眼鏡チェーン「JINS」を展開するジェイアイエヌ(前橋市川原町、田中仁社長)は30日、ジャスダックに加え、東京証券取引所第一部に重複上場した。初値は5150円(ジャスダック前日比90円高)、終値は5080円だった。出来高は3万500株。
田中社長は同日の会見で「知名度の向上や人材獲得に対する優位性の確保につながる」と東証上場に期待する効果を説明。初値が直前の公募売り出し価格(5432円)を下回ったことについては、「全体的な株価下落に引っ張られた。長期的な成長を通して株価に反映させたい」と話した。
地方公務員給与の引き下げ問題で、地元群馬県市長会(会長・清水聖義太田市長)は29日、前橋市内で会合を開き、安中市を除く11市が「国の削減要請を容認せざるを得ない」との方向でまとまりました。
高崎市と伊勢崎市は同日、それぞれの市職員労働組合に削減率を提示しました。高崎、伊勢崎、藤岡、みどりの4市が7月、前橋市は10月の実施を目指すなど、11市は削減に向けた具体的な協議に入ります。安中市は独自に進めてきた人件費節減を理由に職員給与引き下げを見送る方針だそうです。。
地方公務員にとっては、逆風が続く日々であるようです。
カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した「そして父になる」(是枝裕和監督)で、撮影場所となった前橋市西片貝町の弁当店「ベイコック東部バイパス店」が〝ロケ弁〟2種類を発売しました。
弁当は特製ロケ弁当(550円)と特製ロケ丼(同)で、受賞に合わせて27日、急きょ発売。ベイコックの看板商品で、撮影でも使われた鶏の空揚げが入っています。
地元群馬県前橋市の中央通り商店街が映画のロケ地となったり、群馬県庁がロケ地になったり、群馬県は東京から近距離にあるメリットを生かして大いにPRしていきたいものです。
9月29日に開かれる「第3回まえばし赤城山ヒルクライム大会」(定員3000人)で、インターネット申し込み分(先着順、同2650人)が24日午後8時の受け付け開始から1時間足らずで定員に達したました。
同時にネット申し込みを開始したチャリティー枠(金額3万円、先着順、50人)も25日中に定員いっぱいとなりました。
残りの郵送申し込み分(抽選、300人)は6月4日から10日までの消印有効で申し込めます。このヒルクライムは、赤城山のPRに大きく貢献しているのではないでしょうか。前橋市のヒット企画です。私の知人も申し込んでいます。
上毛新聞社発行のシルクカントリー双書「織郷ぐんま」を読んでいます。
この本の内容は、群馬県の織物についてのことを記載したものですが、地元伊勢崎の「銘仙」のことが多く書かれています。世界遺産登録で、群馬県の絹文化に脚光が当てられています。
この本の最後に、地元伊勢崎市で「括り」という技法で織物をしている、斎藤定夫氏のことが記載されています。つい最近、斎藤氏の仕事場を見てきたので、ますます、「銘仙」の魅力に魅せられてきています。
ソニーが消費電力を35%抑え、音質にもこだわった薄型スピーカーを載せた製品展開を加速している。省エネを実現したのは「磁性流体」と呼ばれる磁力に反応する溶液。6月発売の高解像度技術「4K」対応の液晶テレビも搭載される。音にこわるソニーらしい製品を支える技術として注目されている。
「アナウンサーの声でさえ聞き取りにくいという人もいる。薄型のスピーカーをパネルの中に配置したことで、音をしっかり出せるようになった」
ソニーが4月中旬、東京都内で開いた液晶テレビ「ブラビア」の新製品発表会。フルハイビジョン(HD)の約4倍の解像度を示す「4K」に対応した大画面テレビを前に、テレビ事業の責任者である今村昌志業務執行役員は音へのこだわりをこう強調した。
4Kテレビは映像の美しさばかりに目が行きがちだが、6月発売の新モデルは「映像と一体化した迫力のある音を楽しめる」(同社)のが特徴だ。
一枚板ガラスのパネルには、画面を挟むように左右にスピーカーが3個ずつ縦に配置されている。一番下にあるのが磁性流体スピーカーで、テレビの背面を伝わって上部のスピーカーも同時にクリアな中低音を響かせる。
