TSUNODAの経営・経済つれづれ草

身近な経営に関すること、経済に関することを思うままに

伊勢崎版緑化フェアに向けての波志江ふれあい公園

2008-08-31 18:07:35 | 地域文化・地域資源
 10月4日から11月9日までの伊勢崎版都市緑化フェアに向けて「波志江沼ふれあい公園」の整備が進んでいます。今回は駐車場とトイレ設置、そしてふたたびの花壇整備がメインです。

 下の写真は沼のきょうの様子です。



 下の写真は公園の花壇の様子です。7月までは草だらけでしたが、10月からの再開に向けてきれいに整備されています。



 公園の芝の広場もよく刈り込まれています。きょうは、なぜか気球が上がっていました。



 駐車場は公園の東側に整備中です。駐車スペースとして70台以上が駐車できるのではないかと思われる広さです。



 春の開催時には、沼の下に整備した駐車場を利用して「ふれあい橋」を利用して公園に来園していたのですが、今回の整備で、沼の下の駐車場は利用されなくなるのではないでしょうか。下の写真はその沼の下の駐車場です。



 少しでも歩くことを嫌がる人が多い現在、沼の下の駐車場は秋の緑化フェアが終了後は利用する人がいるのでしょうか。写真のように今は近所の人が駐車場として利用しているようです。

 公園東側の駐車場整備で、沼の下に駐車して「ふれあい橋」を渡って公園に行くという散策コースの利用がかなり減ると思います。そうすると何の「ふれあい橋」なのかということになると思います。散歩コースとしては申し分ない環境ですが、今回の駐車場整備を見ると「公共工事ありきの整備」と思うのは私だけでしょうか。




キャリアコンサルタントの資格試験を受験しました

2008-08-30 18:50:28 | 雇用・就職
 今日は、高崎市のビエント高崎で実施された「キャリアコンサルタント」の試験を受験してきました。実技試験は講習会に出たので、学科試験のみの受験でした。試験は、①40問の選択問題、②20問の語句記入問題、③論述試験の3項目でした。選択問題は比較的よくできたと思うのですが、語句記入試験はよい出来ではありませんでした。論述問題は「キャリアコンサルティングを実施する上での、自分の課題を400字以内で記述せよ」という問題でした。

 試験には、100人以上の人が受験していたのではないでしょうか。講習会で一緒だった新潟県からの人もいました。かなりの人が県外受験者だったのではないでしょうか。

 実技試験は、大宮と高崎で実施された講習会に出たので免除になったのでよかったです。下の写真はその講習会の時の様子です。





 問題は思ったより難しかったです。合否は10月下旬の発表です。キャリア支援を自分のコアキャリアとしたいので今後も資格にとらわれず自己研鑽していきたいものです。 

試合だけでは食えない-スポーツという職場-朝日新聞から

2008-08-29 06:56:24 | 経営全般
 朝日新聞の働くという特集記事に「スポーツという職場」にプロ野球独立リーグBCリーグの信濃グランセローズの選手、赤津さんのことが書かれています。

 赤津さんは長野県出身で横浜国立大学の野球部で活躍した選手で、昨年のBCリーグのスタートからプロとして活躍しています。昨年11月から約4か月間は収入をえるため、水道管のバルブを作る工場で働きました。得た収入は毎月15万円程度でした。選手のシーズン中の月給は15万円ほどです。

 地域密着と街おこしを掲げるリーグは、オフの職場での勤務態度が悪ければ球団は契約しないこともあります。もちろんシーズン中の成績が悪ければ解雇もあります。昨年オフはリーグ全体で3割の選手が去りました。

 地元群馬県には「群馬ダイヤモンドペガサス」があります。選手も日本プロ野球
選手になることを夢見て頑張っています。試合中の5回には下の写真のように、自分たちでグランド整備を行っています。



 一方、日本プロ野球の1軍選手は金銭的に恵まれずぎていて、ハングリー精神がなくなってしまって今回の北京オリンピックのような結果になってしまっているのではないでしょうか。

 職業選択には、能力と興味、そして価値観が重要であると言われますが、夢にむかってひたむきに努力しているBCリーグの若者がいることを思うと、将来の日本も捨てたものではないと私は思います。

