TSUNODAの経営・経済つれづれ草

身近な経営に関すること、経済に関することを思うままに

心の病、労災認定が最多 ハラスメント原因急増

2013-06-21 19:09:28 | メンタルケア

   過労や職場での対人トラブルでうつ病などの精神疾患にかかり、2012年度に労災を認定された人は前年度より150人増の475人と3年連続で過去最多になったことが21日、厚生労働省の集計で分かった。そのうち、自殺に至った過労自殺(未遂を含む)の認定も過去最多の93人。

 労災認定された人について原因や引き金となった出来事をみると「嫌がらせやいじめを受けた」が15人増の55人、「上司とのトラブル」が19人増の35人、「セクハラ」が18人増の24人など。さまざまな形でのハラスメントが原因として急増しており、職場環境の悪化がうかがえる。


春ストレスに負けない「心と体」のケア

2011-04-17 20:34:17 | メンタルケア

 4月は働く者にとって、1年でもっとも変化の多い時期です。春ストレスに負けないコツがある雑誌に書かれていました。以下引用です。

1 「緩みタイム」を意識して増やす                                                                  2 タンパク質とビタミン、ミネラルをたっぷり食べる                                                          3 普段よりプラス1時間、多く寝る                                                                   4 新たな変化はできるだけ起こさない

 ほんとうに、ちょっとした注意が大切なのではないでしょうか。 


継続雇用者のモチベーション-産業カンセラー協会誌2月号から-

2011-02-17 20:08:31 | メンタルケア

 産業カンセラー協会誌2月号に、「継続雇用者のモチベーション」という記事が書かれています。内容は題そのままで、60歳で定年を迎え、退職した者が嘱託契約を結んで勤めつづける人のモチベーションの問題を取り上げたものとなっています。

 この記事を記載した神奈川支部の青木氏は、継続雇用者のモチベーションアップを狙いとする研修の依頼が増えてきており、この問題を取り上げています。青木氏に対する研修の依頼は以下のようなことです。

 継続雇用者の中には、①ひきつづき先輩風を吹かして後輩社員から顰蹙(ひんしょく)をかう人があいる。②給料がダウンしたと言って働くモチベーションを下げ仕事に身が入らない人がいる。③現在の上司たちにとって上司、先輩にあたる継続雇用者が扱いにくいだけでなく、やがて自分たちもこのような境遇になるかと不安を抱く人がいる、④それやこれたで職場全体に悪い影響を与えかねない空いがあるということで、その対応策としての研修依頼があるのです。

 青木氏は、長い第二の人生をときめいて生きるかどうかは、55歳から65歳の間の過ごし方如何によると考え、事例をグループワークをはさみならが研修を実施しています。 そして、以下の事項を研修を受ける者に認識してもらいます。

 ①「60歳過ぎても同じ職場で、変わり映えしないとご不満の向きもあるようでですが、60歳過ぎて他の職場に変わった人のことを考えてみてください。職場の場所も通勤経路も職場のレイアウトも上司、同僚もすべて変わるのです。これに対しひきつづき同じ職場で、すでに知り合っている人と働くことができるのです。これはハッピーではないでしょうか。」

②「60歳までは先輩として、リーダーシップを発揮する立場でした。必要に応じて後輩を指導し育成する役割を担っていました。しかし今、後輩からみて居てくれて助かる継続雇用者であるために、職場におけるご自分の立ち振る舞いを見直すことが大切です。ひきつづき後輩を指導し育成する役割を担っていると考えると、今の管理監督者が迷惑し、若者が混乱するかもしれません。先輩であることには違いありませんが、リーダーシップを発揮する立場ではありません。メンバーシィップ、フォロワーシィップに徹して職場の一員として働くことが肝要です。

 高齢化社会の世の中で、継続雇用の雇用形態が増加します。しかし、継続雇用には、青木氏の研修に見られるような問題が内在しています。この問題を超えて行かないと、活力ある組織、社会が生まれないように私は思います。

  


月報「産業カウンセリング」にすばらしい投稿記事を読みました

2010-11-15 07:23:33 | メンタルケア

 産業カウンセラー協会の協会月報「産業カウンセリング」にすばらしい投稿記事を読みました。北関東支部の真下清氏が投稿している「新たな産業カウンセラー育成制度」を読んで~「入門講座」は、徹底した自己理解を中心に~」という文章です。

