TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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キャリアコンサルタント講座に参加する

2008-04-26 21:37:04 | 雇用・就職
 日本産業カウンセラー協会「キャリアコンサルタント講座」に出席してきました。今日が1日目であと6日あります。場所は大宮市のJA共済埼玉ビルでした。9時30分からの開始でしたので家を7時にでました。高崎線の大宮駅で下車して会場に向かったのですが、大宮駅で下車して街を歩いたのは2回目でした。下の写真は大宮駅です。


 会場に9時過ぎに着いて受付をして会場に行くとすでにかなりの人が来ていました。下の写真は会場の写真です。


 今日の講習は東京成徳大学院客員教授の木村周先生の「キャリア概論」でした。大学の先生の講義なのでおもしろくないかなあと思いましたが、意外といっては申し訳ありませんがなかなかよかったです。それは、先生が大学の先生になったのは50歳からでそれまでは労働省の職員であった経歴の持ち主だからです。先生は大学卒業後は13年間各県の職業安定所で休職者の相談に携わっていた経験をお持ちのかたです。ある県の労働局長も経験されている現場を知っている方です。

 先生の講義で、キャリアコンサルタントが何をするのかと、どのような能力が求められるかの基礎がわかりました。これだけでも私のとってはたいへんよかったです。私は今一番興味のあるのは、個人の生きがい、働きがいを含めたキャリア形成を支援することです。自分自身のキャリア形成もままならないのですが、この講習を受けることで自分自身のキャリアに対する考え方も形成したい気持ちもあり、それで他人も支援できたらと考えているからです。

 さて、今日の木村先生の講義の中でキャリアコンサルタントの本講義以外で、次の言葉がたいへん印象に残っています。先生は大学卒業後職業安定所の現場で休職者の相談業務に13年携わっていた現場がよかったとの言葉です。現場を離れてしまうのはよくないという言葉です。キャリアコンサルタントに求められる力に「現場力」と「教育力」を先生は強調していました。先生は現場から本省(労働省)に行った経験からの言葉です。先生は誠実な方という印象をこの言葉を聞いて私は思いました。