に遭い続けるキャンディード。戦争、大地震、宗教裁判、嵐、詐欺……。これでもかと降りかかる苦難の数々を乗り越えて、愛するクネゴンデと巡りあえるのか??そして、キャンディードの見つけた「本当」の生き方とは…?(公式サイトより)

千秋楽から1週間以上経っていたりするわけなのですが……今更ながら観劇記をば 観劇前には、好き嫌いが分かれる演目、哲学的、難しい、退屈、寝ちゃう、いろんな声が聞こえていて心配……というか難しくて理解できなかったらどうしようというのが一番の心配の種でした。一方で一足早く観劇した友人たちから心躍る感想を聞いていて期待は膨らみ いや~~行って大正解 めちゃめちゃ面白い作品でした 原作は未読、以前上演された亜門版は未見、まさに“キャンディード”な状態(ラテン語で真っ白という意味だそうです byパングロス)で行ったのですが、始まると同時に引き込まれました。中身は考えれば考えるほど深みに嵌っていきそうな難しさ???難しいは難しいのかもしれないけど、あーでもない、こーでもないと考える余白満載だし、今回のジョン演出は原作に忠実に作られたということでしたがとても分かりやすかったので楽しめました。レミゼやベガーズ……どちらかというとベガーズの方かな そっちが狂うほど(笑)好きな人には堪らない作品だと思います

舞台は普段はオケピがある位置までせり出していて(オケは紗幕越しの舞台後方)地球を表してるような大きな光の輪っか2つ重なっていて、そのうち1つは幕が上がると同時に天井高く吊り上げられていきます。真ん中にはベガーズを髣髴させるような木のトランク?物入れ??が1つ。劇中ではここから登場人物が出てきたり退場したり、あるいはこの中から衣装が出てきたり……ってこれぞ思いっきりベガーズ…か 最初は市村さん演じるヴォルテールが踊り回っていて、その動きに誘われるかのように物語の登場人物たちが続々と出てきて一緒に踊っていて、彼らを操るようなヴォルテールがいて……もうぅ~~すっごく素敵な光景なんですよ、これが!!!よくディズニー映画とかで見られるシーンだけど、作者が自分の書いた本を開くとそこから登場人物たちが飛び出してくるその動きに似ていて冒頭から感動しちゃって そして1幕の最後はクネコンデを助け出したキャンディードがクネコンデの世話役をしていた老女と、クネコンデ救出の道中で仲間になったカカンボと4人が新世界に旅立つのですが、その4人がトランクを船に見立てて(ここら辺りもベガーズっぽい)最後はそのトランクの中に引っ込んでいって蓋が閉まり、その上にヴォルテールがチョコンと座っているところで1幕が終了~~その光景がこれまた素敵で……今回はヴォルテールが自ら描いた作品のストーリーテラーになって物語を進めていくので、こういう演出はいい味付けになっていたと思いました

音楽はいわずと知れたレナード・バーンスタイン 有名なのはやっぱり一番最初のOvertureかな 全体的にはクラシック寄りな音楽だったように感じましたね~~呼吸というか息遣いというか、、、あとはリズムの取り方とか、普通に音楽をやってきた人には極めてまっとうな受け止め方ができるというか……別に他のミューがどうのこうのと言っているわけではないので誤解なきよう 基本的なルールに則った音楽なので自然で心地よかったです。ただ、キャストの皆さんは相当大変だったんじゃないかな~~と思います。音大の声楽科出身のキャストが多かったのも妙に納得してしまいましたわ クネコンデを演じた新妻聖子ちゃん、、、この役ってソプラノ歌手がキャスティングされるような役らしいです……っていうか他の役もオペラ歌手が普通にキャスティングされる作品なんですよね~~キャンディードって。いや~~ソロ曲「Glitter And Be Gay」で出てくるコロラトゥーラはちょっとやそっとじゃ歌えないわけで……正直なところ純粋に歌だけを取り出せば な感じは否めないけど、オペラ専門の人と比較するのは酷というもの じいもそこまで悪魔ではないですよ~~(爆!) 聖子ちゃんなりに大健闘だったし、役作りの観点から見ればクネコンデのしたたかさ……ってかある意味めちゃめちゃ正直で素直なキャラクターだと思うんだけどな~~そういう憎めない可愛らしい部分も含めて素敵な演じ方だったんじゃないかな~と