地元上毛新聞に、「職場のメンタルケア」の記事

2008-08-28 07:10:00 | 雇用・就職
 きょうの上毛新聞の記事に、日本産業カウンセラー協会上信越支部長の大小原(だいこはら)利信さんの「職場のメンタルケア」のインタビュー記事が掲載されていました。

 大小原氏さんは、2年前に私が産業カウンセラーの講習会に参加していたときにお世話になった方です。インタビュー記事は、ストレス社会の対応の仕方や本人にできることなどです。

 記事の内容は、周囲の対応の仕方、そして本人の対応策である。なぜ、今の時期に大小原さんのインタビューかと思いましたが、現在のストレス社会の反映のようです。

 日本産業カウンセラー協会は、毎年講習会を開催しています。応募数は減らずに推移しているようです。私は平成18年に講習会に参加して、産業カウンセラーの資格を取得しました。たいへん勉強になりましたが、疑問の思ったこともあります。

 それは、産業カウンセラーの仕事は、対処療法だということです。ストレス社会で自殺する人は高止まりしていますが、個人に長時間労働を強いるような企業風土の変革等がなされないと、根本的な解決にならないのではないかということです。

 今は、キャリアコンサルタントの勉強をしていますが、個人が自立的なキャリアを形成することを支援するこちらのほうが、私には興味もありますし、やりがいを感じます。

地元食製造品企業「大黒食品工業」が好調

2008-08-27 22:13:45 | 地域産業
 地元玉村町の食品製造企業の「大黒食品工業」が好調です。この企業は即席ラーメン製造の企業です。群馬県には即席ラーメン製造の企業としては、「サンヨー食品」や「まるか食品」が有名です。

 サンヨー食品は「サッポロ一番」というブランドで稼ぎ頭があります。また、まるか食品は「ぺヤングソース焼きそば」で有名です。一方、大黒食品工業は地元の人にも思い当たる商品はありません。

 現在、小麦などの原材料の高騰のため、各種即席ラーメンのメーカーは値上げをしています。カップラーメンなど100円を切っていた値段が今はスーパーでは128円、コンビニでは158円です。一方、大黒食品工業は、低価格を売りにしている企業ですので、カップラーメンがコンビニでも118円です。このため、ここ半年はその低価格のため、全国から注文が相次いでいます。

 大黒食品工業は、原材料の値上げという環境変化が企業にとって追い風になっている典型なケースだと思います。経営戦略として「大手に対抗するため、伝統的に低価格路線を貫いてきた」ことが当企業に現在の追い風をもたらしたようです。ぶれることなく、自社のドメインを固め、強みを生かしていくことが経営戦略の本質だということを当企業は教えてくれます。

トヨタ自動車がプリウスなどの車種を3%値上げ

2008-08-26 22:40:40 | 経営全般
 トヨタ自動車は25日、国内で販売するハイブリット車「プリウス」と「ハリアーハイブリット」の2車種を平均3%、トラックなど商用車の8車種を平均2%値上げします。実施日は9月1日です。理由は原材料の高騰です。

 トヨタは幅広い車種での値上げを検討していましたが、国内市場の冷え込みを考慮して対象を今回の車種に絞りました。トヨタが車両改良を伴わずに乗用車の値上げをするのは1974(昭和49)年以来です。この年はオイルショックの時でした。商用社は1992(平成4)年以来の16年ぶりです。

 今回の値上げで競業他者も企業も値上げに踏み切りそうです。ガソリンの値上げは先行き見えない状況下で、今回の自動車の値上げにより、自動車の購入を控えたり、軽自動車の購入に変える消費者が増えると思います。景気後退は確実になってきたと私はトヨタ自動車の値上げで思いました。

伊勢崎の歴史が書かれた冊子「鐘楼のある街」

2008-08-25 19:41:45 | 地域文化・地域資源

 伊勢崎市の発祥の地ともいえる旧伊勢崎藩の城内を開放して形成された伊勢崎曲輪町第3区の前進である栄町のことを記載した「鐘楼のある街」という冊子があります。

 この地区は伊勢崎藩主酒井氏にちなんで「栄町」と名づけた町です。伊勢崎市の発祥の地として明治以降は町役場、郡役所、登記所、銀行、織物組合を始め織物の町として仲買商、機屋等が軒を連ねており、いわゆる政治、文化、産業、経済の中心街をなしていました。この冊子はその栄町・曲輪町の80周年記念誌です。作成されたのが平成7年1月ですから13年前の冊子です。