 真下氏は、産業カウンセラーの入門講座は、徹底した自己理解に徹するということを主張しています。以下引用です。

まず、自己理解、そして自己理解、さらに自己理解、このことは、カウンセラーに限られてたことでなく、一般人でも、実は同じに必要なことと考えられるのです。

 「入門講座」のキーワードは、「自己理解」です。産業カウンセリングを学ぶ上での、カウンセラーとして必須な「自己理解」を徹底する基礎講座を目指します。要するに支援者としての自分の資質に対して自覚なしに、カウンセラーはなりえないことは言うまでもありませんが、ただ支援すると言っても、自己理解のしかたが分からない人には、まず困難ですし、そもそもの資質も問われるはずです。

 一般の人にまで求められることではありませんが、大変重要なこととして、自分の問題に気づかない人、向き合わない人は、カウンセラーになるのは危険極まりないことでしょう。

 そもそも、人は、自分を理解している範囲でしか、他者理解はできません。そのため、カウンセラーは、常に自己理解を忘れず、実践していく必要があります。

 「まず、利己理解からカウンセリングはスタートするということ」、なにか初心を忘れていた気持ちです。

 

 


向精神薬の飲み過ぎが増えている?

2010-10-14 07:25:55 | メンタルケア
 きょうの朝日新聞には、うつ病や睡眠障害、不眠症などの心の病に使われる薬が一般的になってきたことが記事になっています。

 今、向精神薬市場はこの4年間で1.2倍に増えました。躁うつ病といった気分障害で病院に通う人も、1996年から12年間で2倍に増えて100万人にもなりました。この数字は、日本の100人1人の数字です。とはいっても、気分障害に対する偏見がなくなり、症状が軽いうつに病院にかかる人は増えてきたこともこの数字になっているようです。

 薬は、もちろん医者の処方箋なしではもらえないのですが、使い続けると、その薬なしではいられなくなってしまう場合もあります。

 ほんとうは、薬に頼らず本当の原因を見つけて対処することが求められますが、精神科医も5分診察で、薬を出すことで対応しているのが現実なのではないでしょうか。

 日本の精神科医療はまだまだ遅れているということなのでしょうか。

フランクル著「それでも人生にイエスと言う」を読んでいます

2010-09-11 14:30:10 | メンタルケア
 フランクルの「それでも人生にイエスを言う」を読んでいます。

 この本は、かの名著「夜と霧」の著書フランクルの著書です。フランクルは、ロゴセラピーという心理療法で有名な精神療法医です。第二次世界大戦下、ナチスによって強制収容所に送られ、その経験を記録したのが「夜と霧」です。

 私は、心理学の本を最近読んでいるのですが、フランクルの考え方(実存思想)に引かれています。


 

自殺・うつで経済損失2.7兆円?

2010-09-08 07:04:02 | メンタルケア
厚生労働省は、うつ病をきっかけとした休業、失業で労災補償や生活保護の給付の必要が生じたことによる国の負担増を合わせた経済的損失が計約2兆7千万円になると推計しています。

 この数値は厚生労働省が、国立社会保障・人口問題研究所に委託した結果のものです。
 
 自殺やうつ病による経済的推計額は以下の通りです。
・自殺死亡がゼロになることによる所得の増加 1兆9,082億円
・うつ病による自殺や休業がなかった場合、
 労災補償給付の減少               456億円
・うつ病がきっかけとしての
 休業がなくなることによる賃金所得の増加    1,094億円
失業がなくなることによる求職者給付の減少    187億円
 生活保護費、医療費の減少       6,017億円


 このような数値を推計するということは、現代日本社会にとって、うつ病が深刻な病であるということなのでしょう。

 また、企業が実施する職場の定期健康診断に、職場に起因するストレスを調べる方法を厚生労働省の検討会がまとめています。

 その新たな健康診断の仕組みでは、ストレス症状を確認し、医師が「面接が必要」と判断した場合、その該当従業員に通知し、専門医の受診が勧められるとともに、産業医が事業主に配置転換、時間外労働の制限、休業の助言をします。

 この仕組みが実施されれば、うつ病の予防になるのでしょうか。予防医学の重要性が言われていますが、うつ病にならないような企業の仕組みづくりが一番必要なのではないでしょうか。

