TSUNODAの経営・経済つれづれ草

身近な経営に関すること、経済に関することを思うままに

アサヒ・キリンビールが共同配送を実施

2011-06-30 07:10:00 | 経営全般

 日本の2大ビールメーカーのアサヒビールと、キリンビールは今秋からビールなどの共同配送に乗り出します。

 輸送トラックの台数を減らして業務を効率化するともに東日本大震災で商品供給が滞った経験も踏まえて物流を見直します。国内ビール市場が縮小する中、激しいシェア争いを演じてきた上位2社が初めて手を組みます。

 この連携ですが、まず首都圏の1都3県から始めて、成果をみながら順次、地域を広げる予定です。

 さて、この連携に背景には、内需縮小に対応してM&Aで海外事業を拡大する戦略は共通なので、投資余力を保つためにも、国内事業のコスト低減に向けて、可能な分野から手をことで一致したようです。

 要は、国内市場には、今後期待していないということなのでしょうか。

 


5月の自動車国内生産がほぼ全社で半減

2011-06-29 20:24:13 | 経営全般

 自動車主要8社が28日発表した5月の国内生産台数は、ほぼ半減ということがわかりました。

 トヨタは54.4%減の統計データがあるようです。1976年以来、5月としては最低の台数でした。ホンダも53.4%減と過去10年間で最低でした。富士重工業は36.8%減、日産自動車は0.8%増という数値でした。

 トヨタとホンダは海外生産も半減となっています。一方、富士重工業は75.3増、日産自動車は25.7%増、スズキはインド市場で伸ばし7.1%という数値でした。

 自動車生産の海外生産比率が今後も、伸びていくように思われます。国内製造業の空洞化が一層進みそうです。


地元群馬県小売業の雄「ベイシア」が自転車販売に参入

2011-06-28 20:11:09 | 地域産業

 地元総合スーパーのベイシアが自転車販売に参入します。

 7月9日に開業するスポーツ用品店「ベイシアワールドスポーツ前橋みなみモール」で入門用のスポーツ自転車を定価より安く販売します。スポーツ自転車は、健康志向のニーズに合致し、今人気dふぇず。ベイシアは新たな分野に参入することで売上高の増加につなげます。

 スポーツ自転車は現在、小規模な専門店で購入するのが一般的ですが、その価格も定価です。ベイシアは定価よりも安く売ることで差別化を図る一方で、専門知識を持つ店員の育成も急ぎます。


地元群馬県の「一般事業主行動計画」届出が96.9%に

2011-06-27 19:28:14 | 地域産業

 企業が従業員の仕事と子育ての両立を図るために定める「一般事業主行動計画」の届出が、地元群馬県は、5月末日で、96.9%でした。

 全国数値が76.3%ですので、20ポイント以上も上回っています。群馬労働局によりますと、県内422社の409社が届け出を済ましています。群馬県の数値が高いのは、群馬県が2007年に公共事業の入札工事の資格に「子育て支援」の取り組みを加えたことがあると推測されています。

 いずれにしろ、群馬県として誇れる数値ではないでしょうか。


伊勢崎街歩きを行いました

2011-06-25 18:18:52 | 経営全般

 景観サポーターにによる地元伊勢崎市の街なかを歩きました。テーマは「伊勢崎城を古地図で歩く」ということでした。

 まず、いせさき明治館で、景観サポーターの佐藤さんから歩くコースとその場所の説明をしてもらいました。伊勢崎の街なかは、江戸時代の街の跡が残っているのがこの街歩きでわかりました。

 

 


「若手社員に経営者目線」-日経ビジネス2011.6.27-

2011-06-24 21:20:58 | 経営全般

 今週号の日経ビジネスに、ソフトバンクアカデミヤのことが記載されています。このアカデミヤは孫ソフトバンク社長が主催する社内大学です。

 この社会大学の設立趣旨は、若い社員に「自分が会社を代表する一員」という高い当事者意識を植え付けるものです。そしてその内容は極めて実践的です。アカデミヤで出題される課題は、孫社長が日々抱えている経営課題そのものです。