他のキャストの皆さんもさすが“ジョン・カンパニー”に選ばれるだけあって素敵な方々ばかりでした。やっぱり一等凄かったのは市村さん いや~~彼なしではこの作品は成り立たないといってもいい!最初から最後まで出ずっぱり&喋りっぱなし……凄すぎます メインの役は作者のヴォルテールだけど、もう1つ、哲学教師のバンクロスも演じていて、その演じ分けはメガネをかけるかどうかというところで観る側にも分かりやすくなっているんだけど、舞台を支配する…というよりは操ると言った方がいいかも~~市村さんだからこそ出せる空気感と存在感がありました。存在感といえば老女を演じた阿知波さん、彼女も凄かった クネコンデが「自分ほど不幸な人生を送っている女はいない」と思いっきり悲劇のヒロインになって手をつけられなくなる場面があるのですが、そこで老女が更に悲惨な自分の過去を語るところがあって、その語りっぷりが素晴らしかったです。悲惨なのに達観した部分あり~の、陽気になれる強さあり~の、人生への諦めがあり~の、人が生きていく中で積み重ねていくものの重厚感みたいなものかな~~そういうのが詰まった老女の心が伝わってきました。あと、、、面白かったのがサカケンのマキシミリアン。こういうキャラクターで出会うのってじいは初めてでしたが、そのバカ息子っぷりが面白すぎ~~とにかくやることなすこと全てがアホだし、言ってることがいちいち嫌みったらしいんですわ。しかも「ドイツの…どこ?」「私生児と妹は結婚させな~い」と、その語尾の伸ばし方がこれまた頭が空っぽの正真正銘のおバカを表しているようで……憎まれ役なんだけどバカすぎて憎めない~みたいな なかなか良いキャラでした 駒田さんと村井パパはもちろん言うことなし!駒田さんが良い人の役って久しぶりのような???カカンボ、、、イイ奴だよぉ~~マーティンが出てきた時は思わずロキッドを思い出して、皮肉~陰口~~言うのはいいが役人と政治家のいないとこで~♪と歌い出しそうになっちゃったよ だって風貌も似ているし~~ってそういう問題じゃないか でも、市村さん演じるヴォルテールの楽天主義説と対峙できるのは村井パパのマーティンじゃないと って感じでしたわ。それと、、、中井君が演じたエロ総督 もうぅ~~可愛すぎて愛すべきキャラでしたね~~しかも立派に歌い上げているところ その歌唱力と歌声に萌え萌えしちゃうのと同時に総督のやりたい放題のイケイケっぷりと男の愚かさが面白くてこれまた萌えましたわ コニタンも良かったですね~~やっぱり一番印象に残ったのは6人の王の場面。キャンディードにあるべき生き方を諭すやり取りだったり歌だったりが素晴らしくて……魂に響きました。でね~~実はじい、もう1つ心に残った場面があって、1幕で戦争で負傷したキャンディードが転がり込む病院の人の役をやっていた時のコニタン。キャンディードが戦争の真実を悟る姿に向けた視線が気になって気になって……その前に本来なら弱き者を助けるべき牧師が負傷したキャンディードを見捨てるシーンがあって、世間的には聖/正とされている牧師側が異端or悪とみなした側→病院(梅毒患者とか多くて世間から疎まれている)がキャンディードを助けるというある意味皮肉さに溢れた場面の後だったので、そういうのも含めた役の空気感が伝わってきたんじゃないかな~~と思いました