 この冊子を読むと伊勢崎市の歴史がよく理解できます。また住民の文章がまた当時の様子を生き生きと描写していて当時の様子がしのばれます。


 
 この冊子の「鐘楼」はこの地にある旧時報鐘楼のことです。下の写真のように北小学校が赤石楽舎と命名され、その区画の象徴として下の写真のように整備されています。



 この冊子を読むと、中心市街地の歴史の重さを感じます。私たちはこの文化遺産を大事にしていくことは私たちのアイデンティティーのためにも絶対に必要なことだと思います。




明星電気がスリランカへ気象・防災ネットワーク機器を提供

2008-08-24 18:28:01 | 地域産業
 地元伊勢崎市の工場のある明星電気は、政府開発援助(ODA)としてスリランカに気象・防災ネットワーク機器の製造を終了し25日に現地に向けて出荷します。

 製造したのは、スリランカ国内各地で温度、湿度、風向、風速、気圧、日射量を観測する自働気象観測システム38台と、スリランカ気象局で衛星回線データを受信するシステムです。11月から現地の38か所で工事を始め、来年2月の稼働開始を予定しています。この導入により、スリランカでは従来は電話で計測結果を1時間ごとに電話で連絡していたのが、10分ごとに自動観測が可能になります。
 異常気象時の迅速な情報収集と気象警報発令ができるようになります。

 スリランカは平成15年、16年に洪水による死亡者が217人、被害世帯は百万世帯にも及んでいる水害に多い国です。

 明星電気は、かつては固定電話機を製造していました。伊勢崎市の優良企業でした。しかし、携帯電話が主流になり気象システム製造に転嫁しました。

 地道な努力により社会貢献性の高い企業として明星電気は成長しているのではないかと私は思います。 
 

 

世界を呼び込む5つの突破力-日経ビジネス2008.8.25-

2008-08-23 19:39:49 | 経営全般
今週の日経ビジネスの記事は世界が頼る無名企業という特集です。その特集ので「世界を呼び込む5つの突破力」ということで日本の中小企業が取り上げられています。

 まず「問題突破力」ということで中興化成工業(東京都)が取り上げられています。北京オリンピックの鳥の巣スタジアムの屋根膜を製造している企業です。東京ドームに採用されてから次々に受注を勝ち取っている企業です。
 社長は営業社員に、「その場ではできないと絶対に言うな」と支指示しています。会社ではその課題を投げ出さすに試作を繰り返してものにします。まさに問題突破力を地でいている企業です。

 第2に「業際展開力」でニッコーインテック(愛知県)が取り上げられています。自動車部品のプラシチック成型を手がける企業でトヨタのレクサスの部品も製造しています。トヨタの要求は高いのですが、ニッコーは金型と成型を手掛けるため、その仕様から納品まで対応できます。もともとは金型企業だったのですが、成型に業際展開して、トヨタのレクサスに欠かせない企業になっています。

 第3は「脱・下請け力」でニッコーム(青森県)が取り上げられています。かつてはオムロン傘下でしたが、今は得意製品を持ち世界に450社の取引先と持っています。得意製品を持つ経緯はオムロンの海外進出でした。そのためニッコーの受注は激減してしまいました。そこでニッコーの日高社長はオムロンとの資本構成を組み直して
、産業用抵抗器にこだわりました。自社の強さの源泉を拡散しない戦略に注力したのでした。日高社長は一度信頼を得ると、5年、10年と取引が続けられると発言していますが、高い技術力を持つ自信からの発言です。

 第4は「市場洞察力」で阿波製紙(徳島県)を取り上げています。もともとは和紙製造の企業でしたが、自動車用のフィルター向けの耐熱性の強い「特殊紙」を製造しています。国内自動車メーカーに納入していてそのシェアは60%近くになっています。「特殊紙」を製造する経緯は和紙の市場縮小でした。
 三木社長は積極的に異業種交流など参加して、10年近い期間をかけて現在の「特殊紙」を開発製造しました。徹底した情報収集による市場性の判断が当社の現在をもたらしています。

 第5は「価値提案力」で昇栄(福島県)と取り上げています。この企業は住友ゴム工業の白河工場の荷役作業を請け負う企業です。倉庫の作業員やモノの配置を効率化し、荷役業者の重層的な下請け構造をなくし、平成13年までに年間平均10%のコスト削減を実現しました。請負業者が物流パートナーとして機能している企業例です。