 とはいっても、グローバリゼーションの進展により、企業間競争が激烈になっている今、従業員への負担、ストレスは増えることはあっても、減ることはない状況にあります。

 21世紀は「心の時代」と言われていましたが、その通りになっています。私は、最近は心理学関係の本を読むことが多いのですが、心理学を基にした心理療法の根底にあるのは、人生観です。

 心の時代とは、人生観を考える時代と言えるのではないでしょうか。ストレス社会とは、自分の生き方を真剣に考えなくてはならない時代なのではないでしょうか。

 

 
 

傾聴訓練の講座に参加しています

2010-08-23 07:33:35 | メンタルケア
 日本産業カウンセラー協会上信越支部が実施している、「傾聴訓練と来談者中心療法」講座に参加しています。

 昨日は、その第3回目の講座でした。午前中は傾聴訓練の模擬面談、午後は、カール・ロジャースの論文の解釈でした。

 正直、最初は期待していたのですが、今のところは少し期待外れの講座でした。とはいっても、あと7回ありますので、この講座が終わった時に少しでも、能力アップしていればと思っています。

 それにしても、この講座に参加している人は、何年も続けて参加している人いますし、新潟県から新幹線で来ている方もいますし、驚きです。

 私は、今年はこの講座も含めて、いろいろな講座に参加しているのですが、顔ぶれがいつも同じなんだなあと思うようになりました。

 産業カウンセラーの養成講座には多くの参加者があるようなのですが、その継続であるいろいろの講座は、いつもの顔ぶれであまり人が集まらないようです。


働く者の心の専門家の選び方-うつの予防-

2010-07-26 07:16:08 | メンタルケア
心療内科や精神科、産業カウンセラーなど心の病気に対応する窓口は数多くあります。

 「眠れない」「おっくうな感じが続く」など、うつ病を疑うような初期症状が表れたら、まずは身近な相談窓口を訪ねてみることです。

 まず、会社に産業医がいる、健康管理室がある場合は、利用するといいです。社風や業務を把握しているので相談しやすいという利点があります。
 「カウンセリングの基本は共感してもらえることで、業務の内情などに知っているかは実に重要です。ゼロから話さずに済むため、時間的な節約になります。

 産業医が社内にいない場合は「労災病院」や「日本産業カウンセラー協会」が設置している無料相談所か、無料の電話相談にアクセスするといいです。
 勤労者を対象にした心の健康にまつわるカウンセリングを施すのがミッションですので、働く者にとっては安心です。

 また、都道府県ごとに設置されている「産業保健推進センター」にも、産業カウンセラーや保健師などのカウンセリングスキルを持つ専門家がいます。

 こうしたカウンセリングを受けても改善しまかった場合、症状が悪化している場合は、なるべく早く医師の診察を受けます。
 医師のうつ病の診察の基本は、問診と投薬ですが、できれば「よい医師」と巡りあいたいものです。

小さなグチでも発散することが本当の予防に-週刊東洋経済2010.7.24-

2010-07-21 19:35:01 | メンタルケア
 今週号の週刊東洋経済は、「あなたは大丈夫?不眠うつ、予防と治療、社会復帰」を特集しています。

 週刊東洋経済は、もちろん全国誌です。その週刊誌が特集を組むくらい、「心の病気」が現在社会に蔓延しているということではないでしょうか。

その特集記事でわずか1ページですが、「セーフティーネット」という24時間体制の電話相談が取り上げられています。

 その記事で書かれているのは、小さなグチをこぼすことで、ストレス発散している社会人の多いことと、そのことによるカタルシス効果です。

 1日100件以上寄せられる電話の中で多いのは「グチ」です。ある男性の相談者は、直属の上司に対する恨みつらみを延々と語り続けます。ある女性は「なぜ私だけが義母を介護しないといけないのか」といった理不尽さを1時間以上にわたって訴え続けます。

 「今も昔もストレス社会であることは変わりありません。要は今は、ストレスを発散する場所がない」というのが実情で、そのためこのような電話相談が貴重になるわけです。

 カウンセリングの基本は、「聴く」ことです。まさに電話相談は、その「聴く」を実践している機関です。そして、その「聴く」スタッフは産業カウンセラー等の専門知識を持った者であるのでその効果が上がっているようです。