と、、、ここまで来て肝心の人を……忘れてはいませんよ~~芳雄クン 素直に言っちゃうと(爆!)周りがとにかく凄くて逆に印象が薄まった感は否めないかも でも、キャンディード→まっさらな天真爛漫さといじられっぷりは芳雄クンだからこそ演じられる部分もあるような……って実際はブラック王子のようですが(笑) でもイイ経験になったんじゃないかな~と思いますね~~ジョン演出は初めてとのことだし、今後に活かしてほしいな~と期待 そうそう、芳雄クンのファンには堪らないんじゃないかという場面がありましたね~~2列目センター付近 船に乗り遅れたキャンディードが追いかけるところがあって、「ちょっとごめんなさい」と慌てながら客席の間に入って通り抜けつつ、時にはお客さんの膝に乗ってみたりなんぞ……あと、エルドラドから連れてきた羊のメー子ちゃんを後ろから抱くシーンがあったり。じいは10列目のサブセンにいたので遠くから眺めるだけでしたが、他にも結構客席降りがあったりしてすぐ横の通路を歩くキャンディードな芳雄クンを見物~~久しぶりに間近で見たけど、やっぱり舞台衣装で化けますね~~何げに惚れ惚れ じいの愛人その1か2か3か、、、何だ?(笑)

でね~~話の中身!とにかく面白かったですね~~みんな不死身すぎて(笑) でも、こういうツッコミどころ満載なとろこも含めて、何だか旧約聖書を読んでいるように感じたんですわ。一見分かりやすくて、普通に考えたらあり得なさすぎて笑えるんだけど、でも実はその中に深いものがいっぱいいっぱい詰まっている 歴史的なこと、宗教的なこと、哲学的なこと、人間とは何ぞや?といういろ~~んなものを表しているように感じました。一番単純に考えれば 善を信じるまっさらなキャンディードが世の中の“汚れ”を知って成長していくという、赤ん坊→大人への成長物語……これも人生を問う1つの流れなのよね~~でも、行き着くところが労働と楽園。最後のナンバー「Make Our Garden Grow」に表れていると思うんだけど、結構これってキリスト教的な落しどころに近い気がしました。それでいて、物語の中では宗教戦争あり~の、ユダヤ教との確執と馴れ合いがあり~のでキリスト教に対する皮肉も満載だったりするから四方八方から議論したり突っ込みたくなる話なのでめちゃめちゃ面白いのよね クネコンデを取り合うユダヤ教の司祭とキリスト教の司祭、、、キリスト教の方はふとM!のコロレドのやりたい放題が頭を過ぎったけど……それは置いといて、同じ聖地を共有する上でどうのこうのとやり取りをするシーンがあったりして、これってまさにパレスチナ問題に繋がる言い分だったり、ヨーロッパにおけるユダヤ人に対する視点だったりするわけで、何げにきわどいかも~なんて勝手に考えて唸ってみたり

そして、、、やっぱりこれが一番外せないところかな~~最終的にキャンディードは「人生は善良でもなく悪でもない。全て織り交ぜての人生。人間はその中で精一杯生きていかなくてはならない」というところにたどり着くけど、これってベガーズやレミゼにも共通すると思うけど、マイナスを認めるからこそ出てくる前向きのエネルギーであり優しさでもあるんですよね。コニタンのブログで「キャンディードはベガーズとレミゼの間にある作品かもしれない」みたいなことを書いていたのを読んだんだけど、じいが思うには……「ベガーズ=下向きの前向きさで、レミゼ~上向きの前向き」かな~と。ベガーズは人間の汚い部分が愛おしくて、レミゼは人間の崇高な部分が愛おしい。でも、アプローチは違っても共通する部分があって、「人はみな生きるためにもがいて罪をせおう、愛し愛されて苦しんで生き抜いてどうせ終わる命だけど最後は悲劇とは限らない人生」「世に苦しみの炎消えないがどんな闇夜もやがて朝が来る」……そういう人間の生き様っていうのかな~~そういうのを全部ひっくるめてキャンディードの生き様に表れているような気がしたんですよね。あと、本来なら幸せなはずのエルドラドでの何不自由のない生活には満たされずに新たな出発をする、自分のできる労働をして自分の目指す世界を作る(憎まれ役だったマキシミリアンが「馬の世話をするなら自分にもできる」と言った場面は凄いと思ったの~)ところも人間らしいな~と思いましたね~~何となく旧約聖書の創世記の流れに似たような感じもしたけど ただね~~実はじいの中でまだまだ租借できていない?分かっていない??ところがあって「腑に落ちきっていない」部分があるんだけど(最後のキャンディードが行き着いた先のところも実は納得できてないのよね)そういう気持ちも含めて人間が描かれているところを味わったな~というのが今の気持ち。だからこそ!もう1回観たかったんだけど都合がつかなくて……チケの売れ行き的な評判では微妙かもしれないけど(爆!)こういう舞台こそ「ガッツリ観たな~」と思えるし、またやってくれないかな~と密かに 熱く希望してるのよね~~
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不快指数↑