 たとえば、「形態電話のネットワークで日本一になるためには、どうすべきか」等。現実の課題の解は簡単に見つからないし、正解もありません。受講生はもがき苦しみます。

 孫社長は「脳みそがちぎれるくらい考えろ」と話します。必死で考えることで経営者としての感覚を養っていくわけです。

 昨今、創業塾などが流行っていますが、ソフトバンクアカデミヤの真剣さとはまったく比較にならないのではないかと思います。

 行政の行う研修会などの生ぬるさを感じさせる今週号の記事でした。


「ふしぎなキリスト教」(橋爪大二郎×大澤真幸)を読む

2011-06-23 22:22:54 | 今週の一冊

 橋爪大三郎と大澤真幸の対談集である「ふしぎなキリスト教」を読んでいます。

 この本で書かれていることは、「近代社会」とはなにかということである。その近代社会の根拠となっているのが西洋であり、西洋の文明的なアイヂンティティの中核となるのが「キリスト教」といことで、この対談になります。

 なぜ、キリスト教の神は一人なのか(一神教)、契約の意味はなにか読み始めからキリスト教の核心がやさしく説明されています。新書版なので読みやすいです。まだ読み始めている段階ですが、先が楽しみです。


地元群馬県立文書館の「古文書入門講座」に出席しました

2011-06-18 20:18:57 | 地域文化・地域資源

 地元群馬県立文書館の「古文書入門講座」に出席しました。

 今日は、近世の文書で、宗門人別帳と険地帳を読みました。どちらも上州の文書ですので親近感があります。古文書の特徴として「くずし字」と漢字の当て字です。

 私が興味のあるのは、群馬の近代なのですが、近世があって近代があるのですから、近世の古文書を読む知識を持つことは無駄にはならないと思っています。


本日の地元波志江沼と波志江PA

2011-06-16 18:40:27 | 地域文化・地域資源

 本日の地元波志江の様子です。散歩している人が多い地域となっています。四季おりおりの景観はすばらしいものがあります。

 

 

 そして北関東高速道の波志江PAです。トラックの多さに驚きです。

 

 7月からは、群馬DCがスタートしますが、群馬県の観光地の案内看板がありました。

 


スズキ、家庭充電式ハイブリッド車を市場投入

2011-06-13 20:20:35 | 経営全般

 スズキ自動車が、2013年をメドにプラグインハイブリッド車を投入します。

プラグインハイブリッド車はトヨタ自動車、ホンダなどが2012年に販売する予定です。トヨタは価格が300万円程度に設定する予定です。一方、スズキは200万円未満に抑え、割安感を武器に販路拡大を目指します。

プラグインハイブリッド車は、電気自動車と同様に電気だけで一定距離を走れます。また、EV(電気自動車)のように大量の高性能電池を積まずに済み、価格を抑えながらガソリン消費量を減らす実用的なエコカーとして期待されています。

 いよいよ、次世代自動車の競争が佳境になってきました。


「東から西へ、疎開転職増加-日経ビジネス2011.6.13-

2011-06-10 20:29:03 | 経営全般

大日本震災後、首都圏を脱出する人の動きが続いています。

 就職支援サービス大手のルクルートエージェントの調査によると、首都圏の技術者が関西に企業に転職した数は、5月実績で前年同月比約2倍で、その勢いは衰えそうもありません。技術者は関西では求職者1人につき求人企業数は4.5社、東海では3社以上もあるのに、首都圏では1.5社程度にとどまりまります。

 東から西への転職市場は活性化しており、人材の流出は、一時的な現象にとどまらない模様です。まさに、東日本大震災、そして原発問題が日本の雇用環境を変えてしまったということなのでしょうか。


使えぬ原発マニュアル

2011-06-09 20:43:05 | 経営全般

 原発事故が起きた場合に中央省庁と自治体、電力会社が現地で対応する調整する制度を定めた政府の「原子力災害対策マニュアル」が東京電力福島第一原発の事故では想定外の事態が重なり、ほとんど活用されなかったことが分かりました。

 このマニュアルは経済産業省が中心に策定したものでした。A4で123ページにわたり関係機関の対策を細かく規定しています。しかし、本部を原発近くに設けて指揮するなど、現実にはマニュアルは機能しませんでした。

 今回の震災が想定外の出来事と言われていますが、想定外のマニュアルなど策定できないわけですから、マニュアルは策定する意味があるのでしょうか。