 私は、カウンセリングの講習に参加して「聴く」訓練を実施していますが、難しいものです。まだまだ未熟ですが、一歩一歩実力を付けていきたいものです。

うつ病は一般的な病気になっている

2010-07-20 07:04:26 | メンタルケア
 うつ病が一般的な病気となっています。不安定な経済情勢、複雑化する社会、いろいろなストレスを抱える現代人にとって「うつ」は他人ごとではない病気となっています。

 保険代理店大手のアドバンテッジリスクマネジメントによりますと、従業員の就業障害原因トップは「メンタル疾患」となっています。今や原因の6割を占め、がんや事故・外傷などに比べても圧倒的です。

 そのメンタル疾患でも、「うつ病」です。うつ病の科学的メカニズムには未解決の部分が多いが、職場などの過度のストレスが発症の要因の一つであることが明らかです。

 厚生労働省によりますと、治療中のうつ病は、1996年の43万人から、2008年には104万人へと急拡大しています。

 日本の自殺者数は1998年以来、12年連続で年間3万人を突破しています。自殺という最悪の事態にならなくても、うつ病になると会社勤めや家事などが難しくなり、経済的、社会的な苦境に陥ります。求職や退職した場合、何とか症状が落ち着いても、復職や再就職が次のハードルになります。

 うつ病による復職はなかなか難しく、「復職プログラム」などを利用して気長に復帰をしないと元の黙阿弥になります。

 以下職場の同僚・部下がうつになったらのQ&Aです(週刊東洋経済から)

1 うつ病の人に「頑張れ」と言っていけないのはなぜ?
 うつ病の人に対する「激励禁忌」の原則です。その理由は、本人は誰よりも頑張らないと思っているからです。このような人に対して「頑張れ」は逆効果。心身ともに消耗しきっているため、何かをしたくてもできない状態にあります。しかし頑張れないので自分を責めることになります。結果、うつがひどくなるという悪循環に陥るわけです。
るべきである。
2 職場復帰直後の部下が残業したいと言ってきたら?
 急な残業で生活のリズムが狂い、症状が悪化するのを防ぐために、復職後は定時勤務が原則です。残業の可否の判断は産業医が行うが、上司による客観的な情報も重要な判断材料となります。復職後の本人の勤務態度を観察しておくことが欠かせません。

3 部下がうつになったという情報を職場で共有すべき?
 直接の上司や、同じチームの人とは情報を共有すべきあであるが、職場全員が知っている必要はありません。
 そして、留意すべきことは、職場のメンバーが求職中の社員の穴埋めをしてやろうという気持ちは、続いても3カ月までです。

 うつ病は、今や一般的な病気です。直る病気です。そして、組織で対処し直す病気です。 



エネルギー充電法のあれこれ

2010-07-14 19:38:27 | メンタルケア
 本日のNHKテレビ「クローズアップ」はうつ病等による自殺対策の特集が放映されていました。ストレス社会です。ある大企業に勤めている方と話した時に、毎日1人が、うつ病との診断書がでてくるそうです。まさにうつ病社会といえるのではないかといえる状況です。

 テレビでは、うつ病には、社会の根本的な問題を解決していかなくてはならないと大学教授が述べていましたが、そんな学者さんはそのような建前でよいかもしれませんが、今、早急にということで以下のことが「簡単ストレスに効くメンタルヘルスケア入門」という小冊子に書かれています。

 以下、その要約です。 

 「ストレスサイン」というものがあります。イライラする、涙もろくなる、コーヒーやタバコの量が増えるなど、人それぞれにそのサインは異なるのですが、自分の身体的、行動面、精神面に表れるサインを見つけておくことが大事です。(私の場合は、イライラする、コーヒーなどの飲み物を取りたくなるものです。)

 ストレスサインが発生している状態というのは、心の充電池エネルギーがどんどん低下している状態です。「エネルギー供給<エネルギー消費」状態を放置しておくのは危険です。速やかにエネルギーを充電することが大切となります。
 
○心のエネルギー消費を減らす手法

①可能な限り、ストレスの原因を取り除く
 ストレスの原因がわかっていても、それが上司だったりですと避けるわけにはいきません。どうしても、排除できない場合は、まずは、そのストレスから、全く無関係な場所や時間を、毎日確保してみることです。例えば、職場の人間関係がストレスの場合は、昼食時だけでも別の場所で過ごすのです。