 「問題解決力」「業際展開力」「市場洞察力」「脱・下請け力」「「価値提案力」すべて中小企業にとっては生き残りのキーワードだと私は思います。 



 

就労支援の二重行政はなんとかならないものか

2008-08-22 19:53:56 | 雇用・就職
 群馬県には若者就職支援センターという就労支援の組織があります。ハローワークがあるのになぜ、このような支援機関が必要なのかということが話題になることがあります。もっともなことだと思います。

 きょうの朝日新聞には、横浜の国は16階で県は5階という記事がでています。JR横浜駅近くのビルの16階に国の機関「よこはまヤングワークプラザ」が、5階には県の機関「かながわ若者就職支援センター」があります。支援内容は若者就労支援で同じです。これって一般には理解しがたいことだと思います。

 群馬県も県の就労支援機関「若者就職支援センター」が高崎市、沼田市、桐生市にあります。国の就労支援機関「ぐんま若者サポートステーション」が前橋にあります。要は若者就職支援センターは経済産業省の補助金等からなる県就労機関なのです。「若者サポートステーションセンター」は厚生労働省の委託事業なのです。支援内容には大差はありません。

 政府の地方分権改革推進委員会(丹羽宇一郎委員長)は国の出先機関と地方自治体の「二重行政」をなくす議論を9月から始め、年末に第2次勧告を出します。
 
 現状の各種組織を見ると、大胆な改革をきっちりしていかなければならない時期はすでにきています。二重行政の先延ばしを国民は許してはならないと私は思います。 
 

 

群馬県企画の「商談会inトヨタ」に81件が応募

2008-08-21 18:39:13 | 地域産業
 群馬県が11月にトヨタ自動車本社で計画している「ぐんま新工法・新技術展示商談会inトヨタ」に81件(61社)が応募しました。トヨタ側は「車体軽量化」「環境対策」「燃料費改善」などの新技術を要求しています。県は最先端技術の要求で尻ごみする企業が多いのではと予想していたのですが、当初の募集枠(50件)を超える募集がありました。

 トヨタ自動車との商談会に予想以上の応募があった背景には、トヨタ自動車と富士重工業の提携強化があるようです。今回応募したメーカーには富士重工系の下請けも多く、富士重工業が軽自動車製造からの撤退方針を示す中で、取引先開拓という形で先行きへの不安を解消したいという戦略を持っています。
 しかし、世界一の企業のトヨタと新規取引を開始するのは容易ではありません。県はプレゼンの方法などを支援していく考えです。

 この企画はマスコミ受けするおもしろい内容だと思います。県は一件でも多くの新規取引につながればと考えているようですが、税金を投入するわけですから、ぜがひでも多くの新規取引ができればと思います。

 また、今回、県は応募企業を原則選別しないということですが、これはやる気のある企業を支援するということでよいと思いますが、技術的なレベルでトヨタに相手にされないと県のイメージダウンになる可能性もあり、諸刃の剣であると私は思います。

群馬県内企業増収率ランキング-ぐんま経済ガイドブックから-

2008-08-20 18:36:21 | 地域産業
 毎年発行される東京商工リサーチ前橋支所発行の「ぐんま経済ガイドブック」に主要28業種売上ランキング等が掲載されています。その中に群馬県内企業増収ランキングが掲載されています。

その増収ランキングで伊勢崎三和工業団地の2企業が上位にランキングされていいます。まず5位に杉原エス・イー・アイ㈱が入っています。平成18年度と19年度決算の売上比較で、229.17%増です。売上高が19年度決算は94億1千万円でした。下の写真が伊勢崎三和工業団地の杉原イー・エス・アイ㈱です。



 それから16位に翔栄が入っています。平成18年度と19年度決算の売上比較で、162.86%増です。売上高が19年度決算で32億19百万円でした。下の写真は現在工業団地に建設中の翔栄の工場です。



 伊勢崎三和工業団地に進出している企業は業績好調な企業であることが確認できるデータだと思います。企業としては工業団地に進出できるような業績を上げることが目標となるのでしょう。伊勢崎工業団地に進出している企業を見ると業種的には多種多様ですが、杉原エス・イー・アイ㈱と㈱翔栄は電気機械製造業です。

