新島学園短期大学で行われいる、「キャリア・シゴト学講座」の第8回目の参加してきました。
今回は、いよいよレポート構想についてです。講座参加者の方の構想をお聞きすることで、自分の構想もまとまりだしました。あとは書いてみる段階になりました。
この講座に参加してよかったです。自分のキャリアを振り返るいい機会になったからです。過去を振り返り、内省することで、この後のことも見えてきました。
人生の節目、たとえば40歳、50歳、60歳になった時とか、職場を変わったときとか、いわゆる「自分史」を書いてみるのはいいことだと思います。それにより今の自分が見えてくるからです。その時に留意することは、正直に自分を分析することではないでしょうか。公表するとなると、きれいごとを書いてしまうのですが、書けない部分が、もしかしたら本質なのではないかと思います。
地方自治をテーマとしている地元伊勢崎出身のジャーナリスト相川英俊氏は、首長にインタビューする時に、その人が一番聞きたくないことを聞くと講演会で語っていました。
自分史にしても、書けない部分、書きたいない部分が、ほんとうは一番深い意味があるのではないかと私は考えるようになっています。ここに、よく自費出版の「自分史」や自伝の多くが、きれいごとが書かれていることが多く、あまりおもしろくない要因があるのではないでしょうか。