②できるだけ体の疲労を癒す
 心と体のエネルギーレベルは、相関しています。ストレスで心が弱まっているときは、体までも疲労しています。ストレスサインを感じとたっら、速やかに体の疲れを入念に癒すことが大切です。
 食事は、普段より、肉、魚、大豆製品、卵といったたんぱく質と野菜や果物をしっかりととります。睡眠も最低6時間以上とります。夜遅く残業したり、付き合いで飲み会に参加するのはやめます。
 もし有給休暇がとれるようなら、半日でもいいから休みます。

③生活上での余分な変化を増やさない
 ストレスの正体は「変化」です。ですから、ストレス過多になっている時は、新しい変化を増やさないようにすることが大切です。新しい仕事を引き受ける、習い事を始めるなどは、変化を重ねることになり、ストレスの上乗せになってしまいがちです。ストレスサインが点滅しているときは、できるだけ新しい刺激が加わらないように、心がけましょう。

④「ねばならない思考」を減らす
 ストレスサインが現れるときは、できるだけ、自分の「~したい」を優先し、「~ねばならない」を極力減らします。「~ねばならない」「~すべき」思考は、自分にムチを当て、無理やり動いていることが多いためエネルギーの消耗度が大です。

○心のエネルギー供給をできるだけ増やす
①自分の「~したい」をいつもより優先する
 「~ねばならない」思考が心のエネルギーを奪うのに対し、あなたが「~したい」と感じることは、エネルギーを補給してくれます。ストレスサインが出ている時は、ちょっと自分に甘くなって、いつもは抑えている「~したい」思考を優先してみましょう。
 有給をたっぷり取って寝る、ちょっと贅沢して美味しいものを食べに行くなど、あまり負担にならない範囲え、心の「~したい」を実現してみるのです。

②自然と光からパワーをもらう
 明るい太陽光線には、うつ的な気分を改善する効果があります。心が弱っているときは、人口的な環境から離れて自然に触れる機会を増やしましょう。たとえば、休日に近くの海岸や川岸を散歩するといった手軽な方法で十分です。

③手軽なリラックス・ツールを活用する
 現代のストレス社会を反映して、巷には手軽に活用できるリラックスのためのシステムやグッズが溢れています。以下そのツールです。
・ゆったり入浴
・マッサージやエステ
・即席アロマテラピー
・お手軽な音楽療法

 それぞれ、参考になる内容です。今年は、日本産業カウンセラー協会の講座に積極的に参加しています。自分のメンタルヘルスもですが、このストレス社会を生きていく道を見出していきたいものです。
 


 
 

メンタルヘルスケアの重要性

2010-07-09 07:30:51 | メンタルケア
 今、仕事のストレスから「心の病」になる人が増えています。日本の企業の7割が、1カ月以上の求職者を抱えています。

 この激しいストレス社会の中で、心の病気にならないで元気に生きるためには、どうしたらよいでしょうか。職場のメンタルケアの具体的な方法として以下の4項目があります。

①労働者自身のセルフケア
②管理監督者や同僚といったラインによるケア
③安全衛生委員会や産業医などの事業内産業保健スタッフによるケア
④クリニックやカウンセラーなどの事業所外資源によるケア

 とはいっても、②と③は実際は、機能していません。その結果、最終的な行き場として、④の精神科クリニックなどに通うことになります。その時には、もう本格的に心の病気が進行してしまっているという状況になります。すぐさま休業や薬が必要という状態が後をたたない状況になります。

 こうした事態に陥ることは、誰でも避けたいわけで、そのためには①のセルフケアが大切であり、重要になります。

 さて、自分は大丈夫だ思っていても、このストレス社会では、常にだれでもが充電切れになるリスクにさらされているわけです。そして、ココロ充電池にエネルギーを充電しくれるエネルギー源が以下の事項です。

①心が本当に望む、ワクワク楽しいことをする
②心身が落ち着く、リラックスや休息をとる
③健康に良い、気持ちのよいことをする
④自分の価値観や希望に合致した活動をして、心地よい充実感を味わう

 自分のことを考えた場合、やっと、仕事以外にいろいろやってきた中で、①から④までに当てはまることが、見つかりつつあると実感できるようになりました。

 日本の企業の7割が「心の病」による1カ月以上の求職者を抱えていうと言わまれます。社会の課題としてメンタルヘルスケアを考える時代になっていると思います。正に21世紀は「心の時代」だ私は思います。