 杉原エス・イー・アイ㈱は遊戯機器関連で売上を伸ばし、翔栄は薄型タッチパネルが順調な売上を達成した結果です。三和工業団地内の他企業(浅野、西工業等)もそれぞれ特徴のある企業です。下請けであっても、しっかりとした経営戦略で自社の事業領域を固めている企業が伸びています。

 


 

地方銀行のATM24時間稼働へ

2008-08-19 19:20:16 | 経営全般
 地方銀行64行が加盟する全国地方銀行協会が、各行のATM間を結ぶ提携ネットワークの24時間運用を年内にも開始することが18日判明した。地方銀行64行のATMは約35,000台で、全国最大の約26,000台を持つゆうちょ銀行に対抗する狙いがあります。

 地方銀行協会のATMネットの稼働時間は現在、午前8時から午後9時までです。地方銀行協会がATMネットを24時間運用すれば、全国の地方銀行が終日一体化ゆうちょ銀行と競争できる環境が整います。

 それにしても生活者の深夜化(24時間化)が進む環境だと思います。便利になることはなるのですが、コンビニの24時間営業をやめる議論がでている中で時代の潮流はますます、生活者の深夜化が進んでいるようです。

茂木行改相、「雇用・能力開発機構」は解体の意向を表明

2008-08-18 18:00:46 | 雇用・就職
 茂木行革相が17日のフジテレビ番組で、政府が存廃を検討中の独立行政法人「雇用・能力開発機構」について主要事業の廃止により、事実上の解体する意向を表明しました。

 雇用・能力開発機構は、職業訓練を通じた雇用機会の創出などを目的とし設立された団体で、2004(平成14年)年に独立行政法人化しました。主要事業は職業訓練指導員の養成を目的とした「職業能力開発総合大学校」の運営、若者の職業意識向上のために施設「私のしごと館」の運営、そして求職者に職業訓練を行う全国62か所の「職業能力開発促進センター」の運営です。これらの事業を同機構としては廃止し、民間への業務委託や売却を検討する意向を茂木行革相が表明しました。

 あえて、茂木行革相が今回の表明をしたのは、同機構の存廃を検討中の厚生労働省の有識者会議が、組織存続の方向に議論が傾いてきたからのようです。

 だれが考えても存続はないと思います。まず、いまどき職業訓練指導員の養成校は必要ないと思います。学校で学んだだけの職業訓練指導員では、日新月歩の技術進歩についていけません。その指導員から学んでも、企業の即戦力ならないのですから存在意義が薄れているは明らかなことです。

 次に、「私のしごと館」はどうしょうもない施設のようです。581億円を投資したようですが、利用者も少ないし、この施設で求職者の仕事理解が深まるとは思えません。早急に売却すべきです。

 最後に全国に62か所ある「職業能力開発促進センター」は求職者に職業訓練を行う施設です。失業者等に能力再開発のためという趣旨はよいのですが、日本は企業内のOJTで人を育てるという風土があるので、訓練校で学んでも結局は、企業が採用基準にするのは、その人が訓練校で学んだ技能より、潜在能力とうのが現状ではないでしょうか。

 私は、「職業能力開発促進センター」は訓練メニューを徹底的に企業ニーズに変えることにより存続していく価値があると思います。働く人にとって、職業能力開発は重要なことだからです。要はいかに企業ニーズに適応できるかにかかっていると私は思います。

 

前橋市の書店は競争が激化しています

2008-08-17 15:25:22 | 経営全般
前橋市の書店は競争が激化しています。中心市街地の老舗の換呼堂が苦戦しているのはよく言われることですが、郊外型の書店も新しい書店の出店でうかうかできない状況です。下の写真はその郊外型の戸田書店とブックマンズアカデミーです。





 なんといてもけやきウォークに出店している紀伊国屋書店が好調のようです。都会型の専門書店であり、イメージ的に人を引き付けているようです。下の写真はその紀伊国屋書店です。



 私はこれらの3書店に行く機会がありますが、品揃えは紀伊国屋が一番充実しているようなイメージですが、圧倒的な差はないように感じられます。

 いつも思うのですが、都会の書店のように話題の新刊書の入荷が遅いです。また、政府刊行物なども手に入れた本も入荷していません。やっぱりアマゾンドッココムを利用するのが一番よいのでしょうか。