2010-07-06 23:57:11 | その他いろいろ
今日も蒸し暑かったですね~~雨は夜になってちょろちょろっと降った程度で昼間は日差しがあって……だからと言ってスッキリ晴れたわけではないし。この中途半端さがますますイライラを募らせてしまいます。苛々といえば今混乱中のゆうパックのニュース。酷いですね~~じい、元々ペリカン便も信用してないし……法人様様の営業方針で“ついで”にやってるとしか思えない宅配業務でろくでもない配達をされたのよね。親方日の丸なゆうパックなんて最初から選択肢にもなり得ない位なんだけど~~多分この混乱に巻き込まれていたらぶち切れてると思うな~ でも自分からは使わなくても通販や配送だと選べないんですよね~~好んで使ったんじゃないからちゃんと届けろよ!と思う、だけじゃなくて実際に言ったことがあるんだけど……あまりにも酷かったことがあって やっぱりいつもお世話になっている“ニャンコ”のところに頼むのに限るわね 伝票もじいの好きなピンクだし……ってそういう問題じゃないか

イライラ話は更に続き……ゴメンナサイ それでなくても暑いのに 久しぶりに 仕事の愚痴なんぞを。7月1日から退職する上司は有給消化のためにもう出てこないので新体制が始まったのですが、一番の古株になったオバチャン社員がやりたい放題の暴走状態 管理職募集で新しく入ってきた人が責任者でトップなので立場的にはナンバー2なんだけど社歴がじいのいる職場では一番長いので、それをいいことにしゃしゃり出てきて新任の責任者にアドバイス……じゃないですね~~邪魔しているとしか思えない構いっぷり。しかもそのオバチャンが仕事ができるならまだいいんですよ!コレがね~~入ってもう少しで4ヶ月のじいが言うのもなんだけど……いや、そんなじいから見ても仕事ができないんですわ。しかも「あら~~私にはできないわ」「こんな大変な仕事、どうしましょ~」と何一つ自分の仕事に責任を持ちたくないから人任せだし、皆ヘトヘトになるほど忙しくしている時に今それをやらなくても~というような雑用をキャーキャーはしゃぎながらやってるし……はぁ?って感じ。先輩たちは今までいろんなとばっちりを受けて尻拭いをさせられてきたみたいでそういう話は漏れ聞こえてきたんだけど、今回はじいも……昨日ある大事な書類をなくされて「○○さん(=オバチャン)あの書類がこっちに戻ってきてないんですけどまだお持ちですか?」と聞いたら「あら~どこに行っちゃったんだろう?誰かが持ってったんじゃないの?ま、なかったらまた作ればいいから」って……ちょっとぉ~~アナタ以外に誰が持ってるってのよっ また作ればいいって取引先との信用問題にも関わってくるのよ~~ふざけんなっ ←暴言失礼しました 他にも、そのオバチャン社員が持っている資格(これも正直返上したら?って思うような状態なんだけど)の判断がないと勝手に進められない仕事があるんだけど、判断を仰いでも全く役立たず。さすがに堪忍袋MAXになって今日出勤した早々に先輩に報告がてら愚痴ってしまいました そしたら先輩の方が更に堪忍袋MAXになってしまい……今まで蓄積した があるだけに、じい、火に油を注いだ模様……でも当然だわ~~