磁性流体とは、酸化鉄などの細かい磁性体粉末を含むオイル状の溶液。米航空宇宙局(NASA)が1960年代に宇宙服可動部のシール材などとして開発し、今ではさまざまな分野に応用されている。
ソニーは2011年、磁性流体スピーカーを独自開発。音楽データをスマートフォン(高機能携帯電話)に取り込み、無線LANでスピーカーに飛ばして音楽を聴くスタイルが主流になり、音響機器の小型・薄型化が一層求められるようになったのがきっかけだった。
2012年度に県内で生産された繭は前年度比11%減の80トン、養蚕農家戸数は同17%減の217戸で、減少傾向に歯止めが掛かっていないことが24日、県のまとめで明らかになった。生産量、農家戸数ともに10年前と比べると8割減少している。富岡製糸場と絹産業遺産群の世界文化遺産登録の審議が迫る中、国の補助制度は本年度末で打ち切りとなるため、来年度から養蚕農家の経営環境は一段と厳しさを増す。関係者からは新たな支援策を求める声が高まっている。
今週号の日経ビジネスの直言極言は「体育会体質」が招く危機という松永真理氏の文章を連載しています。
内容は、女性が企業で評価されないのは、日本社会が「体育社会」であるという主旨です。以下引用です。
・なぜ女性が企業で評価されないかを男性管理職に質問したところ、「女性に仕事を依頼すると「女性に仕事を依頼すると、「なぜですか?」と説明を求められて困る」という答えが多いことだ。つまり、「男性は理由など聞かないのに、女性は納得しないと動かない」という不満である。
・これまで、優秀な女性が組織からはじき出されたのは、「体育会体質」が右肩上がりの時代には最も高率が良かったからではないか。
・「疑問を差しはさんではいけない」「反論できない」という組織の体質は、企業の存亡もを左右する。
・柔軟性を失った「体育会体質」に陥っていないか-一度、セフルチェックしてみる必要があるようだ。ししてチェックリストです。
①問題が発生しても活発な議論が起こりにくい、②不正はパワハラを組織全体で隠しがち、③上司より先に帰りにくい雰囲気がある、④上司の指示命令が絶対で、異論を挟みにくい、⑤上司は説明責任より根性論を振りかざす、⑥「ついていきます」というイエスマンで幹部を固める、⑦役員すべてが男性で構成されている、⑧異能・異質な人材を煙たがる、⑨外部から援護を指摘されても、聞く耳を持たない。⑩遅くまで残業する社員が出世する
勝間勝代が、日本は労働生産性に無頓着であると指摘していました。体育会体質は、根性主義で、長時間労働を厭わない社会です。日本の企業に代表される社会が変わることが、新しい日本の発展が見えてくるのではないでしょうか。
急速な円高修正を追い風に、稼ぐ力を高めた企業はどこかということで、2013年3月期の経常増益率をランキングが日本経済新聞に載っていました。以下そのランキングです。
1 LIXILグループ 3.3倍(増益率)、580億円(経常利益) 2 トヨタ 3.2倍、14,036億円 3 富士重工業 2.7倍、1,006億円、 4
NEC 2.2倍 920億円 5 東京ガス 2.2倍 920億円 6 日野自動車 95.0% 1,474億円 7 ホンダ 89.5% 4,888億
円 8 三菱マテリアル 75.1% 744億円 9 三菱重工業 72.1% 744億円 10 HOYA 65.4% 893億円 11 デンソー
63.8% 2,960億円 12 三菱自動車 63.8% 939億円 13 いすず 37.7% 1,417億円 14 ユニチャーム 34.4%
650億円 15 ハウス 34.0% 1,453億円
このデータを見ると自動車業界が急速に回復していることが伺えます。特に地元群馬県に馴染みの深い富士重工は、北米で新車販売の好調が数字に表れています。約8割を海外で販売しており、円安による増益効果が大きかったようです。
また、自動車業界ではないですが、重機の「コマツ」は、2016年3月期末に自己資本比率を6割に引き上げる計画があります。これまで4割を6割にするということなのですから、企業の強さが伺えます。
オリンパスの時価総額が1兆円回復した、大和ハウス、積水ハウス、住友林業が最高益を更新するなど、日本経済もほんとうに上向きになってきたようです。