しかも、じいは別件でも堪忍袋MAXだったんです。応援要員として別の職場から週2回くらい?で来ている男性社員にも してて……これまた仕事ができないのよね~~と、この話は他の各職場でも有名な話らしくて彼はたらい回しにされているみたいなのですが、、、物凄~くプライドが高い。雇用形態や職種で物凄い差別意識があるのが露骨に分かる。でもね~~自分がバイトだから言ってるんじゃないし逆に社員の立場でもそう思うと思うんだけど、常勤or非常勤、職種に関係なく「たまたま」そういう立場であってみんな社員並みの仕事だと思うんですよね~~この仕事。どっちにしろ仕事ができないとダメなわけだし……でね~~このオトコ、これまた出しゃばり具合は前述のオバチャン社員並み!もう一人新しく入ってきた女性社員にあれこれ偉そーにアドバイスしてるけど、人にアレコレ言う暇があったら自分の仕事を確実にやりなさいよっ!と後ろから叩きたくなるような。。。そのくせ仕事が立て込んでくると手伝ってやるぞ~な素振りでこっちの仕事のテリトリーにしゃしゃり出てくるんだけど、ハッキリ言って邪魔。中途半端にやるから逆にこっちの仕事は増えるし、そんな風にしておいて外面良く外部にはかっこつけて対応しやがって……もうね~~見てて「はい?!何なのさ!!」って感じ。そのうちじいのロッカーの中には大きなウサギが入っているかも~~
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読売新聞朝刊 お品書き

2010-07-05 23:55:22 | 内野聖陽さん


いや~~凄い雨でした 今日は午後勤務だったのですが、職場がある地域は土地が低いらしく、目の前の道路は足首ぐらいまで浸水してました。かろうじて車は普通に走っていましたが、歩行者は大変そうでした じいが帰る頃には雨は止んで水も引いていたので助かりましたが、ここのところ連日こんな感じです。天気予報が雨マークでも日中は晴れているのでね~~やっぱこういう時は雨晴兼用の日傘の方が役に立つと思いますわ。雨が降れば日傘は差せるけど晴れて雨傘を差すのは恥ずかしいので いや、晴れてる場合は差さなくても外歩きするのに問題はないのですが、絶対に焼かない白肌命!の身としては必須なの~♪

さてさて、今日は読売新聞で内野さんのインタビュー バイトの前に買いに行かなくちゃ~☆と思っていたら、それより前にバイトの先輩から お願いする前に既にお取り置きされていてありがたいやら恥ずかしいやらで……素直にカミングアウトするのも悪くないものね 今回の記事、全国紙だから日本全国津々浦々と思っていたら、どうやら新聞社的な区分けで東日本版 のみの掲載だったようで……ちょっと酷くないか、読売よ~ とビックリしてしまいました。そしてもう1つビックリだったのが記事掲載が家庭・くらし欄!意外でしたね~~「お品書き」というコーナーで(じい家は読売じゃないので知らないの)毎回著名人の思い出の食べ物が紹介されるみたい。今回内野さんが挙げられていたのは自家製の梅干しでした。うぅっ レバ刺しに続いてじいの苦手なものを~~ でも、梅の実の収穫、天日干しして梅干しを作る話やお弁当に入っていたというくだりは、読んでいてその光景がリアルに浮かんできましたね~~じいも昔は祖父母の家で普通にやっていたことだったので懐かしかったです 内野さん、「今でも、酸っぱい物は苦手なのに、なぜか梅干しだけは好物」だそうで、「手作り梅干しはなくなり、市販の品を購入するが、ハチミツなどで甘くしたものは口にしない。父と同様、塩辛い、素朴な梅干しが好き」なんだそうです。スミマセン、、、蜂蜜で甘くした市販品をかろうじて食べる奴がここに1名 他にタケノコ掘りの話もあって、何々~~“名人級”の腕前なの???内野さん その掘りっぷりをいつか役の中で見てみたいかも~なんて思ってしまいますが……でもね~~ここまでお父様の話があるのは珍しいですよね。2002年当時のことはいろんな方面から漏れ聞いたことはありますが、あれこれ話されないし、後から「もしかしたら…」とこちらが勝手に想像することはあっても全く感じない、一線を画した姿勢でお仕事をされる方。自分の過去を引き合いに出してこの役のこういうところに役立っただの話す人もいますけどね~~そういうのがないところが凄いお人だと思いますね~~ それと、、、こういうお話を聞いているとホント普通の感覚を忘れない方なんだな~~って思うんですよね。普通にすくすく育ってきた方だからこそ大切にされているものがある……だからこそ人間誰しもが持っているであろう普通~極端な心模様を抉り出すお仕事ができるんだと思うし。そういう“普通さ”、、、そこも内野さんの魅力なのよね 何か今回の記事でますます愛を再確認しましたね~~とっても幸せな気分になりました