社会福祉法人などが運営する特別養護老人ホームの内部留保が過大になっていることに批判が集まっています。
厚生労働省が21日に発表した調査結果によりますと、2011年度末時点で平均約3億1千万円の内部留保があります。特別養護老人ホームについては、「内部留保を過大にため込んでいる」という批判が相次いでいます。
内部留保を「新たな福祉サービスの提供に充てて社会に還元すべき」との声が多いようです。また、介護は他の産業に比べ賃金が低水準にとどまり離職率が高いのですから、職員の処遇改善に内部留保を使うべきだという声もあります。
「建て替えに備えた資金が必要」、「多くが土地や建物などの固定資産に投入され現預金としての積立ていない」との反論があるようですが、「多額をため込んでいる施設は少なくない」、「資金の使途を明らかにすべきだ」などの批判が相次いでいます。
特別養護老人ホームの建設には税金が多く投入されていて、その運営資金は、保険収入です。税金が投入されており、なおかつ税で優遇されている特別養護老人ホームの意味が問われているのではないでしょうか。
日清食品ホールディングスはケニアに進出します。
今年9月にナイロビに営業所を設け、インドの子会社で製造した袋麺を輸入販売します。2014年秋には現地で工場を稼働させる予定です。カップ麺も含めてケニアを拠点に東アフリカ5カ国に販売を広げる予定です。
東アフリカでは即席麺の普及はこれからです。競合他社に先行しての市場開拓です。
一方、東南アジアで日本のコンビニが急速に店舗網を広げています。大手4社の出店数は今年度約1600店増で、前年度比5割増という数値となっています。
日本の企業は勢いのある企業は、積極的に海外進取してグローバル企業となっています。これがグローバル世界の企業の生き方なにではないでしょうか。
今週号の日経ビジネスでは、「転職したい企業ランキング」を特集しています。
以下、そのランキングです。
1 グーグル 2 トヨタ自動車 3 オリエンタルランド 4 ANAホールディングス 5 三菱商事 6 ベネッセコープレーション 7 サントリーホールディングス 8 資生堂 9 リクルートホールディングス 10 宇宙航空研究開発機構 11 ホンダ 12 ソフトバンク
13 電通 14 花王 15 アップル 16 ファーストリテイリング 17 楽天 18 味の素 19 P&Gジャパン 20 三井物産
21 ソニー 22 ワコール 23 日本IBM 24 日本航空 25 日本マイクロソフト 26 アマゾンジャパン 27 伊藤忠商事
28 日産自動車 29 パナソニック 30 博報堂
やはり、今、人気のある企業が上位を占めています。確かに、今週号の大特集は、「パナソニック、シャープを辞めた人たち」という家電メーカーの実情ですが、家電メーカーは上位にありません。29位のパナソニックが最上位です。
企業の栄枯盛衰を著わすランキングになっていると私は思いました。
共同通信が18、19両日に実施した全国電話世論調査によると、安倍内閣の支持率は70・9%と、前回の72・1%から横ばいだった。夏の参院選の比例投票で日本維新の会に投票するとの回答は5・7%で、民主党の6・8%を下回り3位に後退した。1位は自民党の44・4%。
政府が「安全性は確認された」とした原発を電力会社が再稼働することについては、反対が54・3%で、賛成は37・2%だった。
電気設備設計施工の藤電設(埼玉県上尾市、須田桂市社長)は、渋川市赤城町産の「ユスラウメ」を使ったジュース「ゆすらごちゃん」を発売した。同社によると、ユスラウメのジュースの商品化は珍しいという。
果汁20%で、ほどよい酸味と蜂蜜のやさしい甘さが特徴。ユスラウメの色を生かした濃い赤色に仕上がっており、店頭でひときわ目を引く。カクテルや焼酎をジュースで割って飲むのがお薦め。
今週号の日経ビジネスの名言に納得です。以下その名言です。
「人は心で動くということを見失わないようにしていくことが大切」
「日本のホワイトカラーの生産性が低いと言われるが、これは個人でなく体質や仕組みの問題」
「こんな受け身の農家ばかりなら、俺にも十分チャンスがあるはずだ」