後半は梅干しを使った高たんぱく・低カロリー料理の紹介 升田幸三役で「役になりきり、一時期たばこを吸うようになったが、体力の低下を痛感」され、また多忙なスケジュールで体重も増えたそうで、元日から減量を始めて2ヶ月で7キロ落とされたそうです。これ、会報誌でも話がありましたよね~~熱血君の指導のおかげ……かな その指導の中に入っていたっぽい?とじいは勝手に想像してるんだけど、「ササミって味気ないでしょう?それが、梅肉とゴマ、カツオ節を混ぜたものを挟んで焼くと、めちゃくちゃうまいんですよ。梅干しは、体調管理にも重宝するんです」と内野さんのオススメ 何だか酒の肴にもなりそう気がするんだけど……って、じいは飲兵衛じゃないわよ~~ でも美味しそう。ちょっとアレンジしてそうめんや冷やしうどんとあわせても良さそうかな~と。妄想三昧で作ってみよ~っと 「舞台に向け、今でも夕食は「ご飯抜きの、おかずだけ」」とのこと。体力もそうだしアキレウスに必要な風貌のために!というのもあるのかな~~ドラマ撮影もあるしお稽古もあるし、梅干し片手に(笑)頑張っていただきたいですぅ~~
コメント (6)
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ヘトヘト~

2010-07-04 21:03:08 | その他いろいろ
昨日は勤務後に職場のミーティング(責任者が変わった等々で課題山積で…)そして帰宅したのは今朝の5時半、、、やってしまったよ、朝帰りミーティング自体は2時間ばかしで終わったんですけどね~~先輩たちに拉致られて誘われて飲み会に突入~~同じ仕事をしているパート勤務の人たちだけの で大人のガールズトーク炸裂!じいもかなりハイペースで飲んだので結構酔っ払っていましたね~~いや、ちゃんと記憶はしっかりしています 本当は終電で帰るつもりだったのが酔った勢いでカラオケに突入してオールをしてしまいました。さすがに3時前辺りでヘバッてましたが……10歳年下の子は元気でしたね~~ま、歌のレパートリーからして、そんなに変わらないと思っていたのに←おこがましや~ 予想以上に10年の壁は厚いことを実感しちゃった

そんなわけで帰ったとたんに爆睡→昼過ぎに起きてシャワー&ご飯という若者の鏡(笑)のような休日。いや~~こんな弾けた夜遊びをしたのは10年ぶりくらいかな 体への堪え方が違っているのは何げに哀しいんだけど……(笑) でもダラダラしているわけにはいかなくて 前にじいママに頼まれていたリコーダーのコンサートがあったので“名代”として聴きに行ってきました 電車で2駅行った所にある音楽サロンだったのですが、打ちっぱなしのコンクリートの建物の地下にあるスタジオ風の会場で、音響はまあまあという感じだったのですが、ちょっと洞窟の教会っぽい 演奏された曲もバロック音楽だったのでピッタリの雰囲気でした。椅子はクッションがふかふか過ぎて座りにくかったけど~ 演奏はリコーダーのソロをチェンバロの伴奏付きで…… 全てヘンデルの曲だったのですがバロックが死ぬほど嫌いな(爆!)じいも十分に楽しめる素敵な曲ばかりでした。あと1曲あったら撃沈 していたと思うけど…実は、リコーダーってあまり良いイメージがなかったんですよね~~どーしても学校の音楽の授業でやるというダサいイメージがあって、小学校の時にあったリコーダークラブの暗くて地味なイメージも拭えなくて 今は な曲のラヴァーズコンチェルトもリコーダーの“トラウマ”で苦手な曲だったし でも、チェンバロのような古楽器と考えたら面白いんですよね~~当時の宮廷画家が書いた肖像画にもリコーダーを持った王侯貴族の絵画がありますし。それに、音色もやっぱりプロが吹くと当時の空気感を感じながらいろいろ想像できたりするので楽しくて 今日の演奏、楽器の特性でそういうものかもしれないけど低音部の音はちょっと でバランスが悪かった気はするんだけど、伸びやかで温かみのある音色でした。後の時代にできた楽器、、、今はこっちの方がおなじみ?フルートやヴァイオリンだったり、そういう楽器で弾くバロック音楽だと音程が3度くらい違うんだそうです。へぇ~って感じでツボる話だったのですが、普段聴く音楽とはまた違った雰囲気でいい時間を過ごせました。

ところで、、、じいが遊び呆けてヘタレな時間に寝ている間にこんな大変な出来事があったんですね~~ゴンゾウや臨場でお世話になった飯田裕久さんが46歳の若さで急死。もうビックリです 警察時代も大変だったと思うし、退職して今のお仕事をされるようになってからも引っ張りだこでハードスケジュールだったと思うし、、、まだまだこれからという時に残念でなりません 刑事ドラマの歴史にもの凄い影響と功績を残されたと思います。一番顕著なのは捜一の赤バッジだと思いますが、鑑識や捜査のシーンで、実際に監修された作品はもちろんのこと、関わっていらっしゃらないドラマも含めて明らかに今までの事件モノのドラマは変わったと感じますね~~それが長年放送されているシリーズ物でも変わった!と感じる位です←じい、サスペンス好きなので結構いろいろ見ていて、最近特に感じていたことだったの~~今はただただご冥福をお祈りいたします
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せっかくの休日が…

2010-07-01 17:48:28 | その他いろいろ


今日から7月~~今月の流カレンダーにはステーキな肉がドド~ン!焼き奉行な内野さんが でも、、、最近の蒸し暑さに食欲 で肉は勘弁よぉ~~さっきスーパーに行ったらハーゲンダッツのミニカップが安かったのでこれでもか!という数を買ってしまいました 幸せ~~ そうそう、道すがら、、、近所の小料理屋さんの前でくつろぎ中のトラちゃん発見!行き倒れ姿でゴロゴロしていたのにレンズを向けたら警戒されてしまいました。ちょいと人面ネコに見えるのは気のせい???露骨に不機嫌~~目つき悪っ

昨日早く帰ってきたのにはもう1つの理由が……実は結構大きい理由だったのですが仕事中にコンタクトを落として、それを自分で踏んで割ったという笑えない災難 そんなわけで今日はコンタクトを作りに行ってきたのですが、いつも行くお店に併設している眼科が木曜休診。最近は結構いつでもやっている病院が多いので(昔は木曜日の午後とかやってないのが当たり前だったし)やられたー!って感じだったのですが、とにかく待てないモノなので別のお店へ ま、じいが使っているのは元々そんなに割引しないメーカーのレンズなので値段は変わらないし~~ただ、やっぱりいつも行っている所の方が安心なので次回はいつものお店だな~~って何年後だろう でもね~~予想通り お取り寄せになってしまったので(眼球の形や乱視具合でいつもこうなの~)明日&明後日のバイトはメガネ姿。散髪に失敗した小学生並みに行きたくないと駄々をこねていたりするのですが……大人だから行かなくちゃね~~凹むぅ

こんな時はやっぱり内野タイムでリフレッシュ 昨日のステラを読んでいて久しぶりに勘助サマに会いたくなったので、昨夜は第42話と最終回を見ちゃったの~~最終回は当時は尋常じゃない心模様で見ていたので……って、だって~~舞台の千秋楽で「今日でこのキャラクターともお別れね」と胸キュンになるのと同じ状態が最終回前1ヶ月くらいずっと続いていたので そんなわけで当時はそこまで気にならなかった戦シーンは人馬共に少なくてしょぼい……かも でも、そんなことはどーでもよくて、やっぱり泣いてしまいました 目の前にいるのは勘助サマそのものだし、一瞬にして戦国時代に没入でした 今日はやっぱ、、、コーチかな

あ、そうだ~~みずほ証券HPのCMギャラリーに新バージョンの動画が公開 最近撮った?去年のまとめ撮り??ちょいとよく分からない…というか、コレに関しては正直そこまで興味はないのでう~ん なのですが、珍しい普通のスーツ姿は内野的歴史の1つとして。。。
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